【開運】戌年(庚戌)に参拝したい神社・お寺/戌年生まれの人におすすめの神社・お寺/東京・埼玉・静岡・京都・愛知【戌年生まれの芸能人】

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干支の「戌(いぬ)」は、忠誠心や誠実さを象徴し、堅実な努力が実を結ぶ年とされています。特に「庚戌(かのえいぬ)」の年は、新たな始まりと変革の力が強まるとされ、運気を高めるための行動が重要になります。このような年には、開運や厄除け、良縁を願うために、縁の深い神社やお寺を訪れるのがおすすめです。
また、戌年生まれの人にとって、自身と相性の良い神社やお寺に参拝することは、さらなる運気向上につながると言われています。犬は古来より家や人を守る存在とされ、忠誠心や家族愛を象徴する動物でもあります。そうした犬の特性を活かし、自身の開運を願う場所を選ぶことが大切です。
この記事では、戌年や庚戌の年に特に参拝したい神社・お寺を紹介し、それぞれのご利益や由緒について詳しく解説します。開運のご縁を求めて、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
もくじ
戌年(いぬどし)・庚戌(かのえいぬ)ってこんな年
戌年(いぬどし)は、忠誠心や誠実さを象徴する年とされ、堅実な努力が実を結びやすいと言われています。犬は古くから人間の良き伴侶として家を守り、主人に忠実な存在とされてきました。そのため、戌年には「信頼」「誠実」「守るべきものを大切にする」というテーマが強まる傾向があります。
特に庚戌(かのえいぬ)の年は、十干の「庚(かのえ)」が示す強さと革新のエネルギーが加わり、変化や新しい挑戦が求められる年と言われます。庚は金の性質を持ち、鋭さや決断力を表すため、庚戌の年はこれまでの努力が形になり、新たな道を切り開くタイミングと考えられます。一方で、慎重さを忘れず、焦らず着実に歩むことが開運の鍵となります。
誠実な姿勢と確かな行動を心がけることで、大きな成長や飛躍が期待できる年になるでしょう。
戌年(いぬどし)・庚戌(かのえいぬ)にすると良いことって何?
戌年(いぬどし)は、忠誠心や誠実さを象徴し、努力が実を結びやすい年とされています。この年には、家族や仲間との絆を深めることが特に大切です。信頼関係を築くことで、運気が安定し、新たなチャンスを引き寄せやすくなります。
また、庚戌(かのえいぬ)の年は、変化と革新のエネルギーが強まるタイミングです。これまでの努力が実を結びやすく、新しいことに挑戦するのに適しています。転職や独立、スキルアップのための学習を始めるのも良いでしょう。ただし、庚(かのえ)の鋭さが強く出るため、慎重さも忘れず、計画的に進めることが成功の鍵になります。
さらに、犬は家や土地を守る動物ともされるため、住環境を整えるのも開運につながります。掃除や模様替えをして、居心地の良い空間を作ることで、心身ともに安定し、運気が向上するでしょう。
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戌年(いぬどし)生まれの芸能人・著名人
【1946年生まれ】 |
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・藤岡弘 | 1946年2月19日生まれ |
・中尾ミエ | 1946年6月6日生まれ |
・美川憲一 | 1946年5月15日生まれ |
【1958年生まれ】 |
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・玉置浩二 |
1958年9月13日生まれ |
・岩崎宏美 | 1958年11月12日生まれ |
・石川さゆり | 1958年1月30日生まれ |
【1970年生まれ】 |
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・工藤静香 | 1970年4月14日生まれ |
・吉岡秀隆 | 1970年8月12日生まれ |
・水野真紀 | 1970年3月28日生まれ |
【1982年生まれ】 |
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・小栗旬 | 1982年12月26日生まれ |
・深田恭子 | 1982年11月2日生まれ |
・藤原竜也 | 1982年5月15日生まれ |
【1994年生まれ】 |
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・羽生結弦 | 1994年12月7日生まれ |
・二階堂ふみ | 1994年9月21日生まれ |
・大谷翔平 | 1994年7月5日生まれ |
十二支守り本尊 戌年(いぬどし)の守り本尊とは?
戌年(いぬどし)生まれの守り本尊は阿弥陀如来(あみだにょらい)です。
阿弥陀如来は、無限の慈悲を持ち、人々を極楽浄土へと導く仏様です。戌年生まれの人は、阿弥陀如来の慈悲深い心と、全ての人々を救済しようとする広い心を受け継いでいると言われています。
阿弥陀如来は、戌年生まれの人々に対して、以下のようなご利益を与えてくれると信じられています。
心の安らぎ: 日々の不安や悩みを和らげ、穏やかな心をもたらします。
災難からの守護: 様々な災難から身を守り、安全な生活を送れるように助けます。
極楽往生: 亡くなった後、極楽浄土へ導き、安らかな場所へ送り届けてくれます。
戌年生まれの人は、阿弥陀如来を信仰することで、その慈悲深い心に触れ、穏やかで安らかな日々を送ることができるでしょう。
戌の日と安産祈願について
戌の日は、犬が多産であることから、安産を願う日として古くから信仰されています。犬は一度に多くの子を産むため、子宝に恵まれる象徴とされ、戌の日には安産祈願をする習慣が広まりました。この日に妊婦さんが神社やお寺でお祓いや祈願を受けることで、無事に健康な赤ちゃんを産むことができると信じられています。
特に、戌の日の安産祈願で有名な神社には、京都の「八坂神社」や東京の「水天宮」などがあります。多くの神社では、戌の日に特別な祈願を行い、妊婦さんに護符やお守りを授けてくれることが一般的です。
戌の日の安産祈願は、妊婦さんとその家族にとって重要な儀式の一つです。戌の日を選んで祈願を行うことで、安心して出産の日を迎えられるよう、心身の準備が整うとともに、周囲の人々の支えも感じられます。安産を願う気持ちを込めて、大切な日を迎えましょう。
戌年(いぬどし)・庚戌(かのえいぬ)に参拝したい神社・お寺
戌年(いぬどし)生まれの方や、2030年戌年(いぬどし)・庚戌(かのえいぬ)の初詣やお参りは戌(いぬ)にゆかりや関連のある神社やお寺にお参りをしてみてはいかがでしょうか。ここでは、戌(いぬ)にゆかりのある神社・お寺を紹介します。
【武蔵御嶽神社】(東京都青梅市)
出典:公式ホームページ (武蔵御嶽神社 拝殿)
武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)は東京都青梅市の御岳山山頂に位置する関東有数の霊場で、日本三御嶽の一つに数えられています。創建は崇神天皇時代と伝わり、主祭神の櫛真智命(知恵の神)を中心に、大己貴命や少彦名命など複数の神々を祀っています。1511年建立の常磐堅磐社社殿(東京都指定有形文化財)や国宝級の武具を収蔵する宝物殿が境内にあります。
武蔵御嶽山の「おいぬ様」は日本武尊の伝説に登場する白狼(ニホンオオカミ)を神格化した大口真神の通称で、江戸時代から魔除け・盗難除けの神として信仰されてきました。伝承によれば、日本武尊が東征中に道に迷った際、白狼が現れ軍勢を導いたことから「大口真神として御岳山に留まり魔物を退治せよ」と命じられたといいます。近年では愛犬の健康祈願の対象としても人気を集め、神社では専用の祈祷を受け付けています。
住所:〒198-0175 東京都青梅市御岳山176
地図:https://maps.app.goo.gl/Fc4BurgdHH2gmvJw8
【水天宮】(東京都中央区)
出典:公式ホームページ (子宝いぬ)
水天宮(すいてんぐう)は東京都中央区日本橋蛎殻町に鎮座する神社で、安産・子授けの神様として広く信仰されています。1818年、久留米藩9代藩主・有馬頼徳が福岡県久留米市の水天宮から分霊を勧請し、江戸三田の藩邸内に創建したのが起源です。当初は「情け有馬の水天宮」と呼ばれ、月5回の一般開放日には大勢の参拝客で賑わっていました。1872年に現在地へ遷座し、関東大震災や戦災を乗り越えて現在に至っています。
水天宮では毎年戌年の大祭が行われ、安産祈願の「戌の日参り」が特に有名です。これは犬が多産で安産であることに由来し、妊娠5ヶ月目の戌の日に腹帯を奉納する習わしがあります。境内には犬を模した「子宝いぬ」像も設置され、撫でると安産や子宝に恵まれると伝えられています。これらの信仰は、水の神である天之御中主神と安徳天皇伝説に加え、犬の神聖視が結びついた独自の文化として発展したものと言われており、多くの人が参拝に訪れています。
住所:〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1
地図:https://maps.app.goo.gl/wMHtaDnvo2grNFzdA
【三峯神社】(埼玉県秩父市)
出典:フォトAC (埼玉県秩父市 三峰神社)
三峯神社(みつみねじんじゃ)は、埼玉県秩父市にある山岳信仰の中心的な神社で、標高1,102メートルの三峯山の山頂に鎮座しています。創建は古代にさかのぼり、祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)で、商売繁盛や厄除け、交通安全など多くのご利益をもたらすとされています。
三峯神社の境内には「お仮屋(おかりや)」と呼ばれる場所があり、ここには大口真神(おおぐちのまかみ)という神が祀られています。大口真神は「お使い神」や「お犬さま」とも呼ばれていますが、日本古来の神で、ニホンオオカミを神格化した存在とされています。厄除けや害獣除け、火難・盗難除けのご利益があるとされています。
住所:〒369-1902 埼玉県秩父市三峰298-1
地図:https://maps.app.goo.gl/i2Hn5gQ6hrar4AvG9
【見付天神 矢奈比賣神社】(静岡県磐田市)
出典:公式ホームページ (見付天神 矢奈比賣神社 拝殿)
見付天神(みつけてんじん)は静岡県磐田市に鎮座する式内社で、主祭神の矢奈比賣命と菅原道真公を祀っています。学業成就や安産祈願の神として知られ、東日本最古の天神信仰の地としても重要視されています。
また、境内の霊犬神社には「悉平太郎(しっぺいたろう)」という霊犬が祀られています。14世紀初頭、人々を苦しめていた狒々(妖怪)を退治した功績で神格化され、現在は厄除けや勝運、ペットの健康祈願の対象として信仰を集めており、磐田市の公式キャラクター「しっぺい」のモチーフにもなっています。また、犬を神使とする珍しい神社として、犬形のお守りも授与されています。
住所:〒438-0086 静岡県磐田市見付1114-2
地図:https://maps.app.goo.gl/gPeRCAZmS6G21GMF6
【平等院鳳凰堂】(京都府宇治市)
出典:公式ホームページ (平等院鳳凰堂 阿弥陀如来像)
平等院鳳凰堂(びょうどういん ほうおうどう)は、京都府宇治市にある平安時代の仏教寺院で、世界遺産にも登録されています。10世紀の藤原頼通によって建立され、鳳凰堂はその中心的な建物です。鳳凰堂には、極楽浄土の象徴として中央に阿弥陀如来像が安置されています。この像は、浄土宗の教えに基づき、人々を仏の浄土へと導く存在として広く信仰されています。
阿弥陀如来像は、戌年生まれの人々にとって守り本尊としても知られています。
平等院鳳凰堂は、浄土宗の教義に触れながら心の安らぎを得る場所として、また、戌年生まれの人々にとっては守り本尊として特別なご利益を感じることのできる神聖な場所として信仰されています。
住所:〒611-0021 京都府宇治市蓮華117
地図:https://maps.app.goo.gl/7xTCDc1U4J3RqjCYA
【伊奴神社】(愛知県名古屋市)
出典:公式ホームページ (犬の石像)
伊奴神社(いぬじんじゃ)は名古屋市西区稲生町に鎮座する式内社で、673年の天武天皇の時代に創建された尾張地方有数の古社です。主祭神は素盞嗚尊・大年神・伊奴姫神で、特に伊奴姫神は安産・子授けの神として知られています。社名の「伊奴」は「犬」に通じ、創建伝承に深く関わっています。
山伏伊奴神社の創建には犬にまつわる伝説があり、庄内川の洪水に困っていた村人が山伏から授かった犬の絵と「犬の王」と書かれた御幣を埋め、社を建て祀ったところ、以後洪水はなくなり稲がよく穫れるようになりました。
それが伊奴神社の始まりであると伝えられており、以後災難厄除けの神様として崇められてきました。
他にも境内には安産祈願の「犬石像」が設置され、参拝者が像のお腹を撫でて自身の安産を祈る習わしもあります。犬の多産にあやかり、戌の日には特に多くの妊婦が訪れます。
現在も「犬の王」をモチーフにした御守りを授与しており、ペットの健康祈願でも有名です。
住所:〒451-0012 愛知県名古屋市西区稲生町2-12
地図:https://maps.app.goo.gl/htRhX79X21vTazKH7