三越のシンボル〝ライオン像〟はいつからある?|お買い物トリビア(88)
日本で最も歴史あるデパートの一つ、三越。老舗中の老舗として、東京・日本橋に本店を構える三越は、明治時代から現在まで、その品格と伝統を守り続けています。
そんな三越の入り口に鎮座しているのが、あの有名なライオン像です。皆さんも、一度はこのライオン像の前で写真を撮ったことがあるのではないでしょうか。私も子供の頃、家族でお出かけした際には必ずこのライオン像の前で写真を撮っていました。ライオン像は、初めて訪れるお客さんにとっても、三越の象徴とも言える存在です。
ライオン像の前を通り過ぎるときに、自然と立ち止まり、その堂々たる姿を眺めることが多いですね。まるで長い歴史を見守ってきたかのように感じられます。
では、このライオン像はいつから三越のシンボルとして設置されているのでしょうか?その歴史を探ってみましょう。ライオン像の歴史を知ることで、三越というデパートがどれだけ長い歴史とともに歩んできたか、そしてそのシンボルとしての重みが感じられるかもしれません。
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お買い物トリビア「三越のシンボル〝ライオン像〟はいつからある?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(マスクをした三越のシンボル ライオン像)
正解は、「 ライオン像は1914年から三越のシンボル 」でした。
三越のライオン像は、1914年(大正3年)に設置されました。当時、日本のデパートとしては初めての試みで、イギリスのトラファルガー広場にあるライオン像をモデルに制作されました。
三越の創業者である三井高利は、デパートの象徴としてライオン像を設置することで、格式と威厳を持たせたかったと言われています。このライオン像は、当時から現在まで、多くの人々に愛され、三越の象徴として親しまれてきました。
大きなライオン像の前に立つと、まるでその時代の歴史に触れているかのような気持ちになります。日本橋本店の入り口に鎮座する2体のライオン像は、今でも訪れる人々を温かく迎え入れ、その存在感を放っています。ちなみに、このライオン像の足に触れると幸運が訪れると言われ、多くの人が訪れる際には、ライオン像に触れていくのが習慣となっています。
ライオン像の足に触れると幸運が訪れるという話は、私も何度か試してみました。実際に触れた後には、少し特別な気持ちになったものです。三越を訪れる際には、是非このライオン像の歴史にも思いを馳せながら、足に触れてみてはいかがでしょうか。