ロレックスの王冠マークを〝オイスターマーク〟と呼ぶ理由は?|お買い物トリビア(85)
出典:shutterstock(王者にふさわしい王冠マークがなぜ牡蠣?)
時計好きならば一度は憧れるロレックスの腕時計。高級腕時計の代名詞でもあり、数多くの高級ブランドが存在する中においても、その存在感は特別なものとも言われています。
近年では特に新製品にプレミアがつくのは当たり前で、一部では投資の対象にもなっているのだとか。
ロレックスと言えば、文字盤に燦然と輝く王冠マークが特徴の一つですが、この王冠マークは「オイスターマーク」の名称でも知られています。
あれっ?「オイスター」とは「牡蠣」のことですよね? どうして王冠が牡蠣なのでしょうか?その理由をご存じでしょうか?
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お買い物トリビア「ロレックスの王冠マークを〝オイスターマーク〟と呼ぶ理由は?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(長く水中に留まり、真珠を生み出すこともある牡蠣)
正解は、「牡蠣のように、部品に損害を与えることなく、時間の制限なしに水中に留まることができることから名付けられた」でした。
1926年、ロレックスは同社を象徴する時計として世界初の防水性腕時計である「ロレックス・オイスター」を発表します。そして翌1927年、若きスイマーであったメルセデス・グライツが、ロレックス・オイスターを着用しながらイギリス人女性として初めてイギリス海峡を渡り切ります。
ロレックスオイスターは、メルセデス・グライツが10時間以上海の中を泳ぎ切った後も、動き続けていたと言います。その性能の高さを証明することになりました。
このことから「オイスター」はロレックスの性能の高さを象徴するものとなり、ロレックス創業者であるハンス・ウイルスドルフは、「牡蠣のように、部品に損害を与えることなく、時間の制限なしに水中に留まることができる」と述べたと言われています。
こうして、「ロレックス オイスター」の名前にちなんで「オイスターマーク」と名付けられることになったそうです。