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京都の道路で見かける大小さまざまな石とは? |旅する雑学(107)

出典:photoAC(道路の角にある大小さまざまな石は……)


「そうだ、京都へ行こう」。CMやポスターなどに接するたびに、旅情をそそられる京都は、かつては日本の首都でもあったため多くのお寺や伝統的な木造家屋があります。

 

そんな京都の道の角に、無造作に置かれた大小さまざまな石を見かけます。これも立派な京都の1つの文化なのですが、この石は、ある役割を持っているのです。

 

この石の名前、何と言うかご存じですか?

 

 

旅する雑学「京都の道路で見かける大小さまざまな石とは?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(意地悪と言う意味がある「いけず石」でした)

 

正解は、「いけず石」でした。

 

かつて日本の首都でもあった京都の狭い路地や曲がり角に設置されている大小さまざまな漬物石のような石は、「いけず石」と呼ばれています。

 

この石の役割は、平安時代に荷車が道路を往来する際に荷車が町人の私有地に入って来ないように防御用として玄関先や道路の角に設置したと言われています。

 

「いけず石」の「いけず」という言葉の意味は、京言葉で意地悪を意味しています。

 

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