まめ得のタネ

50代。コロナが怖くて外出しない父母が心配で……|悩みを解決!(76)

出典:編集部にて作成


ひとは老若男女を問わず、悩みを抱えて生きているものです。その悩みの中には家族や親しい友人には相談しづらくて、一人で抱え込んでしまう悩みがあります。辛くて押しつぶされそうになることもありますよね。

 

でも、人に話すだけで気持ちが少し軽くなることもあります。カウンセラーは、そんなお悩みに寄り添ってお話を聞きながら、一歩を踏み出すお手伝いをしています。

 

この「悩みを解決!」シリーズでは、カウンセラーが出会ったお悩みをご紹介します。今回は、さこみわ先生に寄せられた相談です。参考になることが一つでもあるとうれしいです。人生は楽しくなきゃネ!

 

【今回のご相談】コロナ感染が怖くて外出しなくなった義父母が心配で、少し無理をしても外出させたほうが良いのか迷っています……

 

■年代:50性別:女性 相談カテゴリ:家族

 

───今回ご紹介するのは、コロナ感染が怖くて外出しなくなってしまった家族のことが心配で、少し無理をしても外出させたほうが良いのか迷っているというご相談です。

 

「コロナ感染者数が発表されなくなって、関心度は下がったように思いますが、まだまだ落ち着いてはいないとの報道もありますね。旅行など人の動きも活発になって、マスクを外す人が増えているように思います。私も、人混みでなければマスクを外すこともありますが、基本的には常にマスク着用です」

 

「何故なら、80代の義父母と一緒に住んでいるからです。芸能人がコロナで亡くなったときは衝撃的でしたよね。その時に『私は、コロナで死んでしまうなんて嫌だ』と、お義母さんが言っていました。ですから、コロナを家に持ち込んでしまうことは極力避けたいと思い、マスクを外さずにいます」

 

「コロナが流行り出してから、お義母さんは外出しなくなりました。よく一緒に散歩をしていたお義父さんも外出しなくなり、唯一外出するのは病院や美容室に行くときだけです。少し無理をしても外出させた方が良いのでしょうか?」

 

「皆で外食でもしませんか?と、たまに誘ってみますが、まだ外出する気にはなれないようです。このままだと外出するタイミングを逸してしまい、外出できなくなってしまうのではと心配になります。迷惑に思われても、外出に誘い続けた方がいいのか?放っておけばいいのか?どうしたら良いのか迷っています」

 

【お答え】外出しないことより楽しく過ごせているかに注目して、神経質になりすぎないようにしましょう

 

 

「最近は、コロナ感染に対しての不安は薄れているように思います。熱が高かったのは2日間くらいで、その後すぐに元気になったと話す人が多くなったように感じます。ワクチン等の効果もあったのかもしれませんね。ですが、後遺症などで苦しんでいる人がいることも事実です。できれば感染したくないですね」

 

「エレベーターのボタンが押せない。電車やエスカレーターの手すりがさわれない。このような接触障害に悩まされている人もいますね。私自身、今でも近くで咳をされると少し離れたくなりますし、自分が咳込んでしまったときは少し周りの目が気になります。気にしすぎでしょうか……」

 

「高齢者や基礎疾患のある人が、重症化しやすいなどのリスクが怖く、外出できずに鬱になってしまうこともあるようです。ですが、お義母様の場合は、そこまで心配されるようなご様子ではないように思います。外出を我慢しているというより、それほど望まれていないように思います」

 

「ご家族と一緒に過ごされて十分満足されているのかもしれませんね。ですが、どうせ断られると思わずに、外出のお誘いは続けた方が家族円満に繋がると思います。外出しないことより、楽しく過ごせているかに注目することが大切ですね。相談者様も神経質になりすぎずに楽しく過ごしてくださいね」

 

 

カウンセラー:さこみわ先生

 

 

桜新町でコミュニティを作り、幸せ人生のサポートをさせて頂いております。

様々な年齢の方からのご相談に、最新の脳科学と心理学を使って、より良くご自身を変えていくことをお伝えしています。

所属:アスクプロ 株式会社

■LINEトークCare 公式カウンセラー

 

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