「六連星」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (117)
出典:筆者作成
冬の夜空に見える「昴(すばる)」は、学術的にはプレアデス星団と呼ばれる星の集団です。昴の年齢は約6千万から1億歳程度と私たちからすればかなりの先輩ですが、星としては比較的若い部類になります。
青白い色は高温であることを示し、肉眼でもよく見えることから神話や聖書などにも多く登場します。清少納言が枕草子の中で詠んだことでも有名ですね。肉眼で6~7個ほどに見えるので、昴は「六連星」とも呼ばれます。何と読むでしょうか。
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難読漢字クイズ「六連星」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、六連星(むつらぼし)でした。
主に東北や関東で呼ばれている「昴」の異称で、肉眼で6つに見えることからそう呼ばれるようになりました。ちなみに「昴」の由来は、6つの星を「統べる」ことから来ているのだそう。
日本にはスバルという自動車メーカーがありますが、この由来も昴からです。元となった中島飛行機が富士重工として再スタートする際に傘下の5社を吸収、つまり合計6社が集まったことから、この名前が付けられたのだそうです。