【寝心地や価格別】おすすめ高反発マットレス23選!
出典:photoAC
高反発マットレスは重力に対して跳ね返す力が高く、身体が沈みすぎることがありません。
そのため寝返りが打ちやすく、理想的な寝姿勢をキープできる点が魅力です。
現在のマットレスが身体に馴染んでおらず、高反発マットレスに買い替えたいと考えている方も多いでしょう。
本記事では、寝心地や価格別におすすめの高反発マットレスを厳選して紹介します。
高反発マットレスの選び方やメリット、デメリットもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
【厚みがある】おすすめ高反発マットレス
出典:photoAC
厚みがあるマットレスは寝心地がよいため、多くの方から人気を集めています。ここではマットレスの厚さが約10cm~20cm以上の高反発マットレスを紹介します。
西川(nishikawa)ハードタイプエアーSI-Hマットレス
西川(nishikawa)ハードタイプエアーSI-Hマットレスは、睡眠時の体幹をサポートするためのマットレスです。
クッション性に優れたウレタン素材を使用しているため、反発性の高さと身体へのフィット感を両立しています。
マットレスの厚さは約9cmで、床に直接敷いたり使用中のマットレスに重ねたりできます。
価格は12万6,500円(税込)~18万1,500円(税込)です。サイズはシングル、セミダブル、ダブルの3種類が用意されています。
ウレタン素材の高反発マットレスが欲しい方におすすめです。
ニトリ Nスリープハード
ニトリ Nスリープハードは、大手家具メーカーのニトリが独自に開発したマットレスです。
Nスリープハードは二層のポケットコイルによって背骨のSラインをキープしつつ、自然な寝心地をキープできる仕様です。
通常よりも硬めの寝心地であるため寝返りがしやすく、腰痛や肩こりの改善も期待できます。
マットレスの厚さは約27cmで、30年の保証期間付きです。価格は5万9,900円(税込)~10万9,900円(税込)とサイズによって異なります。
ニトリの店舗によっては現物が展示されているため、気になる方はチェックしてみてください。
エマ・スリープ(EmmaSleep)エマ・マットレス
エマ・スリープは、世界中で30以上の賞を受賞している寝具メーカーです。
通常のエマ・マットレスのほか、ハイグレードモデルとしてプレミアムとハイブリッドを展開しています。
なかでも、高反発なのはハイブリッドのモデルです。ポケットコイルを含む4つの異なるフォーム層で構成されており、高い弾力性を実現しています。
ハイブリッドの厚さは約24cmで、価格は13万3,000円(税込)~19万2,000円(税込)です。
寝具に10万円以上の予算をかけられる方は、エマ・マットレスを検討してみてください。
参考記事:エマ・マットレスの口コミや評判は?お得な購入方法も解説
ネル(NELL)マットレス
NELLは2020年に新しく誕生したマットレスのブランドです。
寝返りのサポートに特化したNELLマットレスは、身体の曲線に合わせて細かく反発、サポートします。
体圧分散性にも優れているため、起きたときの身体の違和感を最小限に抑えられます。
マットレスの厚さは約21cmで、価格は7万5,000円(税込)~15万円(税込)です。
寝返りのしやすさを重視する場合は、NELLマットレスを候補に入れてみてください。
NELPANDAクラウド・マットレス
NELPANDAは寝心地とサポート機能に特化したマットレスを開発しています。
クラウド・マットレスは独自の3層構造になっており、高反発と低反発のよいところを上手く融合させています。
どのような方でもフィットしやすく、質のよい眠りにつける点が魅力です。
クラウド・マットレスの厚さは約23cmで、価格は7万3,800円(税込)~10万3,800円(税込)です。
120日間のフリートライアルが用意されているため、興味がある方はぜひ試してみてください。
参照元:NELPANDA
GOKUMINプレミアムスプリングマットレス
GOKUMINは手頃な価格でクオリティの高い寝具を提供しているブランドです。
プレミアムスプリングマットレスには高強度のポケットコイルが配置されており、重さに応じて個々に沈み込みます。
また高品質なウレタンを贅沢に使用し、スプリングタイプの高反発マットレスを実現しています。
マットレスの厚さは約20cmで、価格は1万7,998円(税込)~3万9,998円(税込)です。
手頃な価格で厚みのあるマットレスが欲しい方は、GOKUMINを検討してみてください。
モットン高反発マットレス
モットンは高反発マットレスの開発に特化した寝具メーカーです。
反発力や体圧分散性が高いため、腰痛対策につながります。
マットレスの硬さはソフト、レギュラー、ハードの3種類から選択できます。体型や体重によって最適な硬さが異なるため、自身に合う種類を選びましょう。
マットレスの厚さは約10cmで、価格は3万9,800円(税込)~5万9,800円(税込)です。
体型に合わせてマットレスの硬さを選びたい方には、モットンがおすすめです。
エムリリー優反発マットレス
エムリリー優反発マットレスは、世界中のトップアスリートに選ばれているマットレストッパーです。
独自の二層構造により、優れたサポート力と通気性の両方を実現しています。
適度な反発力があるため、身体が沈みすぎることはありません。また新素材の「優反発」によって身体にフィットする仕様です。
マットレスの厚さは約11cmで、価格は3万5,980円(税込)~5万6,980円(税込)です。
使用中のマットレスに重ねるトッパーを探している方は、エムリリーを検討してみましょう。
参照元:マットレス【MLILY(エムリリー) 優反発シリーズ】公式通販サイト
マニフレックス(Magniflex)モデル246
マニフレックスは高反発マットレスを中心に開発している、イタリアの寝具メーカーです。
モデル246は、マニフレックスのメーカーの中でもベーシックなモデルで、世界中に多くのリピーターがいます。
芯材に高反発フォームのエリオセルを100%採用しているため、寝返りが打ちやすい硬めの寝心地です。
モデル246の厚さは約16cmで、価格は4万480円(税込)~8万7,780円(税込)です。
大手メーカーのマットレスを試してみたい方は、モデル246を検討しましょう。
ぼん家具 折りたたみソファベッド
ぼん家具の折りたたみソファベッドは、ソファとしても使用できる4WAYマットレスです。
昼はソファ、夜はベッドとして使い分ければ、限られた部屋のスペースの有効活用が可能です。
高反発のウレタンマットレスであるため、腰かけても沈みすぎず、快適な姿勢でリラックスできます。
マットレスの厚さは約10cmで、価格は8,480円(税込)です。
気軽に購入できるソファベッドを探している方は、ぼん家具 折りたたみソファベッドを検討してみてください。
参照元:Amazon
ソムレスタ(SOMRESTA)マットレスEvo
ソムレスタでは、独自の高反発ウレタンフォームを採用したマットレスを提供しています。
マットレスEvoは高密度のウレタンであるSOMRESTAフォームを使用しており、体圧分散性、反発性、耐久性のすべてが揃っていることが特徴です。
身体をしっかりと支える構造のため、肩こりや腰痛などの改善効果が期待できます。
厚さは約22cmで、価格は9万8,000円(税込)~15万8,000円(税込)です。
高品質のウレタンマットレスが欲しい方は、ソムレスタのマットレスEvoを検討しましょう。
【リーズナブル】おすすめ高反発マットレス
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高反発マットレスの価格はピンキリですが、中には1万円前後から購入できるリーズナブルなマットレスもあります。ここでは1万円~3万円程度のマットレスを中心に紹介します。
アイリスオーヤマ(IRISOHYAMA)エアリーマットレス
アイリスオーヤマのエアリーマットレスは、新素材「エアロキューブ(R)」を採用しています。
従来のマットレスよりもクッション性や体圧分散性、通気性、耐久性が向上している点に加え、丸洗いが可能な点が特徴です。
通常タイプの厚さは約5cmですが、ボリュームタイプなら約9cmの厚みがあります。
価格は通常タイプが1万7,800円(税込)~3万3,880円(税込)、ボリュームタイプが3万1,290円(税込)~5万800円(税込)です。
丸洗いできるマットレスが欲しい方は、エアリーマットレスを検討してみてください。
参照元:アイリスオーヤマ株式会社
ニトリ 高反発3つ折りマットレス
ニトリの高反発3つ折りマットレスは、高反発ウレタンが身体全体をバランスよく支えます。
寝返りが打ちやすいだけでなく、仰向けや横向きなど、どのような姿勢でも快適に眠れます。
またメッシュ生地が採用されているため、夏場でも蒸れることがありません。
マットレスの厚さは約7cmで、価格は8,990円(税込)~13,900円(税込)です。
コストパフォーマンスに優れた高反発マットレスを求めている方には、ニトリの高反発3つ折りマットレスが向いています。
GOKUMIN(ゴクミン)高反発マットレス
GOKUMINの高反発マットレスは、硬めの寝心地で下から持ち上げるように身体を支えるマットレスです。
負担が大きい腰回りもしっかりとサポートするため、腰痛対策にもつながります。
竹炭による抗菌や消臭が施されており、蒸れることなく快適に眠れる点もポイントです。
マットレスの厚さは約4cmで、価格は8,998円(税込)~12,998円(税込)です。
腰痛対策用のリーズナブルなマットレスが欲しい方は、GOKUMINの高反発マットレスを検討しましょう。
参照元:GOKUMIN
TOBEST(トゥーベスト)ZEROCUBEトッパーモデル
TOBESTのZEROCUBEトッパーモデルは、マットレスの上に重ねて使用するタイプのトッパーです。
マットレスの表面は、キューブカッティングによって特殊なキューブ状にカットされています。
キューブが「点」で身体を支えるため、血行を促進して自然な寝姿勢をキープします。
マットレスの厚さは約5cmで、価格は19,980円(税込)~34,980円(税込)です。
お手頃な価格のマットレストッパーを探している方は、ZEROCUBEを検討してみてください。
参照元:ZEROCUBE(ゼロキューブ)|腰痛・肩こり対策の高反発マットレス
MyeFoam新世代健康マットレス
MyeFoam新世代健康マットレスは、高密度のウレタン素材を使用しているマットレスです。
単純に反発性が高いだけでなく、クッション性も兼ね備えているため、寝心地のよさを感じられます。
使用しないときは丸めて付属の収納袋に入れられるため、場所をとらずに収納できます。
マットレスの厚さは約5cmで、価格は7,580円(税込)です。
収納が簡単な高反発マットレスが欲しい方には、MyeFoam新世代健康マットレスが向いています。
参照元:楽天市場
airweave(エアウィーヴ)エアウィーヴ スマート01
エアウィーヴは日本の総合寝具メーカーで、ハイクオリティなマットレスを販売しています。
スマート01は、使用中の寝具の上に重ねるタイプのマットレストッパーです。
厚さ約4cmの軽量モデルでありながら、重ねるだけでワンランク上の寝心地を体感できます。
スマート01はエアウィーヴの中でもリーズナブルなモデルで、価格は38,500円(税込)~58,300円(税込)です。
寝心地のよさを追求したい方は、エアウィーヴのスマート01を検討してみてください。
参照元:エアウィーヴ公式オンラインストア
エムール天然ラテックスマットレス
エムールは人間工学に基づいて寝具を開発しているメーカーです。
天然ラテックスマットレスは高反発の弾力性を持ちながら、マシュマロのような柔らかさがあります。
高反発マットレスなので身体が沈みすぎることはありませんが、適度なフィット感も得られます。
天然ラテックスマットレスの厚さは約5cmで、価格は2万5,000円(税込)です。
高反発で柔らかい寝心地のマットレスが欲しい方は、エムールの天然ラテックスマットレスを検討しましょう。
参照元:寝具・家具の専門店 エムール
【高級】おすすめ高反発マットレス
出典:photoAC
高級な高反発マットレスは、寝心地が格段によくなり睡眠の質も上がります。ここでは10万円以上の高反発マットレスを紹介します。
シモンズ(Simmons)ビューティーレストプレミアム エクストラハード
シモンズはアメリカで設立された老舗の高級寝具メーカーです。
ビューティーレストプレミアム エクストラハードは、シモンズが販売するマットレスの中でも硬めの寝心地で、大柄の方でも身体が沈み込みません。
ポケットコイルマットレスなので、身体を「点」で支えて負担を軽減できるところも魅力です。
マットレスの厚さは24.5cmで、価格は20万3,500円(税込)です。
マットレスのブランド力を重視する方、寝具に20万円以上のお金をかけられる方は、ビューティーレストプレミアム エクストラハードを検討しましょう。
参照元:Amazon
シーリー(Sealy)シーリーレスポンス エッセンシャルズ™ PT
シーリーは世界60か国以上で愛用されているアメリカの寝具メーカーです。
エッセンシャルズ™ PTには、独自のポスチャーテックコイルが使用されており、しっかりとした硬さを感じられます。
またマットレスの表面にはプロ―トップが施されているため、身体を包み込むような寝心地を体感できます。
マットレスの厚さは約28cmで、価格は12万1,000円(税込)~18万1,500円(税込)です。
硬めの寝心地と包み込まれるようなソフトな感覚を両立したい方は、エッセンシャルズ™ PTを検討してみてください。
参照元:【公式】シーリー(sealy)
コアラマットレス(KoalaMattress)NewコアラマットレスBAMBOO
コアラマットレスはオーストラリアで多数の賞を受賞している寝具メーカーです。
最上位モデルのNewコアラマットレスBAMBOOは、5つのゾーン設計によって圧力を細かく分散し、身体にかかる負担を最小限に抑えています。
またマットレスはリバーシブルになっており、好みに合わせて硬さを選べる仕様です。
マットレスの厚さは約31cmで、価格は16万9,900円(税込)~24万9,900円(税込)です。
コアラマットレスの公式サイトでは120日間の無料トライアルを用意しているため、ぜひ利用してみてください。
参照元:コアラマットレス公式
エアウィーヴ(airweave)ベッドマットレスS03
エアウィーヴのベッドマットレスS03は、3つのパーツからなる高反発マットレスです。
マットレスの中材であるエアファイバーは3分割されており、表裏で硬さが異なります。
そのため、腰だけを硬めの面にして肩と足の部分は柔らかめの面にするというように、部位に合わせて調整が可能です。
マットレスの厚さは約23cmで、価格は19万8,000円(税込)~24万2,000円(税込)です。
身体の部位に合わせて柔軟に寝心地を変えたい方は、ベッドマットレスS03を検討しましょう。
参照元:エアウィーヴ公式オンラインストア
サータ(serta)ライトブリーズ 5.8ボックストップ
サータはアメリカの寝具メーカーで、日本ではドリームベッド株式会社がライセンス契約を結んでマットレスを生産しています。
ライトブリーズ 5.8ボックストップは、5.8インチのポケットコイルを交互に配置し、しっかりとした寝心地になっている点が特徴です。
また通気性の高いブレスフォートと呼ばれる素材を使用しているため、蒸れることなく快適に眠れます。
マットレスの厚さは約31.5cmで、価格は20万3,500円(税込)~41万8,000円(税込)です。
高反発と通気性のよさを両立したい方は、サータのライトブリーズ 5.8ボックストップを検討してみてください。
参照元:Serta
高反発マットレスの選び方
出典:photoAC
高反発マットレスにはさまざまな種類があります。どのマットレスを選ぶか迷ったときは、次のポイントをチェックしてみてください。
- 体格にあう硬さ
- 仰向けで寝る方は3層以上
- 暑がりな方は凹凸タイプ
- メインベッドがある方は折りたたみタイプ
- 返品保証の有無
- 好みの寝心地の素材
- マットレスのサイズ
それぞれ詳しく解説します。
体格にあう硬さ
マットレスを選ぶうえで、体格にあう硬さなのかどうかは非常に重要です。
高反発マットレスは基本的に硬めの寝心地ですが、硬さはメーカーによって異なります。
大柄の方は身体が沈みやすい傾向にあるため、硬めのマットレスを選んだ方がよいでしょう。
反対に小柄の方の場合は、硬すぎるマットレスを選ぶと寝心地に違和感を覚える可能性があります。
自身に体格に合わせてマットレスの硬さを選びましょう。
仰向けで寝る方は3層以上
仰向けで寝ることが多い方は、3層以上のマットレスを選びましょう。
1層の高反発マットレスは、高反発素材のみで製造されているため、仰向けになったときに腰に負担がかかりやすくなります。
3層以上のマットレスであれば、表面は低反発、下2層は高反発素材が使用されていることが大半です。
寝心地は硬めでありながらソフトなフィット感が得られるため、腰への負担を軽減できます。
仰向けになったときの腰への負担を抑えたい場合は、3層以上の高反発マットレスを選んでみてください。
暑がりな方は凹凸タイプ
寝ているときに暑いと感じることが多かったり、寝汗をよくかいたりする方には、凹凸タイプのマットレスがおすすめです。
マットレスの凹凸部分に空気の通り道ができるため、他のマットレスと比べて通気性がよくなります。
また通気性のよいマットレスは、ダニやカビの防止にもつながります。
現在使用中のマットレスが蒸れて寝苦しいと感じる方は、凹凸タイプのマットレスを選びましょう。
メインベッドがある方は折りたたみタイプ
メインで使用しているベッドがある場合、収納が可能な折りたたみタイプがおすすめです。
折りたたみタイプには、3つ折りにするタイプと丸めて収納するタイプの2つがあります。
3つ折りタイプのメリットは、簡単にコンパクトにたためる点です。
一方の丸めて収納するタイプは小さくまとめられるため、収納スペースが狭い場合でも問題なく収納できます。
好みに合わせてマットレスを選んでみてください。
返品保証の有無
高級マットレスを購入する場合、返品保証の有無をチェックしておきましょう。
品質の高さが自慢の高級マットレスですが、人によっては身体に合わないケースもあります。
返品保証がなければそのまま使用を続けるか、処分するしか選択肢がなくなります。高級マットレスを処分するとなると、お金を無駄にしたと感じるでしょう。
おすすめなのは、フリートライアルが付属している高級マットレスです。フリートライアル期間中にマットレスを返品すれば、全額返金してもらえます。
寝心地に不安がある場合は、返品保証付きのマットレスを選びましょう。
好みの寝心地の素材
高反発マットレスには主に次の素材が使用されており、それぞれで寝心地が異なります。
- ウレタン
- コイル
- ファイバー
快適な眠りにつくためには、好みの寝心地の素材を選ぶ必要があります。それぞれの寝心地や特徴などを紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
ウレタン
ウレタンマットレスは、ウレタンフォームと呼ばれるスポンジと同じ素材を中材としているマットレスです。
ウレタンの高反発マットレスは耐久性が高く、体圧分散性に優れていることが特徴です。腰痛に悩んでいる方にも推奨されています。
またコストパフォーマンスにも優れており、良心的な価格設定のマットレスが多くみられます。
一方のデメリットは、他の素材と比べて通気性が悪く、定期的なお手入れが必要になる点です。
腰痛対策がしたい方、マットレスのお手入れがこまめにできる方に向いています。
コイル
コイルマットレスは、ボンネルコイルやポケットコイルなどのスプリングが入っているマットレスです。
ボンネルコイルは寝心地が硬めで、身体を「面」でしっかりと支えます。コストパフォーマンスに優れており、手頃な価格で購入できます。
ポケットコイルは身体を「点」で支えるタイプで、体圧分散性や通気性、耐久性などすべてにおいて優れている点が特徴です。
高級マットレスにも使用されることの多い素材なので、本格的なマットレスが欲しい方に向いています。
ファイバー
ファイバーマットレスは、ポリエステルやポリエチレンなどの素材で製造されているマットレスです。
通気性がよく水洗いができる点から、衛生的なマットレスが欲しい方に向いています。
一方のデメリットは、基本的に薄めのマットレスが多く、1枚のみでは使用できないことがあります。
そのため、現在使用中のマットレスの寝心地を改善したいと考えており、トッパーを探している方におすすめの素材です。
マットレスのサイズ
マットレスには一人用から二人用まで、さまざまなサイズが用意されています。基本的にはサイズが大きくなるほどマットレスの価格も上がります。
使用する人数や部屋のスペースに合わせてマットレスのサイズを選びましょう。
ここではシングル、セミダブル、ダブルのサイズや、おすすめの使用人数などを解説します。
シングル
シングルは一人用のサイズで、寸法は幅97cm×長さ195cmです。
マットレスの中でも小さいサイズなので、3畳ほどの広さがあれば十分に設置できるでしょう。
賃貸で狭い部屋にお住まいの方や、これから一人暮らしをはじめる方におすすめです。
セミダブル
セミダブルは一人~二人用のサイズで、寸法は幅122cm×長さ195cmです。
二人で使用しても問題はありませんが、大柄の方や寝返りが多い方の場合は窮屈に感じられる可能性があるため、注意が必要です。
セミダブルは、4畳以上の広さがあれば設置可能です。他の家具を置きたい場合は、6畳以上の部屋に設置しましょう。
一人でゆったりとマットレスを使用したい方や、二人で使用しても問題なさそうな方におすすめです。
ダブル
ダブルは二人用のサイズで、寸法は幅140cm×長さ195cmです。
横幅が広いため、二人で使用しても基本的に窮屈さを感じることはありません。しかし、お互いの距離が近いため、寝返りや動きが気になる可能性はあります。
ダブルを設置するのなら6畳以上、家具も設置する場合は7畳以上の広さが欲しいところです。
二人でマットレスを使用する方や、設置スペースを確保できる方に向いています。
高反発マットレスのメリット
出典:photoAC
高反発マットレスの主なメリットは、次の4つです。
- 寝姿勢を維持できる
- 寝返りをうちやすい
- 耐久性がある
- 通気性がよい
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
寝姿勢を維持できる
高反発マットレスは身体が沈みすぎることがないため、理想的な寝姿勢をキープしながら眠りにつけます。
とくに仰向けで寝る場合、高反発マットレスは寝やすいと感じられるでしょう。
また高反発マットレスは体圧分散性にも優れているため、腰痛や肩こりの予防につながります。
腰痛や肩こりに悩んでいる方は、高反発マットレスを使用しましょう。
寝返りを打ちやすい
高反発マットレスは、低反発と比べて寝返りが打ちやすいメリットがあります。
沈み込みが大きいマットレスは寝返りが打ちにくく、寝苦しさを感じることが多いものです。
寝返りが打ちにくいと血流の巡りが悪くなり、睡眠の質が下がります。
寝返りの打ちやすさを重視する場合は、高反発マットレスがおすすめです。
耐久性がある
高反発マットレスは密度が高いため、低反発と比べて耐久性があります。
価格やマットレスの種類にもよりますが、高反発マットレスの多くは5年~8年以上の使用が可能です。
反対に密度の低い低反発マットレスは、へたりや凹みが生じやすく、3年~5年で劣化するケースもあります。
マットレスを長く使用したい方にも、耐久性のある高反発マットレスがおすすめです。
通気性がよい
高反発マットレスの中でも、コイルやファイバー素材のものは通気性に優れています。
通気性のよいマットレスは、夏場でも湿気や熱などを放出するため、蒸れて寝苦しいと感じることがありません。
また寝汗もかきにくくなるので、カビやダニの防止にもつながります。
通気性に優れたマットレスを使用したい方は、コイルやファイバー素材の高反発マットレスがおすすめです。
高反発マットレスのデメリット
出典:photoAC
高反発マットレスにはメリットがある一方、次のようなデメリットもあります。
- ウレタン素材は蒸れやすい
- 保温性が低い
- 低反発マットレスより価格が高い
- 横向きでは寝にくい
それぞれのデメリットについて解説します。
ウレタン素材は蒸れやすい
ウレタン素材の高反発マットレスは耐久性が高いメリットがある一方、蒸れやすいと感じることが多いようです。
ウレタンのマットレスは密度によって弾力性に差を出しています。高反発マットレスは密度が高くなるため、低反発よりも通気性が悪い傾向にあります。
そのため通気性が気になる場合、高反発のウレタンマットレスはおすすめできません。
コイルやファイバーなど、通気性のよい素材の高反発マットレスを検討しましょう。
保温性が低い
高反発マットレスの種類によっては、保温性が低いと感じるケースがあります。
低反発マットレスは身体にフィットして包み込まれるような寝心地であるため、冬場でも温かさを感じられることが多いものです。
一方の高反発マットレスは身体が包み込まれるような形ではないので、熱が逃げる可能性があります。
冷え性の方で高反発マットレスを使用したい場合は、3層タイプを選びましょう。
3層タイプは下2層が高反発、上1層が低反発で作られているため、硬い寝心地と温かさを両立できます。
低反発マットレスより価格が高い
高反発マットレスは、低反発マットレスと比べて価格が高い傾向にあります。
低反発マットレスよりも、高反発マットレスの方が中材の使用量が多くなるためです。
ただしメーカーによっては、高反発と低反発のマットレスを同程度の価格で販売しているケースもあります。
横向きでは寝にくい
高反発マットレスは仰向けで寝る際には適しているものの、横向きでは寝にくさを感じることが多いようです。
硬めの寝心地である高反発マットレスで横向き寝をすると、肩や腰など出っ張った部分に大きな圧力がかかります。
そのため、横向きで寝る場合は、肩や腰などが適切に沈み込む低反発マットレスの方が向いています。
横向きで寝ることが多い方は、柔らかめのマットレスを検討してみてください。
高反発マットレスとあわせて使用したいアイテム
出典:photoAC
高反発マットレスとあわせて使用すると便利なアイテムは、次のとおりです。
- 除湿シート
- 敷きパッド
- ベッドパッド
- ボックスシーツ
それぞれの使い方や特徴を紹介します。
除湿シート
高反発のウレタンマットレスは蒸れやすいため、除湿シートを併用してみましょう。
除湿シートをマットレスの下に敷いておけば、溜まった湿気を吸収するため、夏場でも蒸し暑さを感じにくくなります。
カビやダニを予防したい場合にもおすすめです。
また干すだけで繰り返し使用できるので、コストパフォーマンスにも優れています。
敷きパッド
敷きパッドは、ベッドシーツの上に取り付けるタイプのアイテムです。
季節に合わせて適切な温度調節ができる素材で作られているため、マットレスの通気性や保温性をカバーできます。
簡単に取り外しができるので、お手入れの手間もかかりません。
睡眠の質を上げたい場合には、敷きパッドを併用してみてください。
ベッドパッド
ベッドパッドは、ベッドシーツの下に取り付けるタイプのアイテムです。
ベッドパッドを敷いておけば寝汗を吸収できるため、マットレスが汚れるのを防げます。
丸洗いが可能なマットレスであればベッドパッドは必要ありませんが、高級マットレスやコイルマットレスを使用する場合、ベッドパッドは必須です。
また、ベッドパッドの中にはクッション性があり、寝心地をカバーできるタイプもあります。
ボックスシーツ
ボックスシーツはマットレス用のシーツです。
肌に直接触れるものであるため、肌触りがよいものが多い傾向にあります。
ボックスシーツなしでマットレスを使用すると、寝汗で汚れやすくなり、寿命も短くなる可能性があります。
多くの寝具メーカーではマットレスのサイズに合わせたボックスシーツが販売されているため、チェックしてみてください。
おすすめ高反発マットレスについてよくある質問
出典:photoAC
おすすめ高反発マットレスに関して、よくある質問は次のとおりです。
- 敷布団を敷いた方がよい?
- 高反発マットレスのメンテナンス方法は?
- 畳の上で使用してもよい?
- 三つ折りの高反発マットレスは寝心地が悪い?
- 高反発マットレスを買い替える時期は?
それぞれの質問に回答します。
敷布団を敷いた方がよい?
約3~5cmのマットレスを使用する場合、敷布団を下に敷くと寝心地がよくなる可能性があります。
なお、10cm以上の厚さがあるマットレスは単体での使用を想定しているため、敷布団を敷く意味はありません。
高さが足りないと感じる場合は、ベッドフレームを用意しましょう。
高反発マットレスのメンテナンス方法は?
高反発マットレスのメンテナンス方法は、種類によって異なります。
ウレタンやコイルなどの場合は水洗いができないため、汚れは濡らしたタオルで吸い取りましょう。
ファイバーのように水洗いができる場合は、メーカーの説明書通りに洗ってみてください。
日常的なお手入れとして、使用中以外はマットレスを立てかけておくと湿気が溜まるのを防止できます。
畳の上で使用してもよい?
高反発マットレスを畳の上で使用しても問題はありません。
ただし畳はカビが発生しやすいため、除湿シートを敷いたり定期的にマットレスを立てかけたり、湿気対策を必ずおこないましょう。
また、すのこやベッドフレームは畳を傷つける恐れがあるので、使用しないように注意が必要です。
三つ折りの高反発マットレスは寝心地が悪い?
三つ折りの高反発マットレスにはつなぎ目の部分があるため、寝ているときに違和感を覚える可能性はあります。
寝心地が悪いと感じる場合は、敷きパッドやベッドパッドなどを併用してみましょう。
高反発マットレスを買い替える時期は?
一般的に、高反発マットレスの寿命は5年~8年程度といわれています。5年以上使用しており劣化を感じる場合は、買い替えが必要です。
なお、マットレスの品質によっては5年以内で劣化する可能性もあります。
マットレスにへたりが生じたり、寝心地が悪くなったと感じたりした場合は、買い替えを検討してみてください。
まとめ
出典:photoAC
寝心地や価格別に、おすすめ高反発マットレス23選を紹介しました。
高反発マットレスは硬めの寝心地が特徴で、寝返りが打ちやすく腰痛対策になるメリットがあります。
一方、低反発よりも価格が高い点や、通気性が悪い点には注意が必要です。
本記事で紹介した高反発マットレスは、いずれも高評価を集めており、品質のよいものばかりです。
ぜひ本記事の内容を参考に、高反発マットレスの購入を検討してみてください。
※本記事の情報は2023年9月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
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