常温水が飲めるウォーターサーバー5選!衛生面は大丈夫?
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ウォーターサーバーの利用を検討している方の中には「常温水を飲みたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
ウォーターサーバーで給水できるのは基本的に冷水と温水の2種類なので、常温水を飲むためには常温水機能のあるウォーターサーバーを選ぶ必要があります。
本記事では、常温水が飲めるおすすめのウォーターサーバーを厳選して紹介します。
また、ウォーターサーバーの選び方や注意点もあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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もくじ
常温水が飲めるウォーターサーバーの種類
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常温水が飲めるウォーターサーバーの種類は、次のとおりです。
- 常温水機能があるウォーターサーバー
- 弱冷水機能があるウォーターサーバー
- 水道直結型のウォーターサーバー
それぞれ詳しく解説するので、ぜひ最初にチェックしてみてください。
常温水機能があるウォーターサーバー
常温水機能を搭載しているウォーターサーバーなら、ボタン一つで常温水を給水できます。
冷水の温度が約5℃~10℃であるのに対し、常温水の目安は約15℃~20℃です。冷水だと温度が冷たいと感じる場合は、常温水が役立つでしょう。
なお、常温水機能を搭載しているウォーターサーバーは数が少なめです。
常温水機能に絞ってウォーターサーバーを探すと、数が限られる点には注意しておきましょう。
弱冷水機能があるウォーターサーバー
弱冷水機能があるウォーターサーバーであれば、約15℃の水を給水できます。常温水よりはやや低めの温度設定ですが、ほぼ常温に近い温度です。
お風呂上がりや夏場は冷たい水が飲みたくなりますが、冷水を飲んでお腹を壊さないか心配な方は多いようです。
ウォーターサーバーに弱冷水機能がついていれば、ちょうどよい温度の水をいつでも手軽に味わえます。
常温水よりもやや低めの温度で問題なければ、弱冷水機能を搭載しているウォーターサーバーを検討してみましょう。
水道直結型のウォーターサーバー
一部の水道直結型ウォーターサーバーは、常温水に対応しています。
水道直結型ウォーターサーバーとは、水道栓につなげて使用するタイプのウォーターサーバーです。
水道水を浄化して給水するため、ボトル交換の作業が必要ありません。また、毎月定額で利用できることから、ボトル型よりもコストを抑えられる傾向にあります。
ウォーターサーバーのランニングコストを抑えつつ常温水を使用したい方には、水道直結型がおすすめです。
常温水が飲めるウォーターサーバーの選び方
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常温水が飲めるウォーターサーバーを選ぶときは、使いやすさや費用、水の消費量などを重視しましょう。
ウォーターサーバーの選び方を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
ボトル交換のしやすさで選ぶ
ウォーターサーバーを利用するにあたり、ボトル交換のしやすさは重要なポイントです。
一般的にボトルのサイズは12Lであるため、上置きタイプのウォーターサーバーの場合、重たいボトルを持ち上げなくてはなりません。
女性やお年寄りにとっては、ボトル交換が負担に感じられるでしょう。
下置きウォーターサーバーであれば、ボトルをトレイに差し込んで収納するだけなので、ボトル交換が簡単に済みます。
交換の際に腰や膝への負担はあるものの、ボトルを持ち上げる必要はありません。
力に自信のない方は、下置きタイプのウォーターサーバーを選びましょう。
月額費用で選ぶ
ウォーターサーバーを利用するためには、月額費用が発生します。主な費用は次のとおりです。
- 水代
- サーバーレンタル代
- 電気代
- メンテナンス代
ウォーターサーバーを利用するうえで、水代や電気代は必ず発生する費用です。ランニングコストを抑えたい場合は、水代や電気代を重視しましょう。
サーバーレンタル代やメンテナンス代は、無料のメーカーも一定数存在します。
なお、水道直結型のウォーターサーバーを利用する場合、毎月定額の費用を支払うのみで済みます。
ボトル型のウォーターサーバーにこだわりがなければ、水道直結型のウォーターサーバーも候補に入れてみてください。
注文ノルマの有無で選ぶ
ウォーターサーバーには注文ノルマが設けられているケースがあります。
多くの場合、注文ノルマでは1か月の最低注文本数が定められており、ノルマを達成できなければ事務手数料が発生します。
水の消費量が多い家庭であれば問題なく注文ノルマをクリアできますが、少人数世帯や一人暮らしの方には厳しいかもしれません。
そのため、ウォーターサーバーを選ぶ際には、注文ノルマの有無をチェックしてみましょう。
水の消費量を計算してノルマのクリアが難しそうなら、注文ノルマなしのウォーターサーバーを選んでみてください。
常温水が飲めるウォーターサーバーのおすすめ5選
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ウォーターサーバーで常温水が飲みたい方に向け、おすすめのウォーターサーバー5選をピックアップしました。
それぞれの特徴や機能について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
フレシャス Slat
フレシャスでは、さまざまな種類のウォーターサーバーを提供しています。
なかでも、常温水機能を搭載しているのは「Slat」と「Slat+cafe」の2種類です。ボタン一つで簡単に常温水を給水できます。
Slat+cafeにはコーヒーメーカーの機能が付いているため、コーヒーをよく飲む方にもおすすめです。
また、どちらのサーバーもボトルを下置きにするタイプなので、ボトル交換が簡単に済むメリットもあります。
水代は9.3L×1本が1,627円(税込)で、その他の費用は基本的に掛かりません。ただし、1か月の注文本数が2箱(4本)未満の場合は、サーバーレンタル代が発生します。
常温水を手軽に利用したい方、水の消費量が多い家庭は、フレシャス Slatを検討してみてください。
comam water
comam waterは、ボトル交換が不要の浄水型ウォーターサーバーです。
ウォーターサーバーには4段階の温度設定機能が付いていることが特徴です。使用可能な温度は次のとおりです。
- 冷水モード:5℃±3℃
- 温水(エコモード):62℃~68℃
- 温水:84℃~92℃±2℃
料金は月額2,980円(税込)で、本体・フィルター配送代、フィルター交換代、あんしん保証代が含まれています。
公式サイトによると日本と韓国でグッドデザイン賞を獲得しており、スタイリッシュなデザインも人気の理由の一つです。
浄水型ウォーターサーバーで常温水を活用したい方は、coman waterを利用しましょう。
プレミアムウォーターの「cado×PREMIUM WATER」は、弱冷水機能を搭載しています。弱冷水は約15℃であるため、常温に近い水をいつでも味わえます。
cado×PREMIUM WATERには再加熱機能やエコモード、チャイルドロックなどのさまざまな機能が付いており、便利に利用できる点がメリットです。
カラーはホワイトとブラック、ボルドーの3色が用意されているため、インテリアに合わせて選択できます。
プレミアムウォーターはプラン内容によって水代が異なります。プラン別の水代は次のとおりです。
- 基本プラン:12L×2本で4,233円(税込)
- ずっとPREMIUMプラン:12L×2本で3,974円(税込)
- PREMIUM WATER MOM CLUB:12L×2本で3,283円(税込)
cado×PREMIUM WATERのレンタル料金は月額1,100円(税込)ですが、PREMIUM WATER MOM CLUBなら月額550円(税込)で利用できます。
弱冷水機能のほか、便利な機能付きのウォーターサーバーを利用したい方は、cado×PREMIUM WATERを検討してみてください。
ウォータースタンド アイコン
ウォータースタンドは水道直結型のウォーターサーバーを提供しています。
提供しているウォーターサーバーは全12種類で、すべてが常温水機能を搭載しています。なかでも、おすすめなのは定番モデルの「アイコン」です。
アイコンは幅18cmのコンパクトサイズであるため、水道栓の近くにも設置しやすいでしょう。
またレンタル料金は月額4,400円(税込)とリーズナブルなのもポイントです。
交換フィルターや故障修理対応、経年劣化時の本体交換などは、すべて月額費用に含まれています。
お得にウォーターサーバーを利用したい方は、ウォータースタンドを検討してみましょう。
ハミングウォーター
ハミングウォーターでは浄水型のウォーターサーバーを提供しています。サーバー本体のタンクに水をそそぐのみで、手軽においしい浄水を味わえることが特徴です。
ウォーターサーバーには常温水機能が付いているため、ボタン一つで常温水を給水できます。
月額費用は3,300円(税込)で、どれだけ水を飲んでも定額で利用できます。浄水フィルターの交換費用や配送料などは掛かりません。
また初期費用も定額料金に含まれているため、気軽にはじめられます。
コストパフォーマンスに優れた浄水型ウォーターサーバーで常温水を利用したい方は、ハミングウォーターを利用してみましょう。
常温水が飲めるウォーターサーバーを利用する4つのメリット
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常温水が飲めるウォーターサーバーを利用するメリットは、主に次の4つです。
- 胃腸に負担が少ない
- ダイエット効果
- 水分補給しやすい
- 薬やサプリメントを飲む際に最適
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
胃腸に負担が少ない
常温水を飲んでも体温を下げることがないため、胃腸への負担がほぼかかりません。
一方の冷水は体内で吸収されるペースが早く、胃腸が冷えやすい点が特徴です。胃腸が冷えると血流が滞ったり、腹痛を引き起こしたりします。
常温水は体内でゆっくり吸収されるため、胃腸への負担を軽減しつつ水分補給ができるでしょう。
また常温水には胃酸を薄める効果があるともいわれており、胸やけや吐き気などを解消する効果も期待できます。
ダイエット効果
常温水は体を冷やすことがないため、ダイエット中の水分補給に最適です。
常温水を飲むと血流の巡りがよくなり、基礎代謝がアップします。基礎代謝がアップするとカロリーの消費量が上がるため、運動によるダイエット効果を期待できるでしょう。
また食事をしながら水を飲むことで、満腹感を得やすくなるメリットもあります。
水分補給しやすい
常温水は季節問わず飲めるため、水分補給がしやすいメリットがあります。
寒い冬はもちろん、夏場でも体が冷えることを懸念して常温水を飲みたいと考えている方は多いものです。
常温水機能のないウォーターサーバーで常温水を飲みたいときは、冷水と温水を混ぜて調整しなければなりません。
冷水と温水を混ぜてもちょうどよい温度にすることが難しく、常温での水分補給がしにくいです。
常温水機能付きのウォーターサーバーがあれば、いつでも好みのタイミングで常温水での水分補給ができます。
薬やサプリメントを飲む際に最適
常温水は薬やサプリメントを飲むときに最適です。
薬やサプリメントなどは、胃腸や小腸で溶けなければ体内に吸収されません。
薬やサプリメントが溶ける速度は体温と比例するため、冷水で飲むと吸収速度が遅くなります。そのため、冷水で飲んだ場合は十分な効果を得られない可能性があります。
常温水であれば薬が胃で溶けやすくなるため、効果を発揮しやすいです。
薬やサプリメントを飲む機会が多い方は、常温水機能のあるウォーターサーバーを検討してみましょう。
常温水が飲めるウォーターサーバーを利用する2つのデメリット
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常温水が飲めるウォーターサーバーには、次のようなデメリットもあります。
- クリーン機能のないサーバーがある
- 冷水・温水機能のないサーバーがある
それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
クリーン機能のないサーバーがある
ウォーターサーバーの大半はクリーン機能が搭載されていますが、一部のウォーターサーバーにはクリーン機能が付いていないことがあります。
クリーン機能なしのウォーターサーバーは、常温水に雑菌が繁殖する恐れがあるため、危険です。
常温水を利用したい場合は、必ずクリーン機能付きのウォーターサーバーを選びましょう。
なお、本記事で紹介したウォーターサーバーは、いずれもクリーン機能が付いているため安全に利用できます。
冷水・温水機能のないサーバーがある
ウォーターサーバーの中には、常温機能のみで冷水や温水機能が付いていない可能性があるため注意が必要です。
ボトル型のウォーターサーバーは、基本的に冷水や温水機能が付いています。
一方の水道直結型ウォーターサーバーは、常温機能しか付いていない可能性があります。
そのため水道直結型を利用しようと考えている方は、事前にウォーターサーバーの機能をしっかりとチェックしましょう。
常温水が飲めるウォーターサーバーを利用する際の3つの注意点
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常温水が飲めるウォーターサーバーを利用する際の注意点は次のとおりです。
- サーバーの電源を抜かない
- 水ボトルの賞味期限を守る
- メンテナンスをして雑菌の繁殖を防ぐ
それぞれの注意点について、詳しく解説します。
サーバーの電源を抜かない
ウォーターサーバーの利用中は、電源を抜いてはいけません。
電源を抜けば水の温度は常温になりますが、衛生面に影響が出たり、不具合を引き起こしたりなどのリスクがあるためです。
ウォーターサーバーの多くはオートクリーン機能を搭載しており、サーバー内部を自動的に洗浄しています。
電源を抜いてしまうとオートクリーンが動作しなくなり、サーバー内部が不衛生な状態になるかもしれません。
またウォーターサーバーの電源を何度も抜き差しすることで、余計な消費電力がかかる可能性もあります。
常温水のみを利用する場合でも、ウォーターサーバーの電源は抜かないようにしましょう。
水ボトルの賞味期限を守る
ウォーターサーバーの水ボトルには賞味期限が設定されています。
多くの場合、賞味期限は6か月程度ですが、開封済みの水は2週間~4週間以内に飲み切る必要があります。
常温水は冷水や温水と比べて雑菌が繁殖しやすいため、とくに注意が必要です。
ウォーターサーバーで常温水を利用する際は、ボトルに記載されている賞味期限を守りましょう。
メンテナンスをして雑菌の繁殖を防ぐ
ウォーターサーバーのセルフメンテナンスをすれば、雑菌が繁殖する可能性を最小限に抑えられます。
ウォーターサーバーの内部はオートクリーン機能によって清潔に保たれているため、基本的にメンテナンスは必要ありません。
オートクリーン機能がない場合は、専門業者にメンテナンスを依頼しましょう。
ウォーターサーバーの外部は、自身でセルフメンテナンスをおこなってみてください。
メンテナンスが必要な箇所は給水口や水受け皿、ボトルの差込口などです。綺麗な布やウェットティッシュなどで拭き取りましょう。
メーカーの説明書にお手入れ方法が記載されている場合は、説明書どおりにセルフメンテナンスをしてみてください。
常温水が飲めるウォーターサーバーを利用する前に知っておきたいQ&A
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常温水が飲めるウォーターサーバーについて、よくある質問は次のとおりです。
- 電気代はどのくらいですか?
- 緊急時には直接飲めますか?
それぞれの質問に回答します。
電気代はどのくらいですか?
常温水が飲めるウォーターサーバーの電気代は約300円~1,000円と、メーカーによって大きく異なります。
電気代を安く抑えたい場合は、エコモード機能が付いているウォーターサーバーがおすすめです。
エコモード機能付きのウォーターサーバーなら毎月の電気代が500円程度で済むため、お得に利用できます。
緊急時には直接飲めますか?
災害や停電などの緊急事態が起きたときは、ボトルから直接水を飲めます。
ウォーターサーバーは電力によって給水をしているため、電気が止まったときは利用ができなくなります。
緊急事態が起きたときのために、ボトルから水を直接飲めるようになっているメーカーが多いようです。
ただし、メーカーによっては専用のポータブルスタンドが必要なケースもあります。ポータブルスタンドがあれば簡単にボトル単体を利用できるため、緊急時に役立つでしょう。
まとめ
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常温水が飲めるウォーターサーバー5選をピックアップして紹介しました。
ウォーターサーバーの中には常温水機能や弱冷水機能が付いており、いつでも手軽に常温水を味わえます。
常温水は胃腸への負担軽減やダイエット効果など、さまざまなメリットがあります。また日々の水分補給や、薬を飲むときにも常温水は最適です。
ぜひ本記事の内容を参考に、常温水が飲めるウォーターサーバーの利用を検討してみてください。
※本記事の情報は2023年8月時点のものです。
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