余った保冷剤はこう使う!驚きの活用法3つ
出典:筆者にて撮影(保冷剤)
ケーキなどの生菓子を買うとついてくる保冷剤。
「いつか使うかも……」と思って取っておいたら、大量に溜まっていた!なんてことはありませんか?
保管し続けるのも場所を取りますし、かといって捨てるのはもったいない。そんな行き場を失った保冷剤は、意外なものに再利用できます!
今回は、余った保冷剤はこう使う!驚きの「まめ得」ワザを3つご紹介します。
保冷剤の成分って?
出典:筆者にて撮影(保冷剤と中身)
そもそも、保冷剤の成分ってなに?と疑問を持っている方も多いでしょう。
保冷剤の正体は、ほとんどの水と、わずかな高吸水ポリマー。
高吸水ポリマーは、赤ちゃん用のおむつやペット用のトイレシーツなどにも使われています。
名前は聞きなれないですが、結構身近な成分です。
高吸水ポリマーは、なんといってもその高い吸水力が持ち味。
この吸水力を利用すると、いろいろな便利アイテムとして使えます。
保冷剤の活用法①芳香剤として
部屋をよい香りで包み込む芳香剤。
実は市販の芳香剤にも、高吸水ポリマーが使われています。
つまり、保冷剤を材料として使えば、手作り芳香剤を作ることもできるということです。
作り方は簡単。
(1)保冷剤を切って中身を取り出す
(2)容器に入れて、お好みのアロマオイルを8~10滴たらす
ポリマーに色を付けたい場合は、水性ペンや絵の具で色付けもできます。
オリジナルの芳香剤を置けば、おうち時間がより充実したものになりますね。
保冷剤の活用法②虫よけとして
出典:筆者にて撮影(保冷剤とハッカ油)
芳香剤の作り方を少し変えれば、虫よけとしても使えます。
作り方は、芳香剤とまったく同じ。
使うアロマオイルを、ミント系のものにするだけ!
ミント系のさわやかな香りは、虫にとって不快な香りだと言われています。
コバエなどを寄せ付けない虫除けの代わりとなるかもしれません。
保冷剤の活用法③消臭剤として
出典:筆者にて撮影(靴箱に置いた保冷剤)
吸水力に長けている高吸水ポリマーですが、実は消臭力も兼ね備えています!
つまり、においが気になるところに置けば、消臭剤に早変わり。
いやなにおいを、水分とともに吸い取ってくれるのです。
湿気とにおいの両方がこもりやすい靴箱やトイレは、最適な置き場所。
芳香剤と同じく、保冷剤の中身をビンなどの容器に入れ替えて置いておきましょう。
保冷剤を再利用するときの注意点
保冷剤を扱うときは、次の3点にご注意ください。
①誤飲防止のため、子どもの手が届く場所には置かない
②カビ防止のため、2週間を目安に新しいものと交換する
③有害物質を含む可能性があるため、古すぎる保冷剤は使わない
小さなお孫さんが遊びに来るときは、誤飲しないよう十分に注意してください。
まとめ
使いみちを失って余っている保冷剤を再利用して、おうち時間を快適に過ごしましょう。
芳香剤や虫よけ、消臭剤に。これからの時期、大活躍してくれそうです。