「春紫苑」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (86)
出典:筆者作成
北アメリカが原産の植物が大正時代に観賞用として日本に持ち込まれたのが始まりです。この植物は繁殖力があり、都市近郊でも道端や空き地などで多く見られます。
春に咲く紫苑という意味から命名されたそうです。「貧乏草」という別名で呼ばれる地域もあるそうですが、これは折ったり摘んだりすると貧乏になる、庭の手入れがしっかりできていない貧乏な家の庭に咲くなどと言われているためだそうです。本当なのでしょうか?
さて、春紫苑は何と読むでしょうか。
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難読漢字クイズ「春紫苑」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、春紫苑(はるじおん)でした。
牧野富太郎博士が春に咲く紫苑(シオン)という意味から命名したそうです。 別名で春女苑(ハルジョオン)とも呼ばれますが、よく間違えられる姫女苑(ヒメジョオン)との対比でつけられた名前だとも言われています。
貧乏草と呼ぶ地域もあるといいましたが、花言葉は「追想の愛」なのだそうです。こちらは、はかなげで染み入る印象ですね。