東京スカイツリーの高さは、当初何mの予定だった?|旅する雑学(43)
2012年に完成し、現存する電波塔として10年が経った現在も世界一の高さを誇る東京スカイツリーは、東京を代表するランドマークの一つとしてすっかり馴染みの風景となりました。
この東京スカイツリーの高さは東京の旧名でもある「武蔵国」の語呂合わせから、634mであることが知られていますが、実は着工当初は、違う数字が正式の高さとして公表されていました。それは何mだったでしょうか?
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旅する雑学「東京スカイツリーの当初予定していた高さ」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(建設途中ではまだ610.6mを目指していました)
正解は、「610.6m(約610m)」でした。
当初、建設中の東京スカイツリーは高さ610.6mの予定として公表されていましたが、ちょうど同じ頃に中国でも広州タワーの建設が進められており、そちらは609.6mと公表されていたものの、世界一の高さを目指すため途中から618mに変更されます。
しかし東京スカイツリー側もこのことは見越しており、広州タワーがほぼ完成した時期を見計らって、あらためて634mという新たな数字を発表したのです。