50代。収入が減っても妻の買い物が止まりません。買い物依存症ではないかと心配しています｜悩みを解決！（20）
出典：編集部にて作成
ひとは老若男女を問わず、悩みを抱えて生きているものです。その悩みの中には家族や親しい友人には相談しづらくて、一人で抱え込んでしまう悩みがあります。辛くて押しつぶされそうになることもありますよね。
でも、人に話すだけで気持ちが少し軽くなることもあります。カウンセラーは、そんなお悩みに寄り添ってお話を聞きながら、一歩を踏み出すお手伝いをしています。
この「悩みを解決！」シリーズでは、カウンセラーが出会ったお悩みをご紹介します。今回は、すみす先生に寄せられた相談です。参考になることが一つでもあるとうれしいです。人生は楽しくなきゃネ！
【今回のご相談】奥様の買い物好きが止まらず、買い物依存症ではないかと心配しているというお悩みです
■年代：50代 ■性別：男性 ■相談カテゴリ：夫婦関係
─── 今回ご紹介をするのは、奥様が買い物依存症ではないかと心配というお悩みです。
「私達夫婦は結婚して20年になります。子供がいないこともあって、二人で過ごす時間を大切にしてきました。記念日はもちろんのこと、月に一度はおしゃれなレストランで食事をし、ショッピングや映画にも一緒に出かけていました。行き先を決めるのはいつも妻で、新しいお店や話題のイベントを探すのが上手く、僕も楽しみにしていましたし妻が楽しそうにしていることを嬉しく思っていました」
「さすがに結婚20年となると、最近は一緒に出かける回数も減ってきました。ですが、妻の外食やショッピングが減ったわけではなく、相手が僕ではなくなっただけです。女友達とだったり、一人だったり、寂しい話ですが時が経つとそうなっていくものでしょうか。コロナ禍で妻はパートを辞めることになってしまい、自由な時間が増えたということもあります」
「自由な時間は増えましたが、妻の自由に使えるお金は減ってしまいました。二人の収入で生活が成り立っていましたので、少し節約しようと話していましたが、新作や限定のお菓子が気になる妻としては、それを買いたい欲求を止めることはできないようで、こそこそ買ってきているようです。また、それをインスタにあげたりして楽しんでいるようです。僕からすると無駄使いに見えてしまって……。節約しようと話しているのに買い物を止められないのは、買い物依存症なのではと少し不安を感じています。大丈夫なのでしょうか？」
【お答え】ほどほどに好きなものを買っているうちは買い物依存症の心配はありません
「どちらのお気持ちもわかります。特に女性はショッピングと食べる事が一番のストレス解消になる人が多いですね。買い物依存症を心配されていますが、奥様の場合は大丈夫かと思います。ですが、もう少しコミュニケーションを取ると良いかと思います」
「買い物をしているときは嫌なことも忘れられて楽しいですよね。欲しいものや必要なものを買うのではなく買い物自体が目的になり、自分でコントロールできないほどの衝動買いをしてしまうようになったら、買い物依存症では？と心配になりますが、奥様の場合はそうではなさそうですね」
「仕事を辞めることになり時間はできたが自由に使えるお金は無くなってしまい、さみしいような虚しいようなもどかしい思いでいるのかもしれませんね。ストレスが発散できないと、もっと大変なことになるかもしれません。お菓子を買う程度なら大目に見てあげるといいかなと思います」
「また、インスタにあげたりして楽しんでいるようですが、家庭内で満たされていないと外に承認欲求を求めるようになるという傾向もあります。経済的に不安定になるとイライラすることも多くなるかと思いますが、お二人の関係が悪くなるなど、精神的ダメージが大きくならないよう、ご自身のストレス解消も意識してくださいね」
カウンセラー：すみす先生
楽しい婚活をモットーに、国際結婚・中高年の方をメインに結婚相談所をしております。様々な結婚への現場経験を活かして、お悩みをお持ちの方にスッキリ、爽やかな気持ちになっていただけるようにお答えしたいと思っています。
一般社団法人ブライダルアライアンス 東海支部理事
