「ご飯を炊き忘れた!」約20分で炊き上がる方法、教えます
出典:写真AC
忙しい日や疲れているとき、ついうっかり「ご飯を炊き忘れてしまった」という経験はありませんか?
おかずの用意ができても、主食となるご飯がないと困りますよね。
そんなときでも、炊飯器に「あるもの」を入れれば最速20分でご飯を炊くことができます。
あるものとは、「お湯」です。
一割ほどお湯を入れると、ご飯が早く炊きあがります(20分で炊いた経験あり)
非常事態は「お湯」で解決できる
写真:筆者にて撮影(炊飯器)
ご飯を炊き忘れたというのは、食事を待つ家族にとって非常事態。
そんなときでも、お米を「お湯」で炊くと普通に炊飯するよりも早くご飯が炊き上がります。
なぜ、お湯で炊くと炊飯時間を短縮できるのか。
その理由は、炊飯器の“水を沸騰させてからご飯を炊き上げる”という仕組みによるものです。初めからお湯を使うことで、水を沸騰させる時間がかなり短くなります。
・お湯炊きなら最速20分で炊き上がる
どれくらい短縮できるかは、お使いの炊飯器によって違いがあります。
ちなみに私は、「お湯炊き+早炊きコース」で炊飯したところ、最速20分で炊き上がりました!
お米をお湯で炊く際の注意点
写真:筆者にて撮影(研いだお米)
お湯を使えば、短時間でご飯が炊きあがるメリットがあります。
ですがお湯炊きは、あくまでも緊急時だけのもの。
普段からお湯でお米を炊くことはあまりおすすめできません。
なぜなら、お米はお湯でたくよりも冷たい水を使った方がおいしく炊き上がるからです。
・お湯を使うとお米が硬めになる
初めからお湯を使うと、お米にゆっくり火が通りにくくなります。
そのため、芯まで加熱されにくく、芯が残って固めに炊き上がることが多いです。
柔らかめのふっくらしたご飯を好む人には向かないかもしれません。
固めのご飯が好きな方や、もちもち感が少ないあっさり目のご飯が好きな方には、お湯炊きご飯がぴったりです。
・お湯で糖が溶けて甘みも半減
お米独特の甘みは糖によるものです。糖はでんぷんが過熱されることで作られます。
お湯を使って早く炊き上げると加熱時間が短くなるので、甘みのもととなる糖も減り、やや甘さが足りないように思うこともあります。
お湯炊きは“炊き忘れ”のときの臨時手段として
ご飯を炊き忘れたとき、時間がないときも、「お湯炊き」をすればものの数十分で炊きあがります。
冷水から炊くご飯と比べればツヤや甘みは落ちますが、お急ぎのときは役立つ方法です。「炊飯器のスイッチを押し忘れた」というときは、ぜひ試してみてください。