「牽牛花」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (46)
出典:筆者作成
夏頃に様々な場所で円錐状の鮮やかな花を咲かせ、行き交う人々の目を楽しませてくれるアサガオ。
ちなみに学術的にはヒルガオ科に属しており、アサガオがヒルガオの一種とされているのも何か面白いですよね。科の下はサツマイモ属であり、実はサツマイモの仲間なんだとか。
そんなアサガオですが、たくさんの別名を持つ花であり「牽牛花」という名前も持っています。さてこの漢字は何と読むでしょうか。
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難読漢字クイズ「牽牛花」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、牽牛花(けんぎゅうか)でした。
「牽」は「引く」ことをあらわす漢字で、「牽牛」は「牛を引く」という意味になります。
そのため、「うしひくばな」とも読みます。七夕の物語に登場する彦星の別名である牽牛も、田畑を耕すために牛を引いていた若者ということを象徴しています。
さて、なぜアサガオにこの字が当てられているのかというと、アサガオは古くから貴重な薬草として使われており、治った人がお礼として牛を引いてきたことに由来していると言われています。