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「算盤」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (240)

出典:筆者作成


デジタル化が急速に進んだ現代では、複雑な計算もスマートフォンや電卓であっという間に終わらせるのが当たり前になりました。しかし、かつては「読み、書き、○○」と言われ、商売に携わる人はもちろん、子供たちにとっても必須のたしなみとされた道具がありました。

 

算盤は、計算を意味する「算」に、土台となる「盤」を組み合わせて書きます。室町時代末期に中国から伝来したと言われており、木枠の中に並んだ珠を指先で弾いて計算を行います。放課後の算盤塾に響くパチパチという軽快な音や、検定試験の際の独特な緊張感を懐かしく思い出す人も多いのではないでしょうか。

 

 

難読漢字クイズ「算盤」の答えはこちら。読めましたか?

 

 

正解は、算盤(そろばん)でした。

 

算盤(そろばん)の語源は、中国語で計算用の盤を指す「算盤(スアンパン)」が、日本に入ってきた際に聞き取られた音だと言われています。日本で普及するにつれ、独自の形に改良され、江戸時代には庶民の教育機関である寺子屋で欠かせない教科の一つとなりました。

 

ここで、珠算(しゅざん)とはどう違うの?と疑問を感じた人もいるでしょう。「算盤」は計算に使う道具そのものを指すのに対し、「珠算」は算盤を使って計算を行う技術や技能のことを指します。

 

かつては資格試験のために一生懸命練習し、頭の中に算盤を浮かべて計算する「暗算」を身につけた人もいらっしゃるかもしれません。今では目にする機会が減りましたが、指先を細かく動かす算盤は、集中力アップや認知症予防にも効果的だとして再注目されています。

 

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