嵐山の渡月橋。この名前を付けた天皇とは?|旅する雑学(202)

出典:photoAC(満月の夜に詠まれた一句が橋の名に……)
京都市西部の嵐山は、春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々に表情を変える景勝地です。その中心に架かる渡月橋は、桂川の流れと背景の嵐山を一望できる観光名所として、多くの人に親しまれています。
現在の橋は昭和9年に架け替えられたものですが、その橋の名が渡月橋と名付けられたのは鎌倉時代にさかのぼります。満月の夜、ある天皇が舟遊びをしていた際に詠んだ一句が、この橋の名の由来となったと伝えられています。その天皇とは誰でしょう?
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旅する雑学「嵐山の渡月橋。この名前を付けた天皇とは?」の答えはこちら。わかりましたか?

出典:photoAC(渡月橋と名付けたのは亀山天皇でした)
正解は、「 亀山天皇 」でした。
鎌倉時代後期、第90代亀山天皇が嵐山で舟遊びをしていた満月の夜、川面を照らす月の美しさに心を打たれ、「くまなき月の渡るに似たり」と感嘆したと伝えられています。この一句から「渡月橋」という名が付けられました。
亀山天皇は大覚寺を拠点に、後年は出家して法皇となり、仏教活動や文化振興に力を注ぎました。命名以降、渡月橋は京都を代表する景観のひとつとして愛され続けています。現在の橋は昭和9年に架け替えられたもので、木造風の欄干と周囲の自然が織りなす風景は、訪れる人々の心を癒しています。
