【保存版】厄年に本当に参拝したい関東の神社・お寺10選【厄年について完全解説】

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厄年は「何か悪いことが起こる年」ではなく、人生の節目に心身や環境を見つめ直すための大切なタイミングです。
そんな厄年に神社やお寺へ参拝することは、厄を恐れるためではなく、気持ちを整え、これからの日々を前向きに過ごすための日本ならではの習わしといえます。
本記事では、厄年に関する疑問への解説や厄年の節目に本当に参拝したい、参拝先としてよく選ばれる関東の神社・お寺を厳選して10社紹介します。
参拝先に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
もくじ
そもそも厄年とは?参拝は必要?

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厄年とは、古くから人生の節目にあたる年齢として意識されてきた考え方です。
平安時代の文献にも厄年に関する記述が見られ、当時の人々は体調や環境が変わりやすい年齢を「慎みをもって過ごすべき時期」と捉えていました。
医療や生活環境が整っていなかった時代には病や災いが起こりやすい年齢をあらかじめ意識し、無事を祈ることが大切だったのです。
こうした背景から、厄年には神社やお寺へ参拝し、身を清めたり、仏の加護を願う風習が根づいていきました。
参拝は災いを恐れるための行為ではなく、これまで無事に過ごせたことへの感謝と、これからの一年を穏やかに過ごすための心構えを整えるための時間と考えられてきました。
現代では厄年を迷信として捉える方もいますが、本来の意味は「自分自身を見つめ直す節目の年」です。
仕事や家庭、体調の変化を感じやすい時期だからこそ、立ち止まり、これからの生き方を考えるきっかけとして参拝することに価値があります。
厄年の参拝は、過去を振り返り、未来へ向かうための日本ならではの習慣といえるでしょう。
厄年の参拝はいつ行くのがよい?

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厄年の参拝時期としてよく知られているのが、年明けから節分(2月3日頃)までの期間です。
これは、現在の暦とは異なり、旧暦では節分を境に年が切り替わると考えられてきたためです。
節分は一年の厄や穢れを祓い、新しい年を迎えるための大切な節目であり、「節分までに厄を落としておくとよい」と言われる理由もここにあります。
一方で、節分後に参拝するという考え方もあります。
節分そのものが厄を祓う行事であることから、「節分を過ぎて新しい年、つまり厄年に入ってから参拝する」という捉え方です。
旧暦の考え方を重視する場合や、数え年で厄年を意識している場合には、節分後に厄除けや厄払いを行うことも自然な流れとされています。
つまり、
節分前の参拝は「厄を迎える前に備えるための参拝」、
節分後の参拝は「厄年に入った区切りとして心身を整える参拝」
という意味合いの違いがあるだけで、どちらが正しいということはありません。
現在では多くの神社やお寺でも「厄年の参拝は節分前後どちらでも問題ない」とされています。
仕事や家庭の事情で時期がずれてしまった場合でも、気持ちが落ち着いたタイミングで参拝すれば十分意味があります。
大切なのは日付にとらわれることではなく、厄年をきっかけに自分自身と向き合い、心を整える時間を持つことだといえるでしょう。
神社とお寺、厄年にはどちらを選ぶ?

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厄年の参拝では「神社とお寺のどちらに行けばよいのか」と迷う方も多いですが、結論としてはどちらを選んでも問題ありません。
ただし、それぞれには歴史的な背景と考え方の違いがあります。
神社で行われる厄払いは、日本古来の神道に基づき厄や災いを「穢れ」として祓い清める考え方です。
祝詞や祓いの儀式を通して心身をリセットし、新たな一歩を踏み出す意味合いがあります。
そのため、気持ちを切り替えたい方や区切りをつけたい方には神社が向いているといえるでしょう。
一方、お寺で行われる厄除けは仏教の教えに基づき、仏の力によって災いを遠ざけ、心を整えることを目的としています。
読経や護摩祈祷を通じて自分自身と向き合い、不安を鎮めたい方にはお寺での参拝がしっくりくることもあります。
神社は「祓い清める」、お寺は「守り導く」という違いはありますが、優劣はありません。
大切なのは形式にこだわらず、自分が安心できる場所を選ぶことです。
心が落ち着くと感じる神社やお寺こそが、厄年の参拝先として最もふさわしい場所といえるでしょう。
前厄・本厄・後厄の違い

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厄年には「前厄・本厄・後厄」という区分がありますが、これらは単に厄の強さを段階的に示したものではありません。
もともとは、人生の節目となる年齢を中心に、その前後も含めて慎み深く過ごすべき期間と考えられてきた、日本独自の時間の捉え方に基づいています。
本厄は厄年の中心となる年であり、心身や環境の変化が最も表れやすい年とされてきました。
昔は医療や社会制度が十分ではなかったため、この年齢に病や事故が重なりやすいことを経験的に知り、「特に注意が必要な年」として意識されるようになったといわれています。
そのため、本厄には厄除けや厄払いを受け、心身を整える風習が強く根づきました。
前厄は、本厄を迎える前の一年を指します。
これは「厄が入り始める年」と考えられ、本厄に向けて少しずつ変化が現れる時期とされてきました。
前厄の段階で参拝を行うことは、厄を恐れるためではなく、これから迎える節目に備えて心構えを整える意味合いがありました。
大きな行動を控え、慎重に過ごすことが勧められてきたのも、この考え方によるものです。
後厄は、本厄を過ぎた後の一年にあたります。
厄が完全に去るまでには時間がかかると考えられていたため、後厄は「厄を落ち着かせ、日常へ戻るための期間」と位置づけられてきました。
この時期の参拝は、厄が無事に過ぎたことへの感謝や、これからの生活を穏やかに過ごすための区切りとして行われることが多かったとされています。
このように、前厄・本厄・後厄は、それぞれに異なる意味を持ちながら、一続きの流れとして考えられてきました。
いずれの年も不安を煽るためのものではなく、人生の節目に自分自身と向き合い、慎みと感謝の気持ちを大切にするための考え方です。
参拝の時期や回数に正解はなく、自分の気持ちに合った形で厄年と向き合うことが、何より大切だといえるでしょう。
厄年の生まれ年の一覧

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【男性の厄年】
区分|数え年|生まれ年(西暦)
前厄|24歳|2003年生まれ
前厄|41歳|1986年生まれ
前厄|60歳|1967年生まれ
本厄|25歳|2002年生まれ
本厄|42歳(大厄)|1985年生まれ
本厄|61歳|1966年生まれ
後厄|26歳|2001年生まれ
後厄|43歳|1984年生まれ
後厄|62歳|1965年生まれ
――――――――――――――
【女性の厄年】
区分|数え年|生まれ年(西暦)
前厄|18歳|2009年生まれ
前厄|32歳|1995年生まれ
前厄|36歳|1991年生まれ
前厄|60歳|1967年生まれ
本厄|19歳|2008年生まれ
本厄|33歳(大厄)|1994年生まれ
本厄|37歳|1990年生まれ
本厄|61歳|1966年生まれ
後厄|20歳|2007年生まれ
後厄|34歳|1993年生まれ
後厄|38歳|1989年生まれ
後厄|62歳|1965年生まれ
男性の42歳は、古くから「大厄」とされ、人生や環境の変化が重なりやすい年齢として特に意識されてきました。
女性の33歳も「大厄」と呼ばれ、結婚や出産、仕事や生活環境の変化が起こりやすい節目の年齢と重なります。
これらの厄年は、「必ず何かが起こる年」を示すものではありません。
昔の人々が体調や環境の変化が起こりやすい年齢を意識し、慎みと備えの気持ちを大切にしてきた、その知恵が今に伝わっているものです。
該当する生まれ年に当てはまる場合は、必要以上に不安になるのではなく、心身を整え、これからの一年を穏やかに過ごすためのきっかけとして参拝を考えてみるとよいでしょう。
厄年に本当に参拝したい関東の神社・お寺10選
川崎大師 平間寺(神奈川県川崎市)

出典:川崎大師
神奈川県川崎市に位置する川崎大師(平間寺)は、大治3年(1128年)に建立された真言宗智山派の大本山であり、「厄除けのお大師さま」として全国から篤い信仰を集めています。
その始まりは、無実の罪で追われた武士・平間兼乗が海の中から弘法大師の尊像を引き揚げて供養したことにあり、兼乗の厄災が払われ運が開けたという物語がこの寺の「厄除け」としての力強い歴史を形作っています。
江戸時代には、第11代将軍・徳川家斉が厄除けのために参拝したことで、その名声は不動のものとなりました。
厄年にこの場所を訪れたい真の理由は、本堂で毎日執り行われる厳かな「大護摩供」の迫力にあります。
御本尊の弘法大師の前で激しく燃え上がる炎と、お堂全体を震わせるような読経の声は、自分の中に潜む迷いや不安を焼き尽くし、心身を根底から浄化してくれるような力強さに満ちています。
厄年という時期は心に影が差しやすく自分を見失いがちですが、この「火の祈り」を目の当たりにすることで、負の連鎖を断ち切り、再び力強く立ち上がる勇気を授かることができるはずです。
また、境内の「経蔵」や美しい「薬師殿」を巡ることで、自分の内面を静かに見つめ直し、仏の智慧と慈悲に包まれる感覚を得られるのも大きな魅力です。
下町の温かみが残る仲見世通りの賑わいを抜けて、大山門をくぐった先に広がる聖域は、厄年の重圧を優しく受け止め、前向きなエネルギーへと変えてくれる特別な空間です。
千年の時を超えて人々の願いを叶えてきたお大師さまの慈愛に触れることで、厄年という転換期を、清々しい心で乗り越えていけるに違いありません。
住所:〒210-8521 神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
地図:https://maps.app.goo.gl/6fBsNP7eWVvPpytu6
成田山新勝寺(千葉県成田市)

出典:成田山新勝寺
千葉県成田市に鎮座する成田山新勝寺は、天慶3年(940年)に寛朝大僧正によって開山された、真言宗智山派の大本山です。
平安時代、平将門の乱を鎮めるために弘法大師空海作と伝えられている不動明王像を奉じて祈祷が行われたことが始まりとされ、その勝利から「新勝」という名が授けられました。
江戸時代には歌舞伎役者の市川團十郎が成田不動への信仰を広めたことで、庶民の間でも「成田のお不動様」として厄除けや開運の霊場としての地位を確立しました。
厄年にこの地を参拝したい本当の理由は、開山以来、一度も絶えることなく続けられてきた「御護摩」の祈祷にあります。
不動明王の智慧の炎で煩悩を焼き尽くすこの儀式は、厄年という人生の停滞期に溜まった負のエネルギーや不安を根こそぎ一掃してくれるような凄まじい力強さに満ちています。
読経が響き渡る堂内で、炎を見つめながら自らの心を見つめ直す時間は、自分一人では抱えきれない厄の重圧を不動明王に委ね、魂を再生させるための神聖な儀式となるはずです。
また、広大な境内には、重要文化財の五重塔や美しい平和の大塔、さらには滝の流れる成田山公園など、自然と祈りが調和した空間が広がっています。
参道の賑わいから一歩離れて森の静寂に身を置くことで、厄年に乱れがちな心身のバランスが整い、新たな一歩を踏み出すための力強い活力を授かることができるでしょう。
千年以上続く祈りの歴史そのものが、厄年を乗り越えようとするあなたを温かく、そして力強く守護してくれるに違いありません。
住所:〒286-0023 千葉県成田市成田1
地図:https://maps.app.goo.gl/ovgZ4LojHaPw8k3Z7
佐野厄除け大師(栃木県佐野市)

出典:佐野厄除け大師
栃木県佐野市に位置する佐野厄除け大師(惣宗寺)は、天慶7年(944年)に藤原秀郷によって創建されたと伝えられる歴史ある寺院です。
比叡山延暦寺の中興の祖である元三大師(良源)でも知られ、「関東三大師」の一つとして古くから厄除けの聖地として不動の地位を築いてきました。
元三大師は、平安時代に自身の姿を鬼に変えて疫病神を追い払ったという「角大師」の伝説でも知られ、その強力な法力はあらゆる災厄を退ける絶対的な守護の象徴として現代まで深く信仰されています。
厄年にこの地を参拝したい最大の理由は、この寺が持つ「厄を焼き尽くす」圧倒的な浄化のエネルギーにあります。
連日行われる護摩祈祷では、燃え盛る火柱と魂に響くような太鼓の音が堂内に轟き、自分を取り巻く負の因縁や不安を、仏の智慧の炎で一気に一掃してくれるような心強さを感じられます。
厄年という時期は心身の揺らぎから自分自身の芯がぶれやすくなりますが、御本尊の力強い眼差しと向き合い、厳かな祈祷に身を委ねることで、迷いを断ち切り、前向きな活力を再充填できるはずです。
また、広々とした境内は一歩足を踏み入れるだけで心が静まり、日常の重圧から解放されるような開放感に満ちています。
古くから多くの人々が救いを求めて列をなしたこの場所には、幾世代もの祈りが積み重なった温かみがあります。
独りで厄の重圧を抱え込むのではなく、大師の慈悲に委ねることで、厄年を「転禍為福(わざわいを転じて福となす)」の好機へと変える勇気をもらえるに違いありません。
住所:〒327-8555 栃木県佐野市春日岡山2233
地図:https://maps.app.goo.gl/iujPzaFLaoDqSFpB6
西新井大師 總持寺(東京都足立区)

出典:西新井大師 總持寺
東京都足立区に位置する西新井大師(五智山總持寺)は、天長3年(826年)に弘法大師・空海によって開創されたと伝わる真言宗豊山派の古刹です。
江戸時代から「関東三大師」の一つとして数えられ、「厄除け大師」の異名を持つほど、古くから災厄を払う霊場として圧倒的な信仰を集めてきました。
その由来は弘法大師がこの地を訪れた際、悪疫に苦しむ人々を救うために自ら十一面観音像を彫り、枯れ井戸で祈願したところ、清らかな水が湧き出し病が癒えたという伝承にあります。
この井戸が本堂の西側にあったことから「西新井」という地名が生まれたと言われています。
厄年にこの場所を参拝したい本当の理由は、この寺に根付く「苦しみを代わりに取り除いてくれる」という慈悲の深さにあります。
境内の「塩地蔵」は、特にその象徴的な存在です。
自分の体の悪い部分と同じ箇所にお塩を供えて祈ることで、厄年に重なりやすい心身の不調や、日々の生活で溜まった澱を文字通り「塩で清め、流し去る」ことができます。
厄年という時期は自分ではどうにもできない不安に苛まれがちですが、弘法大師の強い法力とお地蔵様の優しい眼差しに触れることで、張り詰めた心が解き放たれるのを感じるはずです。
また、力強く響き渡る護摩祈祷の炎と太鼓の音は自分を縛り付けている厄運を一気に焼き尽くしてくれるような力強さに満ちています。
下町の活気と祈りの静寂が共存するこの杜で、古い自分を脱ぎ捨て、新しい一歩を踏み出すための浄化の力を授かることができるでしょう。
住所:〒123-0841 東京都足立区西新井1-15-1
地図:https://maps.app.goo.gl/XMh5vFXGAhPrafRU9
日枝神社(東京都千代田区)

出典:フォトAC
東京都千代田区の永田町に鎮座する日枝神社は、鎌倉時代初期に江戸氏が江戸城内に祀ったことに始まり、太田道灌による江戸城築城や徳川家康の入府を経て「江戸城の鎮守」として仰がれてきた徳川将軍家ゆかりの格式高い神社です。
現在も「山王さん」の愛称で親しまれ、日本の政治の中心地を守護するその佇まいは、まさに東京の繁栄を支える大柱のような風格を漂わせています。
厄年にこの神社を心からお勧めしたい理由は、神のお使いである「神猿(まさる)」の存在にあります。
猿は古くから「去る」に通じ、災厄が去り、魔が去ると信じられてきました。
本殿の左右に安置された夫婦の猿像を参拝することで、自分を取り巻く負のエネルギーを追い払い、代わりに勝運や上昇運を呼び込むことができるとされています。
特に厄年は心身に淀みが溜まりやすい時期ですが、神猿の「魔を払う力」に頼ることで、重苦しい空気を一新し、前向きな気持ちで日常を過ごすための活力を得られるはずです。
また、都会の喧騒の中にありながら、長いエスカレーターを上った先に広がる神域は驚くほど静謐で力強い気に満ちています。
千本鳥居が連なる稲荷参道を歩けば一歩ごとに心が洗われ、厄年の不安が霧散していくような清々しさを感じられるでしょう。
江戸の総氏神として時代を切り拓いてきた強大な守護の力と神猿の慈しみ深い気が共鳴するこの地は厄年を「難を転じて福となす」ための最良の出発点となるに違いありません。
住所:〒100-0014 東京都千代田区永田町2-10-5
地図:https://maps.app.goo.gl/3iFz1YQ8FxiQKKDUA
寒川神社(神奈川県寒川町)

出典:フォトAC
神奈川県高座郡に鎮座する寒川神社は、約1600年以上の歴史を誇る相模國一之宮であり、全国で唯一の「八方除(はっぽうよけ)」の守護神として知られる極めて特別な聖域です。
古くは源頼朝や武田信玄、徳川家康といった名だたる武将たちが合戦や国政の節目に深く崇敬を寄せたことでも知られています。
厄年にこの地を強くお勧めしたい理由はここが単なる厄除けを超え、地相、家相、方位、日柄など、あらゆる方角から押し寄せる災いから身を守り、停滞した運気を全方位へと切り拓いてくれる稀有な御神徳を持っているからです。
厄年という時期は心身のバランスが崩れやすく、何をやっても裏目に出るような「方位の塞がり」を感じやすいものです。
寒川大明神はそうした人生の四方八方に立ち込める暗雲を払い、清々しい道筋を示してくれる存在です。
特に、祈祷を受けた者だけが入苑を許される「神嶽山(かんたけやま)神苑」は、かつて禁足地であった御本殿の真裏に位置し、水のせせらぎと深い緑に包まれています。
この神聖な空間で過ごす時間は、厄年の不安に晒された心を内側から清め、生命力を力強く再起動させてくれる貴重な体験となるでしょう。
威風堂々とした総門や祈祷の際に響き渡る厳かな太鼓の音に身を委ねれば、自分を縛り付けていた不吉な気が霧散し、清らかなエネルギーが全身に満ちるのを感じられるはずです。
人生の難所を「八方塞がり」ではなく、全方位に可能性が開かれた「八方良し」へと変えてくれる寒川神社の力強さは厄年を乗り越えようとする方にとって何より心強い支えとなります。
住所:〒253-0106 神奈川県高座郡寒川町宮山3916
地図:https://maps.app.goo.gl/8m7xZCbc6odaU4kE6
大國魂神社(東京都府中市)

出典:大國魂神社
東京都府中市に鎮座する大國魂神社は、約1900年前の景行天皇の時代に創設されたと伝わる、武蔵国の守り神を祀る極めて格式高い神社です。
かつてこの地に置かれた武蔵国の国府の所在地でもあり、武蔵国内の著名な六つの神社の神々を合祀していることから「総社」と呼ばれています。ここに参拝すれば武蔵国中の神社を巡ったのと同じ御利益を授かれると言われるほど、その霊験は古来より格別なものとして崇められてきました。
厄年にこの神社を訪れたい最大の理由は、御祭神である「大國魂大神」が出雲の大国主神と同神であり、この地を拓き人々に衣食住や医療を教えた「福の神」であると同時に強力な厄除けの力を持つためです。
特に、源頼朝が妻の安産を祈願し徳川家康が関ヶ原の戦いの戦勝祈願に訪れるなど、歴史の転換期に時の権力者たちが「難局を乗り越える力」を求めて参拝した場所でもあります。
厄年という人生の難所においても、この地が持つ強固な守護の気は災いを跳ね除ける確かな盾となってくれるでしょう。
また、参道にある「馬場大門のケヤキ並木」は国指定の天然記念物であり、古木の生命力が満ち溢れています。
威風堂々とした朱塗りの随神門をくぐり、悠久の歴史を湛えた境内に身を置くだけで厄年特有の不安が拭い去られ、魂が再生するような心強さを感じられるはずです。
多くの人々を救ってきた慈愛と、国を鎮めてきた力強さが共存するこの杜は新たな一歩を踏み出す勇気を授けてくれる聖域と言えます。
住所:〒183-0023 東京都府中市宮町3-1
地図:https://maps.app.goo.gl/bwGj68CDNtJbrx1i9
氷川神社(埼玉県さいたま市)

出典:氷川神社
埼玉県さいたま市に鎮座する武蔵一宮 氷川神社は、二千四百年以上の歴史を有すると伝わる古社であり、東京都・埼玉県に点在する約二百八十社の氷川神社の総本社です。
古くから「大いなる宮居」として崇敬され、地名の「大宮」の由来にもなりました。
御祭神として須佐之男命(すさのおのみこと)を祀り、荒ぶる力を持ちながらも知恵と勇気で八岐大蛇を退治したその御神徳は、古来より厄除けや勝運の象徴として厚く信仰されてきました。
厄年にこの場所を参拝したい本当の理由は、中山道から続く約2キロメートルもの「氷川参道」を歩く過程そのものにあります。
日本一の長さを誇るこの並木道は、一歩進むごとに俗世の迷いが削ぎ落とされるような特別な浄化の力を秘めています。
厄年という心身の変化が激しい時期に樹齢数百年のケヤキが並ぶ静謐な参道をゆっくりと歩くことは、自分自身を深く見つめ直し、乱れた気を整える貴重な「瞑想」の時間となるはずです。
また、境内に湧き出る神池はこの地がかつて広大な見沼に接していた名残であり、水の気がもたらす「清め」の力が満ちています。
須佐之男命の力強い守護と水が象徴する清浄なエネルギーの両方を受け取ることで、厄災を退けるだけでなく、運気を力強く好転させるきっかけを掴めるでしょう。
古き良き武蔵野の息吹を感じながら神聖な杜の気に身を委ねることで、心晴れやかに新しい日々へと踏み出す勇気が湧いてくるに違いありません。
住所:〒330-0803 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
地図:https://maps.app.goo.gl/fRnqgjGp9f3agRQ89
明治神宮(東京都渋谷区)

出典:明治神宮
東京都渋谷区に鎮座する明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后をお祀りするために大正9年(1920年)に創建された、日本を代表する聖域です。
かつて荒地だったこの地に、全国から献木された約10万本もの樹木が植えられ、100年の歳月をかけて「永遠の杜」へと育て上げられた歴史があります。
人工の森とは思えないほど深い緑に包まれた境内は、都心にありながら圧倒的な清浄さを保ち続けています。
厄年にこの地を参拝したい最大の理由は、この杜が持つ「再生と浄化」のエネルギーにあります。
一歩鳥居をくぐり、深い森の参道を歩くだけで、日々の喧騒や心の迷いが洗い流されていくような感覚を覚えるでしょう。
明治神宮は特に「浄化」の力が強いとされ、厄年という心身の節目に溜まりやすい淀みや不安をリセットするには、これ以上ない場所といえます。
また、明治天皇と昭憲皇太后が大変仲睦まじかったことから、家内安全や良縁の御利益でも知られています。
厄年は自分一人だけの問題ではなく、家族や周囲との調和が大切になる時期でもあります。
神前で静かに手を合わせ、激動の時代を切り拓かれた御祭神の力強さに触れることで、困難を乗り越える勇気と穏やかな日常を維持する活力を授かることができるはずです。
壮大な杜の息吹を感じながら、自分自身を見つめ直す時間は厄年という転換期を前向きに過ごすための大きな支えとなるでしょう。
住所:〒151-8557 東京都渋谷区代々木神園町1-1
地図:https://maps.app.goo.gl/tySPMw5rXXsjsZqU8
柴又帝釈天 題経寺(東京都葛飾区)

出典:柴又帝釈天 題経寺
東京都葛飾区にある柴又帝釈天(題経寺)は寛永6年(1629年)の開創以来、多くの人々の悩みを受け止めてきた慈悲深い寺院です。
厄年という人生の転換期に、心が少し不安定になっている方にこそ、ぜひ足を運んでいただきたい理由があります。
この寺が厄除けの霊場として名高いのは、江戸時代に紛失していた「帝釈天の板本尊」が、庚申(かのえさる)の日に再び姿を現したという奇跡に由来します。
帝釈天は仏法を守護し、災厄をもたらす「悪魔」を退ける強力な武神です。
厄年に感じる漠然とした不安や、身に降りかかる障害を力強く払ってくれる存在として、古くから庶民の心の拠り所となってきました。
境内に一歩足を踏み入れれば、そこには日常の喧騒を忘れさせる静謐な時間が流れています。
「浄行菩薩」の像を優しく洗い、心身の澱を清めるひとときは自分自身をいたわる大切な儀式となるでしょう。
また、本堂を飾る見事な木彫りは、経典の世界を視覚的に伝え、見る者の心を整えてくれます。
下町の温かみが残る参道を通り、帝釈天の力強い気に触れることで、厄年を「恐れる時期」から「自分を整え、飛躍するための準備期間」へと変えていけるはずです。
住所:〒125-0052 東京都葛飾区柴又7-10-3
地図:https://maps.app.goo.gl/X5ST5ovsvZGFsG796
厄年の参拝をより意味あるものにするために

出典:イラストAC
参拝の際に特別な服装や作法が求められるわけではありません。
清潔感を意識し、落ち着いた気持ちで手を合わせることが何より大切です。
ご祈祷を受けるかどうかも、自分の気持ち次第で問題ありません。
お守りやお札は、持っていることで安心できると感じるなら、それも立派な意味があります。
厄年をきっかけに、自分自身を労わる意識を持つことが、何よりの厄除けにつながるでしょう。



