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「逍遥」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (230)

出典:筆者作成


「逍」は「ゆっくりと動く」や「自由に歩く」という意味を持ち、「遥」は「遠くへ行く」や「遠くを見る」を意味します。この二つの漢字が組み合わさることで、心ゆくまで自由に歩き回ること、または遠くを見渡して悠々と過ごすことを意味しています。

 

逍遥は、古代中国の詩人や哲学者たちが、自然の中でのんびりと過ごす様子を描写する際に好んで使った表現なのだそうです。私たちが日常の忙しさから離れ、リラックスやリフレッシュを目的に行う散策や旅行も「逍遥」と言って良いかもしれません。

 

「逍遥」は、何と読むでしょうか?

 

19世紀末から20世紀はじめにかけて活躍した小説家の坪内逍遥、漢詩人の中野逍遥などをご存じの方は、すでに答えがおわかりですね。

 

 

難読漢字クイズ「逍遥」の答えはこちら。読めましたか?

 

 

正解は、逍遥(しょうよう)でした。

 

ぶらぶらと目的もなく歩きまわるという辞書通りの意味の他、派生して川原でのんびりと遊ぶという意味の「川逍遥」という用語もあり、子どもが無邪気に水遊びをする様子を表すのに使われます。

 

一説には、中国の思想家である荘子が記した作品の中にある逍遥遊という題名が語源とも言われています。荘子の本来の「逍遥」とは、人間の日常の動作としての散歩やそぞろ歩きでなく、宇宙の中で人の心が遊びまわることを指しているようです。

 

「逍遥」の考えは、忙しない時代に生きる現代人が失いがちな精神性とも言えるでしょう。仕事や家事に疲れた時は、私たちも時間を忘れリフレッシュを兼ねた「逍遥」をしてみると良いかもしれませんね。

 

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