「栗鼠」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (215)

出典:筆者作成
「栗鼠」は、特に日本ではよく親しまれている小動物の名前ですが、森林や公園などで見かけることが多く、その愛らしい姿で多くの人に愛されています。この漢字の組み合わせは、それぞれ「栗」が栗の木や栗の実を意味し、「鼠」がネズミを意味します。外見的にもこのイメージに近いと言えるでしょうね。
木々を素早く登り降りし、頬袋に食べ物を蓄える習性があり、秋にはどんぐりやナッツなどを集めて冬に備える行動も見られます。見た目はとても可愛らしく、森のアイドルとして子供たちからも人気があります。さて、何と読むでしょうか。
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難読漢字クイズ「栗鼠」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、栗鼠(りす)でした。
栗鼠(りす)の種類はとても多く、シマリスやエゾリスをはじめ、タイワンリス、ミケリス、さらには空中を自由に滑降するモモンガやムササビ、水辺にいるビーバー、草原で生活するプレーリードッグなども栗鼠の仲間です。
これらの中では樹の上で生活する種類と、地上に住む種類の2つのグループに分けることができます。樹上生活をする栗鼠はフサフサのしっぽを持ち、基本的に単独行動で過ごすため、なわばりを持つケースは少なく、一生のほとんどを樹の上で生活します。一方、地上で生活する栗鼠は尾が短く草食性であることが特徴で、家族を中心とした集団行動をとり、なわばりを持っているケースが多くみられます。
また、栗鼠には何種類かの鳴き声があり、春の発情期には異性を呼ぶ「ホロ、ホロ」「ピヨ、ピヨ」という鳴き声で、オスもメスも同じように鳴くそうです。また、何か異常を感じたり警戒している時には「キュル、キュル」というかん高い声を、威嚇している時には短く「グルルルル」「ククククク」というような鳴き声を出すそうですよ。