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日本が誇る世界初のレトルトカレーと言えば?|お買い物トリビア(110)

出典:photoAC(忙しい時ほど助かる定番レトルトカレー)


レトルトカレーは、1968年に世界で初めて一般向けに発売されました。今でこそ当たり前の食品になっていますが、開発までの道のりは険しく、多くの社員の試行錯誤の末にようやく生まれたものでした。

 

当時の家庭では高級品であった牛肉を100%使用したことや、保存料を使用しないこと、常温で長期間保管できることなどは、画期的な出来事としてメディアで紹介されました。

 

さて、この50年以上親しまれている、日本が誇る世界初のレトルトカレーのブランド名をご存じですか?カレーがお好きな方でしたらきっとお分かりでしょう。

 

 

お買い物トリビア「日本が誇る世界初のレトルトカレーと言えば?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(歴史あるボンカレーは白米との相性バツグン)

 

正解は、「 ボンカレー 」でした。

 

日本におけるレトルトカレーのパイオニアとして、圧倒的な知名度を誇る大塚食品の「ボンカレー」。1968年に阪神地区限定で発売開始、1969年には全国デビューを果たしました。

 

数回のリニューアルが行われている主力商品「ボンカレーGOLD」を中心に、核家族化など変化する日本社会のニーズに応じる形で私たちの食卓に浸透し、1973年には1億食の販売総数を達成しました。ボンカレーのお馴染みのパッケージは1978年から変わらない「おいしさ三重丸」のイラストで、お子さんからシニア世代のファンまで多くの人の目を引いています。

 

そんな「ボンカレー」ですが、発売当初は半透明パウチで味わいが損なわれやすい特性上、賞味期限が数か月と今よりもずっと短かったことはあまり知られていません。長いレトルトカレーの歴史を守りながら、2009年発売で国産のじゃがいもとにんじんを使用した「ボンカレーネオ」、2015年発売の二段仕込みで厳選食材を使用した「Theボンカレー」といった新商品の開発に積極的なところも根強い人気の理由かもしれませんね。

 

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