【開運】有名芸能人も参拝するパワースポット!芸能の神様で有名な神社7選【芸事上達・成功祈願】

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華やかな芸能の世界で活躍する人々の中には、日々の努力と同じくらい“ご利益”を大切にしている人が少なくありません。実は、日本各地には「芸能の神様」として信仰される神社が存在し、芸事の上達や舞台・歌の成功を願って多くの芸能人や舞台関係者が参拝しています。
本記事では、有名芸能人も足を運ぶ全国の「芸能の神様」で有名な神社を7選ご紹介します。夢を叶えたい方や芸事で成功を目指す方は、ぜひ参考にしてください。
もくじ
「芸能の神様」として有名な神様とは?
「芸能の神様」として有名な神様はいくつか存在しますが、ここでは日本の神話や伝承の中で特に芸事・音楽・舞踊などにご利益があるとされる神様をご紹介します。
【天鈿女命(アメノウズメノミコト)】
日本神話で天岩戸の前で舞を踊り、天照大神を外へ誘い出した女神です。舞踊・芸能・歌の神様と言われています。
【猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)】
道開きの神であり、芸能や舞踊の守護神としても信仰されています。
【市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)】
弁才天と習合し、音楽・弁舌・芸事全般の神様として信仰されています。
【弁才天(弁天様)】
七福神の一柱。音楽・芸術・学問の守護神。琵琶を持つ姿が有名です。
【天照大神(アマテラスオオミカミ)】
光・文化・芸術の象徴で、芸事の発展にもご利益があると言われています。
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芸能の神様で有名な神社7選
車折神社(京都府京都市右京区)
出典:公式ホームページ (車折神社鳥居)
京都府嵐山にある車折神社は、平安時代の儒学者・清原頼業(きよはらのよりなり)を主祭神とする神社です。頼業は学問に秀でた人物で、学業成就や商売繁盛のご利益があるとされています。
しかし、車折神社が特に有名なのは、境内にある末社「芸能神社」です。ここでは、芸能の神様である天鈿女命(あめのうずめのみこと)が祀られています。あらゆる芸能・芸術・技芸にご利益があるとされ、多くの芸能人や文化人が参拝に訪れます。
芸能神社の周囲には、奉納された朱色の玉垣が並んでおり、そこには数えきれないほどの芸能人の名前や芸名が記されています。この玉垣は、芸能神社を象徴する光景となっており、参拝者は有名人の名前を探して楽しむこともできます。
住所:〒616-8343 京都府京都市右京区嵯峨朝日町23
地図:https://maps.app.goo.gl/DeCUQ5yYX7s4sCdP9
烏森神社(東京都港区)
出典:公式ホームページ (烏森神社 境内)
新橋の賑やかな繁華街に鎮座する烏森神社は、平安時代創建の歴史ある神社です。主祭神の一柱として、天鈿女命(あめのうずめのみこと)を祀っています。
天鈿女命は、天照大御神が天の岩戸に隠れた際、岩戸の前で踊り、世界に再び光を取り戻すきっかけを作ったとされる女神です。この神話から、天鈿女命は芸能や技芸全般の神様として信仰されています。そのため、烏森神社は、芸事の上達や成功を願う人々や芸能関係者から厚い信仰を集めています。
また、烏森神社は、色で願いを込める「心願色みくじ」や、カラフルな御朱印でも有名です。必勝祈願や商売繁盛、家内安全など、さまざまなご利益があるとされ、多くの参拝者で賑わいます。都会の喧騒の中にありながら、古くから人々の信仰を集めるパワースポットとして知られています。
住所:〒105-0004 東京都港区新橋2-15-5
地図:https://maps.app.goo.gl/vBGBK4geWAubgngF9
豊川稲荷東京別院(東京都港区)
出典:公式ホームページ (豊川稲荷東京別院 境内)
東京都港区赤坂にある豊川稲荷東京別院は、愛知県にある曹洞宗の寺院、妙厳寺の別院です。「稲荷」と称していますが、神社ではなくお寺である点が特徴です。本尊は豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)で、商売繁盛や金運向上にご利益があるとされています。
この寺院が芸能界で特に知られる理由は、境内にある「七福神」の一つである「弁財天」を祀っていることです。弁財天は、インドのサラスヴァティ神を起源とし、音楽や芸能、学問、財福を司る女神として信仰されています。
そのため、豊川稲荷東京別院は、芸事の上達や成功を願う多くの芸能関係者が参拝に訪れることで有名です。境内には、奉納された提灯に数多くの芸能人の名前が記されており、その信仰の篤さを物語っています。また、七福神巡りや、悪縁を切る「叶稲荷」など、多彩なご利益を求めて一般の参拝者も多く訪れる、都心有数のパワースポットです。
住所:〒107-0051 東京都港区元赤坂1-4-7
地図:https://maps.app.goo.gl/yYmLV2Gz37RDtU4k9
花園神社(東京都新宿区)
出典:公式ホームページ (花園神社 境内)
新宿の繁華街に位置する花園神社は、江戸時代以前から新宿の総鎮守として信仰を集めてきた神社です。
この神社の境内には「芸能浅間神社(げいのうあさまじんじゃ)」があり、芸能の神様として知られています。江戸時代、大火で焼失した社殿を再建するため、境内で見世物や芝居の興行を行ったことが、芸能との深い縁の始まりとされています。
祭神は、木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)で、美しい女神としても知られています。そのため、芸能上達や成功を願う多くの芸能人や文化人が参拝に訪れ、境内には彼らが奉納した朱色の玉垣が数多く並んでいます。
また、花園神社自体は商売繁盛や出世開運のご利益があることでも有名で、毎年11月に行われる酉の市は、多くの人々で賑わう新宿の風物詩となっています。
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿5-17-3
地図:https://maps.app.goo.gl/nchuNu8LrEM1xKCd7
出雲大社 東京分祠(東京都港区)
出典:公式ホームページ (出雲大社 東京分祠 入口)
東京都港区六本木に位置する出雲大社東京分祠は、島根県にある出雲大社の御分霊を奉斎する、都内唯一の分祠です。主祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)で、縁結びの神様として特に有名です。社殿は都会のビルの中にありながら、一歩足を踏み入れると神聖な空気に満ちています。
出雲大社が芸能の神様として信仰されているという直接的な情報は見当たりませんでしたが、大国主大神は「縁結び」の神として、男女の縁だけでなく、仕事や人間関係、様々な事柄との「縁」を結ぶ神様として崇敬されています。このため、芸能界での成功や仕事の縁を願う人々も多く訪れることがあります。
境内には、関東大震災からの再建や現在の場所への遷座の歴史を物語る場所が残されており、歴史的な側面も持ち合わせています。
住所:〒106-0032 東京都港区六本木7-18-5
地図:https://maps.app.goo.gl/f9DKiVVWkPjFjGNT9
小野照崎神社(東京都台東区)
出典:公式ホームページ (小野照崎神社 境内)
東京都台東区入谷に鎮座する小野照崎神社は、学問・芸能・仕事の神様として信仰を集める神社です。主祭神は、平安時代の学者であり歌人でもあった小野篁(おののたかむら)公。漢詩や和歌、書道、絵画など、多岐にわたる才能を発揮したことから「芸能の神様」として崇敬されています。
この神社が芸能関係者から特に知られるようになったのは、ある有名な逸話がきっかけです。国民的俳優の渥美清氏が、まだ無名だった頃に「煙草を断つので、役者として大成させてほしい」と願掛けしたところ、その直後に映画『男はつらいよ』の主役「寅さん」役が決まったと伝えられています。
境内には、国の重要有形民俗文化財に指定されている富士塚など、見どころも豊富です。また、関東大震災や東京大空襲の被害を免れた本殿は、その御神威の強さを物語っています。
住所:〒110-0004 東京都台東区下谷2-13-14
地図:https://maps.app.goo.gl/cLuWq9S4r8MuyNeM6
芸能神社(椿岸神社内)(三重県鈴鹿市)
出典:公式ホームページ (椿岸神社 境内)
三重県鈴鹿市にある椿大神社は、猿田彦大神を主祭神とする全国二千余社の総本宮です。この境内に鎮座する別宮「椿岸神社」が、芸能の神様として信仰を集めています。
椿岸神社には、猿田彦大神の妻神である天鈿女命(あめのうずめのみこと)が祀られています。天鈿女命は、日本の神話「天の岩戸隠れ」において、神々を笑わせる舞を披露し、天照大御神を岩戸から出すきっかけを作ったとされています。この神話から、天鈿女命は芸能の祖神として崇められ、舞踊や音楽、演劇など、あらゆる芸事の上達にご利益があるとされています。
住所:〒519-0315 三重県鈴鹿市山本町1871
地図:https://maps.app.goo.gl/kXjGfaBJ1DhjAeeY8