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京都・嵐山の名の由来とされる奈良県の山はどこ?|旅する雑学(174)

出典:photoAC(京都のイメージを聞かれたとき、嵐山と答える方も多いようです)


春の桜、秋の紅葉と多くの観光客の目を楽しませてくれる京都「嵐山」。天龍寺や大覚寺といった京都を代表する古刹、竹林の道に渡月橋と写真映えするスポットに恵まれたエリアですね。

 

そんな京都観光のお決まりスポットの「嵐山」ですが、その名の由来は奈良県のとある山の玄関口が由来とされています。この山の中腹には世界文化遺産に登録された立派な建造物を有する寺社もあり、1594年に豊臣秀吉が盛大な花見を行ったことでも有名です。この山の名前をご存じでしょうか?

 

 

旅する雑学「京都・嵐山の名の由来とされる奈良県の山はどこ?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC千本桜として名高い奈良の吉野山)

 

正解は、「 吉野山 」でした。

 

千本桜で有名な吉野山の玄関口、下千本駐車場付近には「嵐山」と名の付く小さな丘があり、春には見事な桜を咲かせます。吉野山のメインスポットからは少し離れているため素通りしてしまう観光客もいるようですが、この場所こそが京都の嵐山の名の由来となった場所とされています。

 

鎌倉時代、亀山上皇が京都でも吉野と同じくらい素晴らしい桜を観られるようにと、この地の桜を現在の京都「嵐山」エリアに相当する洛西へ移植させたと言われています。

 

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