現存する最も古い日本の自動車メーカーと言えば?|お買い物トリビア(99)

出典:photoAC(現在も世界トップレベルの技術を誇る日本の車)
現在でも日本が世界に誇る産業の一つである自動車。紆余曲折を経て全体としての力は一時期ほどではありませんが、それでも世界のトップに名を連ねるトヨタ自動車をはじめとして、未だ世界に強い影響力を持っています。
そんな自動車の世界最古のメーカーは、日本でもよく知られるフランスのプジョー社で、ライオンのマークでもお馴染みですよね。
では現存する日本の最古の自動車メーカーはどこかというと、実はトヨタではありません。自動車メーカーとしてのトヨタの創業は1937年で、現在も続いている自動車メーカーの中では、それほど古くはないのです。ならば、現在も続いていて誰もがその名を知っている、日本最古の自動車メーカーとはどこなのでしょうか。
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お買い物トリビア「現存する最も古い日本の自動車メーカーと言えば?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(ユニークな軽自動車を数多く開発し、現在もファンは多いダイハツ)
正解は、「 ダイハツ 」でした。
ダイハツは、現在はトヨタ自動車の傘下にあり、主に軽自動車やコンパクトカーなどを製造、販売しています。特にスペースをうまく活用する軽自動車づくりのノウハウには定評があり、スズキやホンダなど、軽自動車を得意とするメーカーとしのぎを削っています。
ダイハツの創業は1907年で、トヨタ自動車が会社として設立された30年も前のこと。当時は名前を「発動機製造株式会社」と言いました。創業に関わった人の多くが現在の大阪大学の出身者たちで、大阪を中心として活動していたことから「大阪の発動機」ということで「ダイハツ」と呼ばれるようになり、1951年に現在の「ダイハツ工業株式会社」になったのだとか。
ちなみにそれに次ぐ創業が1909年の「スズキ」。当時からライバルだったんですね。なお、もともとは「発動機製造株式会社」の名の通り、エンジンを主に開発していましたが、1930年に自社エンジンによる自動車を開発し、晴れて自動車メーカーへと移行しています。