山口県下関の日和山公園にそびえ立つ銅像は誰でしょうか?|旅する雑学(159)

出典:photoAC(関門海峡を見晴らす日和山公園に立つのは?)
山口県下関市にある日和山公園。関門海峡をはさんで向かい側の門司が見渡せる場所にあり、下関港国際ターミナルにもほど近く、港町の情緒にあふれるスポットとして知られています。
桜の時期には花見をする市民の方々でにぎわう桜の名所でもあります。この日和山公園の小高い場所に立ち、はるかかなたを眺めている銅像があります。さてこの銅像は誰のものでしょうか。
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旅する雑学「山口県下関の日和山公園にそびえ立つ銅像は誰でしょうか?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(下関市の日和山公園の銅像は高杉晋作でした)
正解は、「 高杉晋作 」でした。
山口県萩市に生まれた高杉晋作は、長州藩の尊王攘夷志士として倒幕運動にかかわった幕末の長州藩士です。下関の日和山公園に現在立っている高杉晋作の銅像は、備前焼の陶製。日和山公園は実は下関市に初めてできた市立公園で、市の公園にふさわしい人物として、高杉晋作が選ばれたとのことです。
昭和11年4月に最初に建てられた際は銅像でしたが、太平洋戦争中に金属供出のために接収された、という悲しい出来事を経験しています。戦後になり、このような悲しい出来事が二度と起こらないようにとの思いを込めて、昭和31年に今ある陶製として再び再建されました。