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実用的シャープペンシルを開発したメーカーとは、どこ?|お買い物トリビア(90)

出典:photoAC(便利な筆記具のシャープペンシル)


シャープペンシルとは、芯の太さが0.3mmから0.9mm程度の黒鉛の芯を繰り出して用いる機械式筆記具のこと。シャープペンシルは、消しゴムやクリップなどの機能を備えたものや、デザイン性の高いものなど、さまざまな種類がありますね。開発当時の試作品段階では、体温計をはじめ、方位磁石やハサミ、ライター付きのものまであったそうです。

 

シャープペンシルは、芯が折れやすいという欠点があるものの、書きやすさや持ち運びやすさなどの利点があり、学生やビジネスパーソンなど、幅広い層に人気の文房具です。

 

そんなシャープペンシルは、日本のあるメーカーが世界で初めて実用性のあるレベルまで開発して販売しました。さて、そのメーカーとはどこでしょうか?

 

 

お買い物トリビア「実用的シャープペンシルを開発したメーカーとは、どこ?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(「シャープ」は、テレビの製造販売でも有名な家電メーカー)

 

正解は、「 家電メーカーのシャープ 」でした。

 

シャープペンシルという筆記具は、日本の家電メーカー「シャープ」が世界で初めて商品化したものです。シャープペンシルの原型はイギリスやアメリカで開発されていましたが、実用性に欠けていました。そこでシャープの創業者・早川徳次が金属加工技術を駆使して、頑丈で使いやすいシャープペンシルを作り出しました。

 

シャープペンシルは、1915年に早川徳次氏によって考案され、「早川式繰出鉛筆」として発売されました。早川徳次氏は、シャープペンシルの発明に関する特許を取得しており、シャープペンシルにおける技術的な先駆者であることを示しています。その製品は国内外で大ヒットしました。

早川徳次氏は、後にシャープ株式会社の創業者となります。

 

シャープペンシルは、その後様々なメーカーによって改良を重ねられ、現在では多くの機能を備えたものが販売されています。

 

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