H&Mの意外な前身は?|お買い物トリビア(86)
出典:shutterstock(H&Mは、かつては趣味性の高いお店だった?)
スウェーデン発祥の世界的なファストファッションブランドと言えばH&M。多くのショッピングモールでハイセンスなファッションが所狭しと並んでいる様子は、多くの人が目にするところではないでしょうか。
実はこのブランド、ファッションとは全然関係のないお店からスタートしたことは意外と知られていません。そのジャンルとはなんでしょう。
ヒントはとても趣味性の高いお店ということです。もともと服を扱っているお店とその趣味性の高いお店とが合併したことで現在のH&Mが誕生したとされています。なお、現在のH&Mでは前身となったお店で取り扱っていた商品はほとんどありませんし、日本のH&Mではまず売っていない商品です。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
お買い物トリビア「H&Mの意外な前身は?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(H&Mの前身が釣具屋さんとは驚きですね)
正解は、「 釣具屋さん 」でした。
スウェーデン発祥のファストファッションブランドH&Mの前身は、なんと「釣り具屋」です。もともと「Hennes」という名前の婦人服事業からスタートしたものの、事業拡大に伴い狩猟衣料と釣り具を扱う「Mauritz Widforss」を買収しました。その際に店名を「Hennes & Mauritz」に改名して「H&M」となったそうです。
ただ、これがいきなり釣り具と婦人服のお店になったというわけではなく、合併の過程で徐々に婦人服だけのお店から男性や子供向けの服も取り扱うようになり、現在のようなファストファッションスタイルのお店になったそうです。なお、狩猟用品や釣り具に関しては現在のH&Mで置かれていません。
さすがにあれだけの品ぞろえがあるのに釣具や狩猟用品なんてとても置けるスペースはありません。ただ、今後アウトドアを意識したラインを展開するポテンシャルは十分持っていそうなファストファッションブランドだといえます。