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ベースブレッドにカビ発生!原因とその後の対応状況を解説

出典:photoAC


ベースブレッドは、ダイエット中や体づくりをしている方、栄養の偏りが気になる方におすすめな完全栄養のパンです。

 

しかし、2023年10月に一部の商品にカビが発生している問題が発生しました。結論からお伝えすると、包装の破損がカビ発生の原因とみられています。

 

本記事では、ベースブレッドのカビ騒動の詳細を紹介し、現在取り組まれている安心安全への方針、対策などについて解説します。

 

ベースブレッドが気になるものの、購入するべきか悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

ベースブレッドのカビ騒動とは?

 

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2023年10月にベースブレッドシナモンの一部製造ロットに、カビが発生している事案がありました。

 

カビが発生した原因は包装破損であり、対象商品の自主回収をおこないました。

 

カビが発生した商品・ロット番号

 

カビが発生した商品の詳細は、次のとおりです。

 

商品名

BASE BREAD

シナモン

製造所

リョーユーパン

唐津工場

製造所固有記号 RA
賞味期限 2023年10月28日~2023年10月31日

 

カビの発生があった製造ロットの商品は、公式サイトやAmazon、楽天市場などの通販サイト、スポーツジムなどで販売されていました。

 

カビ発生の原因は「包装破損」

 

カビが発生した原因は、包装が破損したためでした。ベースブレッドは脱酸素剤を封入し密封包装しているため、通常であれば包装内は無酸素下となりカビは生育できません。

 

しかし、今回の事案では包装や輸送時に袋が破れたことにより、酸素濃度が上昇したことでカビが発生したようです。

 

ベースブレッドのカビが発生からその後

 

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ベースブレッドにカビが発生した問題のあと、商品に不信感を抱くことになったため株価が暴落しました。

 

また、カビが見つかったシナモン以外の商品についても、自主回収をおこなうことになりました。

 

株価が約30%暴落

 

ベースブレッドは、ベースフードのなかでも主力商品だったこともあり、カビの発生から1か月で株価が約30%暴落しました。

 

暴落の原因は、ブランドイメージや消費者の信頼が低下したためといえます。

 

カビ騒動により、ブランドイメージが損なわれたことで、既存顧客のみならず新たに購入を検討していた方の購買意欲も減少し、売上へ影響した点も考えられます。

 

さらに、食品業界では製品の安全性が極めて重要であり、ブランドに不安を感じた投資家たちの売りが株価下落を加速させたことも要因でしょう。

 

現在では信頼を回復できるよう、再発防止に向けた取り組みや新商品の開発などをおこなうといった企業努力を進めています。

 

約76万袋を自主回収

 

ベースブレッドは、カビの発生が発見されたシナモンと同じ製造所で作られた商品も自主回収しました。対象商品は次のとおりです。

 

商品名 賞味期限 製造所固有記号

回収対象袋数

BASE

BREAD

シナモン

2023年10月23日~2023年12月12日 +RA 482,357袋

BASE

BREAD

カレー

2023年10月23日~2023年12月12日 +RA 261,584袋

BASE

BREAD

リッチ

2023年10月23日~2023年10月28日 +RA 20,640袋

 

対象商品は、公式サイトやAmazon、楽天市場などの通販サイト、一部のスポーツジムで販売されており、約76万袋を自主回収しました。

 

さらに、公式サイトやメールでの消費者への周知を徹底し、購入者に対する全額返金の対応もしています。

 

ベースブレッドの迅速な対応も功を奏し、カビの発生による健康への悪影響もなく、被害の拡大を防げました。

 

ベースブレッドは安心して食べられる?

 

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ベースブレッドは、カビ騒動から再発防止に取り組み、さまざまな改善策を講じています。

 

公式サイトでは2024年3月に「安全安心への取り組み」として、品質保証方針や衛生管理体制などを公開しました。

 

さらに、パッケージを透明化したり、梱包の見直しをおこなったりと、現在では安全性がより高いことが誇りです。

 

ここからは、カビ騒動後のベースブレッドの取り組み内容を詳細に解説します。

 

パッケージを透明化

 

ベースブレッドは、2024年3月上旬よりパッケージを透明化しました。

 

ベースブレッドの全商品を対象にパッケージのデザインが変更され、購入した際に商品に異常がないか確認しやすく、中のパンの様子もチェックできます。

 

また、パッケージを透明化すると、検品の精度も高まることから、より質の高い商品を流通させられるようになりました。

 

さらに、運送時における包装の破損を防ぐため、2024年2月末の製造分より、ベースブレッドのすべての商品を対象に包装材に使用されるフィルムや材質を突き刺し耐性の高い素材に変更しています。

 

包装機の改良

 

ベースブレッドは、パッケージの透明化に伴い、2023年11月よりすべての製造工場と共同し包装機の設定を最適な状態にアップグレードしました。

 

包装時や運送時に破損しないよう、袋の密閉度を高め、微生物や湿気が入り込むリスクを大幅に減少させ、商品の品質保持が向上しました。

 

菌モニタリングシステム


ベースブレッドの製造では、菌モニタリングシステムを導入し、衛生環境の安全性を徹底しています。

 

菌モニタリングシステムとは、製造工場内や品質をチェックするための工程収去品のカビ汚染率のモニタリングです。

 

2024年2月以降毎月1回実施し、カビの菌数と汚染したカビの菌叢、菌種を確認しています。

 

また、菌モニタリングシステムの結果に応じ、製造工場の製造ラインや包装機を清掃させ、衛生環境が悪化しないよう努めています。

 

検品体制の強化

 

ベースブレッドはベースフードの基準を満たした商品のみを流通できるよう、検品体制も強化されました。検品とは、危害菌やカビが含まれていないか、脱酸素剤の梱包や包装の破損がないかなどのチェックです。

 

2023年12月より、これまでの検品体制を見直し、ベースフードの出荷センターで目視や匂い検定合格者によるすべての商品の検品に加え、管理社員による無作為に抽出した再検品がおこなわれています。

 

梱包の見直し


ベースブレッドは、カビ発生の原因になった配送時の包装破損を防止できるよう、梱包方法も見直しました。2023年11月より、配送時の振動や負荷に耐えられる梱包形態に変更しています。

 

購入者の手元やスポーツジムやコンビニなど販売店に届くまで、徹底的に安全を保つことで、カビ騒動の再発防止が可能です。

 

ベースブレッドに関するよくある質問

 

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最後に、ベースブレッドに関するよくある質問に回答します。

 

ベースブレッドを検索すると目につく「やばい」といわれる理由や含まれる栄養素がもたらす体への影響、さらに保管時に気になる賞味期限について詳しく解説します。

 

カビ騒動で不安を抱いた方や賞味期限が気になる方は、参考にしてください。

 

ベースブレッドが「やばい」といわれるのはなぜ?


ベースブレッドが「やばい」といわれる理由は、2つ考えられます。1つめは、カビ騒動が原因で不安に感じる方によるネガティブな意見です。

 

しかし先述したとおり、迅速な原因追究や自主回収などをおこなったことで安心感も高まりました。

 

また、再発防止に取り組み、改善策を強化したため現在は高い安全性を誇ります。

 

2つめは、購入した方の期待を上回る驚きで「やばい」といわれるポジティブな意見です。

 

ベースブレッドは、完全栄養のパンで、袋を開ければそのまま食べられるため、時間がないときの食事にも重宝します。

 

栄養価の高い料理は、さまざまな食材を使い、面倒な調理をおこなわなければならないイメージが強く、手間に感じる場合もあるでしょう。

 

SNSでも、手軽さや栄養価の高さ、豊富なフレーバーなどを高く評価する意見が多くあります。ダイエット中や栄養バランスの偏りが気になる方は、ぜひベースブレッドを試してみてください。

 

ベースブレッドは体に悪いの?

 

ベースブレッドは、体によい商品です。完全栄養のパンであるベースブレッドは、1食分で1日に必要な栄養素の3分の1が摂取できます。

 

普段の食事で不足しがちなたんぱく質や食物繊維、26種類のミネラル、ビタミンなど健康的な体づくりに役立つ栄養素がたっぷりと含まれます。

 

一方、ダイエット中に懸念される糖質や脂質は控えめであり、低カロリーに作られているため、トレーニングしている方でも罪悪感なく食べられるでしょう。

 

外食やコンビニなどで惣菜を購入する機会が多い方、自炊に手間や時間をかけたくない方はぜひベースブレッドを毎日の食事に取り入れてみてください。

 

豊富なフレーバーがあり、好みのアレンジも自由にできることから、飽きずにベースブレッドを楽しめます。

 

ベースブレッドの賞味期限はどのくらい?

 

ベースブレッドの賞味期限は、お届け希望日から約30日前後です。

 

ただし、公式サイト以外での購入は、1~2週間程度と短い場合もあるため、パッケージの裏面に記載されている賞味期限を確認してください。

 

また、開封後は当日中に食べきりましょう。

 

基本的に常温で保存可能ですが、開封前でも温度や湿度に気を付け、直射日光の当たらない風通しのよい涼しい場所を確保しましょう。

 

高温になる真夏には冷凍庫での保管もおすすめです。解凍も簡単にでき、脱酸素剤を取り出したあと、袋のまま電子レンジで加熱すればおいしく食べられます。

 

まとめ

 

出典:photoAC

 

ベースブレッドは2023年10月に、一部の商品でカビが発生する事案がありました。

 

原因追求や自己回収など迅速に対応したため、健康被害につながることはありませんでしたが、ブランドイメージが悪くなり、購入する方に不安を感じさせた問題でもありました。

 

しかし、現在は再発防止への取り組みを徹底させ、公式サイトでも製造工程や検品体制、包装デザインの変更といった情報を公開しています。

 

ベースブレッドは1食分で1日に必要な栄養素の3分の1が摂取できる完全栄養のパンです。

 

ダイエット中やトレーニングしている方はもちろん、栄養バランスの偏りが気になる方、忙しく自炊する時間が確保できない方にもおすすめなため、ぜひ試してみてください。

 

※本記事の情報は2024年12月時点のものです。

※最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。

※商品・サービスに関するお問い合わせは、サービス提供元まで直接ご連絡をお願いします。

※本記事には提携する企業のPR情報が含まれます。

 

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