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イチゴショートケーキがクリスマスケーキとして定着した理由は?|お買い物トリビア(83)

出典:photoAC(アメリカのケーキをヒントに作られたイチゴショートケーキ)


不二家は、ケーキなどの洋菓子を中心に菓子類の製造販売をする日本の老舗食品メーカーであり、創業は1910年です。不二家は、ペコちゃんやミルキーなどの人気商品で知られていますが、近年ではチョコレートやアイスクリームなどの多様な商品を展開しています。

 

不二家の創業者である藤井林右衛門さんは、アメリカで修業を積み、日本に帰国後にイチゴショートケーキを開発しました。これが、現在の日本のクリスマスケーキの原型となったのです。

 

イチゴショートケーキは、アメリカではスコーンで生クリームとイチゴを挟んだものでしたが、藤井さんは日本人の好みに合わせてスポンジに変えました。そんな不二家の定番商品のイチゴのショートケーキですが、イチゴショートケーキがクリスマスケーキとして定着した理由は、何だったのでしょうか?

 

 

お買い物トリビア「イチゴショートケーキがクリスマスケーキとして定着した理由は?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(白と赤が印象的なクリスマスケーキ)

 

正解は、「ケーキの色が雪とサンタクロースを表現しているから」でした。

 

クリスマスケーキといえば、真っ白な生クリームと真っ赤なイチゴが鮮やかに彩る、華やかな「イチゴショートケーキ」が定番ですよね。しかし、なぜイチゴショートケーキがクリスマスケーキとして定着したのでしょうか?その理由の一つは、クリスマスケーキの色が「雪とサンタクロース」を表現しているからだという説があります。

 

クリスマスと言えば、雪景色を想像する人も多いですね。真っ白な生クリームは、雪景色を連想させる純白なイメージを与えてくれます。そして、真っ赤なイチゴは、雪景色の中で映えるクリスマスの主役のサンタクロースの衣装を彷彿とさせます。

 

このように、イチゴショートケーキの鮮やかな色彩は、クリスマスの雰囲気を盛り上げる重要な要素と言えるでしょう。また、この色合いは、「紅白=おめでたい」と日本人には感じられます。このようにして、クリスマスケーキは日本の文化として定着してきたお菓子なのです。

 

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