「鹿尾菜」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (167)
出典:筆者作成
鹿の尻尾に菜っ葉。何だか共通点がよく見えてきませんが、実は煮物にするととてもおいしい食材です。鉄分がたっぷり含まれているので、体にもとてもいいですよ。
実はなぜこの漢字があてられているのかはっきりしていないのですが、形が鹿の尾の毛にそっくりという説が有力だそうです。状態がいいものはピンと跳ね上がって生えているので、確かに似ているかもしれません。
さて、鹿尾菜は何と読むでしょうか?
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難読漢字クイズ「鹿尾菜」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、鹿尾菜(ひじき)でした。
ひじきは冬から暖かくなる春にかけて、岩上に繁茂する海藻の一種です。日本で食材として扱われた歴史はとても長く、何と縄文、弥生時代にはすでに食用として重宝されていたそうです。
なお、現在一般的に流通している短くて柔らかいひじきはほぼ輸入品。日本産のひじきは100%天然のもので、馴染みがあるものよりも太くて長く、歯ごたえもしっかりしたものなんですよ。日本産のひじき、食べてみたいと思います。