指宿名物『砂むし温泉』。その砂が温かい理由とは？｜旅する雑学（128）
出典：photoAC（湯気が立ち込めるほど、温かな砂むし温泉）
鹿児島県指宿市に位置する指宿温泉。素晴らしい絶景のオーシャンビューと、南国のような気候で『東洋のハワイ』とも呼ばれる人気観光スポットです。
そんな指宿温泉の名物と言えば、やはり『砂むし温泉』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。熱を帯びた砂に埋まることで、サウナのようなデトックス効果を体感できるのが砂むし温泉です。
ところで、この砂むし温泉の砂がなぜ熱を帯びているのか、皆さんはご存じですか？
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旅する雑学「指宿名物『砂むし温泉』。その砂が温かい理由とは？」の答えはこちら。わかりましたか？
出典：photoAC（地熱は指宿の豊かな自然を支えています）
正解は、「地下に流れる『温泉熱』によって温められているから」でした。
砂むし温泉に利用される砂は、地下の温泉熱、つまり『地熱』によって温められたものです。この地熱によって温められた砂は、砂むし温泉として用いられる際には約50℃程度となっており、ぽかぽかと心地よい熱さで天然のサウナを楽しめるようになっています。
また、この地熱は観葉植物の生育に重要な役割を果たしており、指宿の豊かな自然を支えているのも見逃せないポイントです。
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