〝宝くじ〟の販売は、どうしてみずほ銀行なの?|お買い物トリビア(68)
一攫千金のチャンスがある宝くじは、大変に魅力があります。宝くじは手軽に参加できるゲームですし、販売店やインターネットで簡単に購入できますし、自分の好きな数字や記念日などを選ぶことができます。
さらに、宝くじは社会貢献にもなります。宝くじの売上の一部は、公益事業や文化事業などに使われます。宝くじを買うことで、社会に還元することができるのです。
宝くじは、当たる確率が非常に低いですから、大金を当てた場合には、人生を幸福にするために賢く使いたいものですね。そんな宝くじですが、宝くじの販売をしているのは「みずほ銀行」であることにお気づきでしょうか?宝くじの販売を担当しているのが、ほとんどがみずほ銀行であるその理由とは何でしょう?
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お買い物トリビア「〝宝くじ〟の販売は、どうしてみずほ銀行なの?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(元日本勧業銀行のみずほ銀行)
正解は、「戦後、宝くじを作ったのがみずほ銀行の前身。そして儲けが少ないから」でした。
テレビコマーシャルや街角でよく見かける宝くじの販売といえば、みずほ銀行を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。実は、みずほ銀行と宝くじには深い歴史的なつながりがあります。
宝くじは戦後の復興資金を調達するために始まったもので、そのプロデュースを担当したのがみずほ銀行の前身である日本勧業銀行の行員でした。この銀行は後に合併し、現在の「みずほ銀行」となりました。
つまり、みずほ銀行は、日本の宝くじの歴史に深く関わり、その販売を担ってきた銀行なのです。そのため、みずほ銀行は都道府県から販売業務の委託を受け続けています。
しかし、宝くじの販売は多くの労力が必要で、銀行の取り分はわずか7%に過ぎません。さらに、経費を削減しても浮いた分は自治体に返さなければなりません。つまり、みずほ銀行はビジネスとしてではなく、社会貢献として宝くじに関わっていると言えます。