松本駅前に佇む登山にまつわる僧侶の銅像。その人物とは?|旅する雑学(122)
長野観光の玄関口である松本駅前の広場には、こんこんと水が湧き出るスポットの脇に僧侶の銅像があります。雰囲気からして全国的に知られたお坊さんでも、架空の人物でもなさそうです。
松本駅前から北アルプスをじっと眺めているのが印象的なこの僧侶をご存じでしょうか?実は登山関係者にとってはとても大きな功績を残したお坊さんなんですよ。
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旅する雑学「松本駅前に佇む登山にまつわる僧侶の銅像。その人物とは?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:shutterstock(松本駅前の広場に上人は佇んでいます)
正解は、「播隆上人(ばんりゅうしょうにん)」でした。
この僧侶は、江戸時代後期の人物で、北アルプスでもひときわ目立つ槍ヶ岳に初登頂を果たしました。登山家の走りのような活動をしただけでなく、多くの人が山に登れることを願い、その後何度も槍ヶ岳に登り、その槍の穂の難所に大綱を掛けました。
また、より頑丈な鉄鎖を掛けるよう尽力したそうです。まさに登山のメッカ、松本らしい人物ですよね。