まめ得のタネ

60代。高齢の両親と同居するタイミングに迷っています|悩みを解決!(83)

出典:編集部にて作成


ひとは老若男女を問わず、悩みを抱えて生きているものです。その悩みの中には家族や親しい友人には相談しづらくて、一人で抱え込んでしまう悩みがあります。辛くて押しつぶされそうになることもありますよね。

 

でも、人に話すだけで気持ちが少し軽くなることもあります。カウンセラーは、そんなお悩みに寄り添ってお話を聞きながら、一歩を踏み出すお手伝いをしています。

 

この「悩みを解決!」シリーズでは、カウンセラーが出会ったお悩みをご紹介します。今回は、すみす先生に寄せられた相談です。参考になることが一つでもあるとうれしいです。人生は楽しくなきゃネ!

 

【今回のご相談】義母の圧迫骨折をきっかけに、同居した方が良いか迷っています

 

■年代:60性別:女性 相談カテゴリ:ストレス 悩み 暮らし

 

───今回ご紹介するのは、義母の圧迫骨折をきっかけに、同居した方が良いか迷っているというお悩みです。

 

「お義母さんから腰が痛いとの連絡があり、整形に連れて行きました。レントゲンを撮りましたが、特に異常は無いと言われ、コルセットと痛み止めを処方されました。骨に異常が無いとしたら、腰の痛みは何なのか?」

 

「腰痛の原因は、実は内臓疾患だったということもありますよね。不安に思ったので、主治医(内科)に相談して総合病院で診察してもらうことにしました。結果、脊椎圧迫骨折とのことでした。レントゲンでは映らない箇所の圧迫骨折だったようです。治療としては、コルセットで固定して、圧迫骨折を起こした部分が結合されるまで無理をしないとのことでした」

 

「義父と義母は二人で暮らしております。義母が圧迫骨折をしてからは、義父に家事などをお願いしていますが、その都度『やったことないから』と必ず言います。やったことなくても、今はやってもらわないと困ることもあり、年老いた義父に強く言ってしまうことも……。後で反省しています」

 

3ヶ月が過ぎたころには、痛みも少し軽くなってきたようで安心しました。今回のことで、介護や今後の生活について真剣に考えておかなければと思うようになりました。いずれ一緒に住もうと思ってはいます。本当に動けなくなってからより、元気なうちから一緒に住んだ方がいいのでしょうか?迷っています」

 

【お答え】介護は家族だけで考えず、支援センターなどのサポートも取り入れましょう

 

 

「圧迫骨折とは、大変痛い思いをされたと思います。回復に向かっているようで良かったですね。レントゲンでは明らかに診断できない骨折を、不顕性骨折というそうです。レントゲンでは分からず、MRI検査で骨折と診断されたという話も聞いたことがあります」

 

90代のお母様でしたので、寝たきりになってしまうことも覚悟されたとのことでした。ですが、6ヶ月を過ぎたころには、手押し車で外に散歩に出るくらいになられたそうです。人間の回復力って凄いですね。ご家族の支えも大きかったのだと思います」

 

「そのような話を聞くと、やはり一緒に住んだ方が良いのではと思ってしまうかもしれませんが、何がベストかはケースバイケースです。家族で良く話し合うことが大事だと思いますが、一緒に住もうと提案しても、まだ大丈夫と言われてしまうこともあるかと思います」

 

「まだ大丈夫は、果たして本音でしょうか?年を取ると頑固になってきますから、第三者に対しての方が、本音が出ることもあります。例えば、ケアマネジャーさんが定期的に訪問して、話し相手になってくれるといいですね。地域包括支援センターは、要介護にならないためのサポートもしてくれる場所です。一緒に住むか決める前に、気軽に相談してみると良いかと思います」

 

カウンセラー:すみす先生

 

 

楽しい婚活をモットーに、国際結婚・中高年の方をメインに結婚相談所をしております。様々な結婚への現場経験を活かして、お悩みをお持ちの方にスッキリ、爽やかな気持ちになっていただけるようにお答えしたいと思っています。

 

一般社団法人ブライダルアライアンス 東海支部理事

LINEトークCare 公式カウンセラー

■名古屋婚活 With You

 

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