まめ得のタネ

「夏越」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (148)

出典:筆者作成


みなさん、夏越の祓という行事はご存じですか。この時期、神社で「茅の輪(ちのわ)くぐり」をされる方はご存じですね。神社の参道の鳥居などに作られた茅(ちがや)の輪をくぐることで厄災を祓い清めるという行事で、日本神話のスサノオノミコトに由来すると言われる古来からの神事で、唱え歌を唱えながら、8の字に3度くぐり抜けるのが一般的と言われています。

 

この茅の輪くぐりを代表的な行事として、毎年630日に行われる神事を夏越の祓(はらえ)と言いますが、この「夏越」を何と読むでしょうか。

 

 

難読漢字クイズ「夏越」の答えはこちら。読めましたか?

 

 

正解は、夏越(なごし)でした。

 

夏越の祓は、「なごしのはらえ」と読みます。年越の祓とともに大祓(おおはらえ)の一つとして、毎年630日に執り行われます。

 

1年を半分にした6月の晦日(みそか)である630日に、半年分の心身の穢れ(けがれ)や、災厄の原因となる罪や過ちを、祓い清める儀式です。

 

年の暮れ、大晦日に一年を振り返って感謝をすることはあっても、一年のちょうど半分にあたる630日に、このような神事が行われていることを知らなかった方も多いでしょう。

 

630日は、神社に出かけてみませんか。

 

新着記事

もっと見る


ページ準備中
しばらくおまちください。