「埴猪口」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (144)
出典:筆者作成
「お前、こんなことも出来ないなんてだめじゃん!」
「こんなのおれなら余裕で出来ちゃうよ〜」
こんなことを子供の頃、言ったり言われたりしたことがある人、いるのではないでしょうか。埴猪口は、そんな意味合いをまとめたような言葉。
未熟な相手や役に立たない相手に対して使ってしまう言葉だから、使わないほうが良いと思います(喧嘩になってしまったら大変!)が、さて、埴猪口は何と読むでしょうか?
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難読漢字クイズ「埴猪口」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、埴猪口(へなちょこ)でした。
「へなちょこ」の由来は、粘土で作ったお猪口(おちょこ)からだと言われています。「へな」は粘土質の土のことです。
「へなちょこ」の語源になったお猪口は、質の悪い粘土で作られた粗末なものだったので、未熟な者という意味で「へなちょこ」というようになったという説と、軟弱なことを指す「へなへな」と落ち着きなく「ちょこちょこ」する様子から、未熟な者を示す「へなちょこ」になったという説もあるそうです。