まめ得のタネ

40代。妻の手料理が好みじゃない……どうする?|悩みを解決!(77)

出典:編集部にて作成


ひとは老若男女を問わず、悩みを抱えて生きているものです。その悩みの中には家族や親しい友人には相談しづらくて、一人で抱え込んでしまう悩みがあります。辛くて押しつぶされそうになることもありますよね。

 

でも、人に話すだけで気持ちが少し軽くなることもあります。カウンセラーは、そんなお悩みに寄り添ってお話を聞きながら、一歩を踏み出すお手伝いをしています。

 

この「悩みを解決!」シリーズでは、カウンセラーが出会ったお悩みをご紹介します。今回は、しげはる先生に寄せられた相談です。参考になることが一つでもあるとうれしいです。人生は楽しくなきゃネ!

 

【今回のご相談】念願だった結婚をして、妻の手料理を一緒に食べることが嬉しいのですが、好みの味付けに変えてほしいと言えずに困っています

 

■年代:40性別:男性 相談カテゴリ:夫婦

 

───今回ご紹介するのは、念願だった結婚をして、奥様の手料理を一緒に食べることが嬉しいけれど、好みの味付けに変えてほしいと言えずにいるというお悩みです。

 

50歳を目前に念願の結婚はできたものの、結婚生活で少し困っていることがあります。それは、妻の作る料理が私の好みではないということです。決して不味いというわけではありません」

 

「具体的に言うのは難しいですが、全体的に薄味で、もう少し濃い味付けにしてほしいな~と思っていますが言えずにいます。もしかして、私の健康を気遣って薄味にしてくれているのかもしれませんし。妻の好みの味付けだとしたら、それを変えてほしいと言うのもどうかと思いますし」

 

「妻も仕事をしています。仕事から帰って、食事の支度をしてくれる。そして二人で食事をする。結婚願望が強かったせいか、それだけで嬉しかったのだと思います。いつも『美味しい!美味しい!』と言って食べていたので、今更、美味しくないとはとても言えません」

 

「このまま、美味しいと言って食べ続けるのが良いのか? いや、それは辛くなると思います。できれば味付けを変えてほしいと思っています。でも、妻を傷つけるようなことはしたくありません。妻に嫌われずに、私の好みの味付けに変えてもらえるにはどうしたらよいのでしょうか?」

 

【お答え】「不味い」のようなネガティブ表現はせず、「美味しいけれど~」と前置きをして、自分の好みを伝えてみると良いかと思います。奥様を労う感謝の気持ちを忘れずに!

 

 

「結婚して奥様の手料理を食べることを楽しみにしている人もいると思います。夢を壊すようで申し訳ありませんが、必ずしも奥様の手料理が美味しいとは限らないのが現実です」

 

「手料理が不味くて帰りたくないとか、料理を残して険悪なムードになってしまうとか、離婚まで考えてしまうとか、切実な気持ちでいる人もいるようです。そうはなりたくないですね」

 

「思い切って正直な感想を伝えた方がよいと思いますが、奥様が傷ついてやる気をなくすようなことにならないよう、言葉選びには気を付けたいですね。不味いとか失敗作などのようなネガティブな表現はしないこと。とても美味しいけれど~と前置きをして、自分の好みを伝えてみると良いかと思います」

 

「美味しくなくても美味しいと言ってしまうのは、愛情ゆえに自然に出てくる言葉なのかもしれません。これからも、食事の支度をしてくれる奥様を労う気持ちを忘れずにいてください。その気持ちがあれば、上手く伝わると思いますよ。頑張ってくださいね」

 

カウンセラー:しげはる先生

 

 

ファンの多いコーヒー専門家が、ファンの多い婚活教育コーチとなりました。ご家族や職場の人間関係に問題を抱えた方へのアドバイスもお任せください。

喫茶店のマスターにでも話すつもりで、お話しください。あなたがたどり着きたいところに届くように、お力添えしましょう。

■ LINEトークCare 公式カウンセラー

 

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