「秋入梅」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (108)
出典:筆者作成
長い雨が続くと、洗濯物が乾かなくて困ったり、薄暗いこともあって気分まで鬱々としてきますよね。一年でいうと6月頃から7月頃くらいにかけての梅雨の時期を思い出す方も多いでしょうが、秋にもまるで梅雨のように長雨に見舞われることがあります。
それが「秋入梅」です。秋入梅(あきにゅうばい)でも間違いではありませんが、もっと美しい読み方があるのをご存じでしょうか。
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難読漢字クイズ「秋入梅」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、秋入梅(あきついり)でした。
秋の梅雨入り(つゆいり)を短縮して「あきついり」と読みます。元々「入梅」というのは梅の実が熟して長雨の季節が近づくころ、という意味がありますが、秋にも梅雨の時期と同じように雨が降り続く、その様子を指す端的な言葉です。
ただ、夏が近づく梅雨とは異なり、あまりジメジメしていません。秋梅雨は雨が降るごとに空気がきりっとして、本格的な寒さが近づく予感を感じることができます。