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【2023年最新】一人暮らしにおすすめの人気ウォーターサーバー7選!後悔しない選び方や注意点についても紹介

出典:編集部にて作成


ウォーターサーバーは、好みのタイミングでおいしく清潔な水を飲めることがメリットです。ウォーターサーバーで汲み出す水は、飲み水のほか、料理やペットの飲み水を作る際などさまざまな用途で使用できるため、設置を検討している方も多いのではないでしょうか。

 

しかし一人暮らしの場合、水の使用量が少なく、ウォーターサーバーを活用できるのか疑問を抱く方もいるでしょう。本記事では、一人暮らしでウォーターサーバーを使用するメリットやデメリット、一人暮らしにおすすめのウォーターサーバーを紹介します。ウォーターサーバーを選ぶ際のチェックポイントもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

もくじ

一人暮らしでウォーターサーバーを利用するメリット

 

出典:photoAC

 

一人暮らしでは、ウォーターサーバーを活用できないと感じる方も多いでしょう。しかし、ウォーターサーバーにはいくつかのメリットがあります。一人暮らしの方や、のちに家族構成が変わる可能性がある方でも、ウォーターサーバーで得られるメリットを紹介します。

 

安全でおいしい水を飲める

 

一人暮らしでウォーターサーバーを使用するメリットは、おいしく安全な水を気軽に飲めることです。日本では水道水の品質が高く、多くの家庭で安心して水道水を使用できます。しかし水道水は残留塩素のほか、マンションやアパートなどの住宅構造、地域によっては、水質が低下するケースもあります。水道水を直接飲む際や、料理に使用する際も、身体に影響を及ぼすリスクは0%ではありません。

 

そのため、安全でおいしいペットボトルの水を購入する方も多いでしょう。ウォーターサーバーがあるとペットボトルを購入する手間がかからず、自宅で手軽においしい安全な水を飲めます。ペットボトルの水を選ぶ際と同様に、水質や味、硬度など水の好みからウォーターサーバーを選べる楽しさもあります。

 

水を飲む習慣がつく

 

ウォーターサーバーを導入すると、人間が1日に摂取すべき量の水を手軽に飲めることがメリットです。水分補給は一度に大量の水を飲むのではなく、コップ1杯の水を1日数回に分けて飲む方法が有効だといわれています。

 

水分補給により脂質を排出すると、血流促進効果が期待できます。また糖質や塩分を排出して、高血圧や糖尿病を防ぐためにも、水分補給は大切です。水分補給を習慣にできると、健康維持につながるでしょう。

 

お湯を沸かす手間がなくなる

 

ウォーターサーバーは、冷水のみではなく温水も手軽に飲めることがメリットです。ウォーターサーバーを導入すると、お湯を沸かす手間がかからず、温かい飲み物やスープ、インスタント食品などが作れるため、飲み物や料理でお湯を使用する頻度が高い方におすすめです。

 

温水は熱湯ではなく、温かい飲み物を作る際に最適な95度前後で設定されています。熱湯が冷めるまで待つ必要はなく、ウォーターサーバーから注いですぐに飲めることが魅力です。ウォーターサーバーは、内部で水を冷やしたり保温したりするため、レバーを引くとすぐに給水できます。温水のみではなく、冷たい水を飲む際にも便利です。

 

冷たい水は冷蔵庫で冷やす、もしくは氷を入れる必要がありますが、ウォーターサーバーを使用すると好みのタイミングで冷たい水が飲めます。暑い季節に冷たい水で水分補給をできるほか、冷たい水を使用すると、手軽に粉や液体を混ぜる清涼飲料水を作れることもメリットです。

 

買い物で重い荷物を持たなくていい

 

ウォーターサーバーを導入すると、スーパーやコンビニ、酒屋などでペットボトルの水を購入する必要がありません。ペットボトルの水を購入するときに徒歩や自転車で買い物をする場合、重くかさばるため、女性や年配の方には負担がかかります。

 

ウォーターサーバーは水のボトルを使用する機種もあるものの、水が自宅に配送されるため、自宅まで運ぶ手間がかかりません。ペットボトルの水を購入している方は、買い物に行く時間や手間がかからない点がメリットです。

 

ペットボトルゴミを削減できる

 

ペットボトルの水を購入した場合と、ウォーターサーバーを比較すると、ゴミを削減できることもメリットです。ペットボトルは大きいもので2Lもあり、水の使用量が多いとゴミの量も増えます。一方ウォーターサーバーは、ボトル1つ12Lが平均的です。水の使用量が多い方でも、ペットボトルと比較すると、ボトルがゴミになる頻度は低いといえます。

 

またウォーターサーバーのボトルは、ガロンタイプとワンウェイボトルの2種類があります。ガロンタイプは、空の容器をメーカー指定の業者が回収して再使用するため、ゴミとして排出されません。ワンウェイボトルは空の容器がゴミになるものの、潰せるため資源ゴミとして排出でき、ゴミがかさばらない点がメリットです。

 

災害時の備蓄水になる

 

地震や台風などの災害が起こった際、断水で水が供給されないトラブルが起こるリスクがあります。災害に備えて、自宅に水を置いておきたいと考える方もいるでしょう。ウォーターサーバーのボトルの水は、災害時に備えて確保しておく方法もおすすめです。

 

ただし災害時の飲み水としてウォーターサーバーの水を備蓄する場合は、消費期限を守ることが大切です。消費期限が切れた場合は、新しいものを購入しなければなりません。そのため、災害時の備えにする場合は管理に手間がかかります。

 

備蓄のためにウォーターサーバーを導入するのではなく、日常的な使用を前提に導入しましょう。日頃からウォーターサーバーを使用していると、基本的には消費期限内に水を飲み切れます。そしてストックのボトルは、備蓄水として確保できます。またウォーターサーバーの水は新しく購入したものをストックとして保管し、古いボトルから使用しましょう。

 

 

一人暮らしでウォーターサーバーを利用するデメリット・注意点

 

出典:photoAC

 

一人暮らしの方は、水の使用量や部屋の間取り、広さによってはウォーターサーバーを活用できない可能性があります。そのためウォーターサーバーのデメリットや、注意点も確認しましょう。

 

設置場所やボトルの保管スペースが必要

 

ウォーターサーバーは設置スペースを確保する必要があります。一人暮らしの家で狭い場合や、部屋数が少ないと圧迫感を覚えるでしょう。また設置スペースを計測せずにウォーターサーバーを導入すると、置く場所に困ることがあるため注意が必要です。

 

さらに毎月配送されるボトルを保管するスペースも必要です。ボトルを交換する手間を考慮すると、ウォーターサーバーの近くにボトルを保管する必要があり、ある程度のスペースが必要です。

 

ウォーターサーバーを導入する前に、サーバーとボトルを置く場所をきちんと決めたうえで、邪魔にならない場所に設置しましょう。ウォーターサーバーは、コンパクトタイプや卓上タイプなどメーカーごとに種類があるため、部屋の広さに適したものを選ぶことが重要です。

 

維持費がかかる

 

ウォーターサーバーを取り扱うメーカーのなかには、毎月指定された本数のボトルを購入するノルマを設けているところがあります。毎月購入本数が決められている場合、水を使用する量と家族の人数が多い家庭であれば、問題なくノルマをクリアできるでしょう。

 

しかし一人暮らしで水の使用量が少ないと、水を消費しきれず、ボトルが溜まることがあります。とくに寒い季節は冷水を使用する量が減るため、ボトルが溜まりやすくなります。ボトルが溜まると部屋のスペースを取る可能性があるため、注意しなければなりません。

 

水の使用量が少ない方や、旅行や出張などで留守にする時間が長い方は、毎月のノルマがあるのか、ノルマがある場合は本数を消費できるのかを確認しましょう。

 

ボトルの交換やゴミ出し・回収が面倒

 

ウォーターサーバーの水のボトルは、4~18Lと重さがあります。ボトルを交換する際は、水が入ったボトルを持ち上げて交換しなければならず、身体に負担がかかることがデメリットです。女性や小柄な方は、重いボトルの交換は難しいでしょう。

 

ボトルが重いと交換できない方や、面倒だと感じる方は、水道水を使用するウォーターサーバーや、水量が少ないボトル、軽量タイプ、上部ではなく足元にボトルがあるサーバーを使用しましょう。

 

衛生的に使うにはメンテナンスが必要

 

ウォーターサーバーの内部は、メーカーや専門業者による定期的なメンテナンスで清掃します。しかしウォーターサーバーの本体や、ボトルの差し込み口、給水口、受け皿などは自身でメンテナンスをしなければなりません。給水口は空気に触れているため、ホコリや汚れが蓄積しやすく、定期的な掃除が必要です。

 

おいしい水を使用していても、ウォーターサーバーが汚れていると安心して飲めません。忙しい方は、自身でウォーターサーバーの掃除やメンテナンスをする手間がデメリットに感じるでしょう。

 

契約期間内に解約すると違約金が発生する

 

ウォーターサーバーは、指定期間内に解約した場合、違約金がかかることがデメリットです。違約金は9,900円~20,000円とメーカーごとに異なるため、契約時に確認しましょう。

 

また違約金がかかる期間内に解約をするときにほかのウォーターサーバーに交換するのであれば、違約金がキャッシュバックされる場合があります。違約金が発生しても、乗り換えキャンペーンがあるウォーターサーバーに変更すると自己負担額が減る、もしくは違約金が実質無料になります。

 

 

一人暮らしでウォーターサーバーがおすすめの方

 

出典:photoAC

 

一人暮らしでも、ウォーターサーバーは活用できます。ここからは、一人暮らしでウォーターサーバーの導入がおすすめの方の特徴を紹介します。

 

家にいる時間が長い方

 

リモートワーカーや、自宅にいる時間が長い方は、ウォーターサーバーの設置がおすすめです。ウォーターサーバーがあると、コンビニやスーパー、自動販売機に行く必要がなく、すぐにおいしい安全な水を飲めます。

 

さらに冷水と温水を使い分けることも可能で、コーヒーやスープ、インスタント食品も気軽に作れることがメリットです。リモートワークの休憩中や、昼食にも活用できるでしょう。

 

お湯をよく使う方

 

お湯を使用する機会が多い方は、ウォーターサーバーの導入がおすすめです。ウォーターサーバーは、お湯を沸かす手間がかかりません。お湯を沸かす手間や時間を短縮でき、温かい飲み物や料理を食べる機会が増え、生活が豊かになるでしょう。

 

外でペットボトル飲料をよく買う方

 

日頃からペットボトルの水を飲む機会が多い方は、ウォーターサーバーの導入がおすすめです。市販のペットボトルの水は、ゴミが増えるほか、買いに行く手間がかかります。さらに冷蔵庫で冷やす場合は、冷蔵庫内にペットボトルを入れるスペースを確保しなければなりません。またペットボトルの水をお店でまとめて購入する場合、自宅に運ぶ際に重く、手間がかかると感じる方も多いでしょう。ウォーターサーバーは、水のボトルが自宅に配送されます。

 

水道水を使用するタイプについては、ボトルも不要です。そのためお店から自宅にペットボトルの水を運ぶ手間がかかりません。マンションやアパートにお住まいでペットボトルを運ぶ作業が大変な方や、車がない方は、ウォーターサーバーがおすすめです。

 

 

一人暮らし向けのウォーターサーバーの選び方

 

出典:photoAC

 

一人暮らしでウォーターサーバーの導入を検討している方は、メーカーや機種の選び方がわからないケースもあるでしょう。そのため、一人暮らし向けのウォーターサーバーを選ぶ際の比較ポイントを紹介します。

 

コンパクト・スリム設計で設置スペースを取らないか

 

ウォーターサーバーは、専用のボトルを本体に設置する必要があり、高さがあります。通常のウォーターサーバーは床置きタイプで、高さ約100cm、幅や奥行きは約35cmです。卓上タイプのウォーターサーバーは、床置きタイプと幅や奥行きは同じですが、高さが約60cmです。

 

一人暮らしでウォーターサーバーを導入する場合は、設置するスペースの確認からはじめましょう。たとえば、一人暮らしで床置きタイプのウォーターサーバーを設置するスペースを確保できない方は、卓上タイプがおすすめです。加えて家具や家電の配置も考慮したうえで、ウォーターサーバーの種類を選びましょう。

 

さらに複数のボトルを一度で注文する場合は、ウォーターサーバー本体のみではなく、ボトルを保管する場所も必要です。通常のウォーターサーバーはボトルが10L前後と大きいため、保管するスペースが必要になります。

 

災害時の備えとしてウォーターサーバーの導入を検討している方は、一度に多くのボトルを購入しようと考える傾向にあります。しかし一人暮らしの自宅では、ボトルを置けるスペースには限りがあります。自身の水の使用量も考慮したうえで、自宅に保管できるボトルの本数、場所も決めておきましょう。

 

トータルコストが安いか

 

一人暮らしでウォーターサーバーを使用する場合、トータルのコストがいくらになるのか気になる方もいるでしょう。ウォーターサーバーは、水の費用のみでは比較できません。水の費用のほか、サーバー代やメンテナンス費用、送料、電気代がかかり、導入時には初期費用がかかることもあります。

 

・水の代金

メーカーの多くは、水をボトル単位で購入します。ボトル1本12Lで、1Lあたり約100円が相場です。ウォーターサーバーの水の使用量は、一人暮らしで月に約12.5Lです。料理にも水を使用する方は、1か月で12L以上になるケースもあるでしょう。また暑い季節と寒い季節では水の使用量が異なるため、季節ごとの水の費用も計算する必要があります。

 

・レンタル料

ウォーターサーバーは、レンタル料がかからないメーカーが多いですが、毎月レンタル料が発生するところもあります。ウォーターサーバー本体を購入するのであれば、導入時に代金を支払うのか、分割払いなのかを確認しましょう。一般的にボトルの送料は無料ですが、送料無料サービスは最低購入本数が指定されていることがあります。

 

・メンテナンス費用

メンテナンス費用は、一律無料のメーカーと、1年間で料金が決められているメーカーがあります。さらにウォーターサーバーにかかる電気代は、冷却器や温熱器などで月に約1,000円かかります。省エネモードが搭載されたウォーターサーバーは、月に約350円で使用できる機種もあります。電気代が低いメーカーもあるため、自身の水の使用量にあわせて計算しましょう。

 

・初期費用

ウォーターサーバー導入時には、初期費用がかかるメーカーがあります。事務手数料や設置費用など、費用の内訳はメーカーごとに異なるため、内訳を確認することが大切です。近年では初期費用無料のウォーターサーバーも多く、水のボトルが数本無料のプレゼントキャンペーンを実施しているところも少なくありません。

 

・違約金やキャンセル料

違約金やキャンセル料は、メーカーや申し込んだプランごとに異なるものの、指定の時間を使用せずに解約すると5,000円~10,000円程度かかります。違約金やキャンセル料が10,000円以上かかるメーカーがある一方で、違約金やキャンセル料が無料のところもあります。違約金やキャンセル料が無料でも、基本的に本体を返送する際の配送料は自己負担です。

 

またウォーターサーバーを破損させた際や、別のデザインや機種に交換を希望する場合も、違約金やキャンセル料、返送料がかかります。なお破損時と別の機種に交換する場合では、料金が異なることが多いため、キャンセル料が発生する条件をあらかじめ確認しましょう。

 

参照元:価格.com - ウォーターサーバーにかかる費用 | ウォーターサーバーの選び方 (kakaku.com)

 

ボトル交換がしやすいか

 

ウォーターサーバーに使用するボトルは、一度で使い切るワンウェイボトルタイプと、再使用できるガロンボトル(リターナブルボトル)タイプがあります。

 

ワンウェイボトルタイプは、市販のペットボトルと同じように使用できます。水の使い切り後は、自身で処分する必要があり、ダンボールや空のボトルを捨てる際の手間がかかります。しかし新しいボトルが配送されるまでボトルを自宅に保管しておく必要がありません。そのため一人暮らしで部屋のスペースが狭い方におすすめです。

 

ガロンボトルタイプは、リターナブルボトルタイプとも呼ばれています。水の使い切り後は、新しい水の配送時にボトルが回収されるため、ゴミとして破棄する必要がありません。空のボトルは回収したあとに洗浄と殺菌、再使用されます。そのため、環境に配慮したい方におすすめです。

 

配送をスキップできるか

 

出張や旅行が多い方や、水の使用量が毎月異なる方は、配送をスキップできるのかは重要です。配送のスキップサービスは、定期的に配送される水のボトルを、自身のタイミングで休止するサービスです。配送スキップサービスを活用すると、水が溜まることなくウォーターサーバーを活用できます。配送のスキップサービスがあるメーカーでは、電話やWeb上で手続き可能です。

 

注文ノルマがないか

 

ウォーターサーバーのなかでも、ワンウェイボトルタイプを取り扱うメーカーは、ボトルの注文ノルマを達成しなかった際のペナルティを設けていることがあります。レンタル料金や手数料がかかるなどのペナルティがあるため、水の使用量が不安定な方は、注文ノルマがないウォーターサーバーを選びましょう。

 

省エネモード付きで電気代を抑えられるか

 

ウォーターサーバーには、省エネモードが搭載されている機種があります。ボタンを押すのみで省エネモードに切り替わる機種や、センサーで人を感知し、留守にする時間帯に電気代を節約できる機種が人気です。ウォーターサーバーを長期間活用するためにも、電気代を抑えられる省エネモード付きの機種を選びましょう。

 

静音性が高いか

 

ウォーターサーバーから出る音は大きくはないものの、住宅の構造や設置する場所によっては音が気になる場合があるため注意しましょう。多くのウォーターサーバーは静音性が高い設計で、寝室に設置できるタイプもあります。また不安定な場所にウォーターサーバーを置くと、振動音が上や下の階、隣の部屋に響くことがあるため注意が必要です。

 

さらに壁や家電、インテリアが多い場所にウォーターサーバーを設置すると、放熱できずに故障するリスクがあります。静音性が高いウォーターサーバーでも、家具や壁に密着させると音や振動が伝わり、音が大きくなることがあるため、設置方法を工夫しましょう。

 

部屋の雰囲気に合ったデザインか

 

ウォーターサーバーは、床置きタイプや卓上タイプなど、さまざまなサイズやデザインの商品があります。床置きタイプは高さがあり、卓上タイプはコンパクトです。デザインがインテリアになじみ、ウォーターサーバーが邪魔だと感じないようなデザインとカラーの機種を選びましょう。カラーバリエーションが豊富なウォーターサーバーであれば、自宅のインテリアや雰囲気に合わせたものを選びやすいでしょう。

 

 

ウォーターサーバーの種類

 

出典:photoAC

 

ウォーターサーバーには、天然水タイプや浄水型タイプ、卓上タイプの3種類があります。水の使用量や好みの水質にあわせて選ぶことが大切です。

 

天然水タイプ

 

ウォーターサーバーの天然水は、地下水から汲み上げた天然ミネラルを含む水のことを指します。基本的に、ろ過や熱による殺菌処理は実施しているものの、人間が手を加えることはあまりなく、自然のミネラルが多く含まれていることが特徴です。メーカーごとに天然水を採水する場所は異なりますが、大手メーカーでは南阿蘇や富士山麓など、有名な場所から採水しています。

 

浄水型タイプ

 

浄水型タイプは、水道水をろ過して使用します。宅配タイプのウォーターサーバーと同様に、冷水と温水を汲みだせるシステムで、ウォーターサーバーと浄水器の魅力を組みあわせた商品です。大手メーカーも浄水型タイプの取り扱いをはじめており、注目を集めている種類です。

 

日本の水道水は、河川水やダムの水を浄水や消毒し、水道法に沿った水質基準項目を満たしているため、安心して飲めます。しかし水道水のカルキの匂いが気になる方や、アパートやマンションが貯水槽式で衛生面が心配な方もいるでしょう。また地域によっては水道水がおいしくないと感じる方も存在します。

 

浄水型タイプのウォーターサーバーは、機能性が高いフィルターを使用すると、水道水をおいしく安全に飲めることが魅力です。浄水型ウォーターサーバーは、蛇口に取り付ける浄水器に冷水と温水機能を加えた家電ともいえます。そのため浄水型タイプは、浄水器の設置を検討している方にもおすすめです。

 

卓上タイプ

 

卓上タイプの多くは、床置きタイプよりも水の容量が少ない傾向にあります。水の容量が少ないことで軽量化されており、ボトルを交換する際の負担がかかりません。とくに女性であれば、交換しやすい点は大きなメリットだといえます。さらに水の容量が少なく本体がコンパクトなため、一人暮らしに最適です。ワンルームでもスペースを取らずに設置でき、水の容量が多く飲みきれずに残る不安も解消できます。

 

 

一人暮らし向け人気おすすめウォーターサーバー7選

 

出典:photoAC

 

多くの種類があるウォーターサーバーのなかから、一人暮らし向けのおすすめ機種を紹介します。サイズや機能、特徴をチェックし、ウォーターサーバー選びの参考にしてみてください。

 

smartプラス|コスモウォーター

 

コスモウォーターのsmartプラスは、幅が30cmとコンパクトなことが特徴です。A4用紙1枚分の幅しかないため、リビングやキッチンのほか、寝室や自室などの省スペースでも設置できます。さらにボトルは足元に置けるため、水を交換する際の負担がかかりません。

 

smartプラスはボトルスライド方式で、水の取り替え作業が簡単にでき、空のボトルは小さく潰せます。またロック機能も付いており、ペットがいる家庭でも安心して使用できるでしょう。smartプラスは「常時ロック」「常時フリー」「ボタンを押した場合のみ作動」の3種類のモードから選択できます。

 

ほかにもsmartプラスは、消費電力が最大60%削減できるエコモード機能が付いています。通常の電気ポットと比較しても電気代は安く、1か月で約474円です。電気代を節約したい方にもおすすめです。

 

参照元:smartプラス - 天然水ウォーターサーバー | 宅配水ならコスモウォーター (cosmowater.com)

 

mini(ミニ)|エブリィフレシャス

 

エブリィフレシャスのmini(ミニ)は、上部に付いたタンクに水道水を注ぐのみで、簡単に使用できます。mini(ミニ)にかかる料金はレンタル代のみのため、リーズナブルな料金で使用できることが魅力です。毎月の水のボトル代や水の使用量は気にせず、ウォーターサーバーを導入したい方におすすめです。

 

また冷水と温水はサーバー内に常備でき、冷えた水のみではなく温水を使用した飲み物やスープも手軽に作れます。さらに専用のカートリッジは、塩素をはじめとした20項目以上の成分を水道水から除去できることが特徴です。

 

追加注文は必須ではなく、半年に一度自宅に無料カートリッジが届きます。カートリッジの交換は簡単で手間がかからず、常時清潔な水を汲み出せます。

 

参照元:【浄水】卓上型の小さなウォーターサーバーevery frecious mini|エブリィフレシャス<公式>

 

flows|ハミングウォーター

 

ハミングウォーターのflowsは、月額3,300円(税込)の定額制です。初回注文時のみ出荷手数料2,200円(税込)がかかります。ほかにも追加料金のないシンプルな料金プランで、ランニングコストが気になる方でも導入しやすいでしょう。

 

また冷水や常温、温水はボタンを押すのみで使い分けられ、忙しいときにも便利です。浄水フィルターは、半年に一度の交換するタイミングにあわせて自宅に届けられるため、フィルターを買い忘れる心配はありません。

 

さらにflowsはデザインがシンプルで、コンパクトなことが特徴です。インテリアの邪魔にならないデザインで、幅は26cmと小さく、場所を問わず設置できます。

 

参照元:水道水浄水型ウォーターサーバーflows(フローズ)|ハミングウォーター (hummingwater.com)

 

スリムサーバーⅢ|プレミアムウォーター

 

プレミアムウォーターのスリムサーバーⅢは、採水地で厳選した水源から汲み上げた天然水を使用しています。管理が困難な非加熱処理を導入しており、天然水ならではのまろやかな口当たりが特徴です。天然水の飲みやすさを維持した状態で自宅に届きます。スリムサーバーⅢは、飲んだ分が収縮するボトルを使用しており、空気が入りにくく衛生的なことが魅力です。

 

また温水タンクのお湯を冷水タンクに循環させる仕組みで、タンク内を殺菌できる加熱クリーンシステムが搭載されています。タンク内の水が清潔な状態に保たれているため匂いも気にならず、おいしい水を楽しめるでしょう。

 

さらにプレミアムウォーターの公式LINEや専用アプリ、マイページからボトルの休止手続きが可能です。自身のタイミングでボトルを注文できるため、水の使用量に差がある方でも導入しやすいでしょう。

 

参照元:シェアNo.1の天然水ウォーターサーバー|プレミアムウォーター (premium-water.net)

 

dewo mini(デュオミニ)|フレシャス

 

フレシャスのウォーターサーバーのなかでも、グッドデザイン賞を受賞したFRECIOUS dewo(フレシャス・デュオ)を進化させたdewo mini(デュオミニ)がとくにおすすめです。FRECIOUS dewoよりもサイズが3分の1と小さいほか、冷水と温水の使い分けができ、UV-LEDを導入しています。UV-LEDで殺菌するため、清潔な状態を維持できることが魅力です。

 

dewo miniはサイズが小さく、棚の上やカウンターに設置できます。一人暮らしの方やボトルの交換が難しい年配の方、女性の方でも使用しやすいでしょう。

 

参照元:【天然水】卓上型の小さなウォーターサーバーFRECIOUS dewo mini|フレシャス<公式>

 

クリクラFit|クリクラ

 

クリクラのクリクラFitは、コンパクトな設計が特徴です。サーバー本体は幅が24.5cmとスリムで、設置スペースを取りません。部屋のインテリアになじむのみではなく、側面にはスリットがあるため、残量も確認できるデザインです。

 

さらにチャイルドロック機能が付いており、ペットがいる自宅でも安心して使用できます。またライトはLEDで柔らかい光のため、寝室に置いても気にならないでしょう。

 

参照元:クリクラFit|商品ラインアップ(おすすめ・人気ランキング・比較)|ウォーターサーバー・宅配水ならクリクラ (crecla.jp)

 

スタンダードサーバー 卓上型|アルピナ

 

アルピナのスタンダードサーバー 卓上型は、10度以下の冷水と80度以上の温水を簡単に使い分けられます。ボタン1つで給水、給湯が可能です。またウォーターサーバーの上部に温水ロックボタンが付いていたり、操作パネルには自動チャイルドロック機能が付いたりと、ペットのいたずらによる火傷を防止できます。

 

スタンダードサーバー卓上型は、ウォーターサーバー内を常温で巡回し、1週間に一度自動でクリーニングします。ウォーターサーバー内を自動クリーニングしているときは、約3時間半ウォーターサーバーは使用できないため注意しましょう。しかしウォーターサーバー内部を自動で衛生的に保てる点は大きなメリットです。

 

ほかにも卓上型は、スタンダードサーバーと比べて約35%の電気代を節約できます。エコモードを使用すると約7~10%節約でき、最大で42%の省エネ効果が期待できます。省エネモードの使用中は温水の温度が約70度になり、省エネモードを解除すると通常の温度に戻る仕組みです。

 

さらにスタンダードサーバー卓上型のデザインは丸みがあり、コンパクトなことが魅力です。機能性が高いにもかかわらずデザインがシンプルで、キッチンやリビング、寝室など場所を問わず活用できます。

 

参照元:ウォーターサーバー|ウォーターサーバー・宅配水なら【アルピナウォーター】 (alpina-water.jp)

 

 

ウォーターサーバーとペットボトルはどちらがコスパがいい?

 

出典:photoAC

 

ウォーターサーバーと市販のペットボトルを比較した際、コストパフォーマンスがよいのはウォーターサーバーです。水500mlあたりで計算すると500mlのペットボトルは約100円ですが、ウォーターサーバーは50~90円になります。

 

ウォーターサーバーはボトル1本が12Lで設計されていることが一般的で、ボトル1本の料金目安は1,000~2,000円程度です。ボトル1本あたりの料金で見ると、ウォーターサーバーは高いと感じる方も多いでしょう。しかしスーパーやコンビニで500mlのペットボトルを購入する方が割高といえます。ペットボトルと比較すると、ウォーターサーバーの方がコストパフォーマンスや利便性が高いといえます。

 

参照元:ウォーターサーバーのメリット&デメリットを知ろう!契約後に失敗しない選び方 (waterone.jp)

 

一人暮らしにウォーターサーバーは必要?失敗例から学ぶ賢い導入術|ウォーターサーバーおすすめ10社比較!人気ランキングと選び方 (waterserver-mizu.com)

 

 

ウォーターサーバーに関するよくある質問

 

出典:photoAC

 

ウォーターサーバーを利用するにあたって、メンテナンスや留守にする際の対応などの、よくある質問を紹介します。

 

メンテナンスはどうやってすればいい?

 

ウォーターサーバーを清潔な状態で使用するためには、日頃からのメンテナンスが必要です。ウォーターサーバー本体は、キッチンペーパーや布巾を濡らして絞り、汚れを拭き取りましょう。

 

汚れがこびりついている場合は、中性洗剤をキッチンペーパーや布巾に含ませてこすり、洗剤が残らないようにきちんと拭き取ります。冷水と温水のレバーもキッチンペーパーや布巾を濡らして汚れを拭き取りましょう。細かいパーツは、歯ブラシや掃除用の小さいブラシを使用して掃除をします。

 

参照元:ウォーターサーバー本体のお手入れはどうすればいいですか? | よくあるご質問 | 天然水ウォーターサーバー・宅配水ならコスモウォーター (cosmowater.com)

 

長期間留守にするときはどうすればいい?

 

留守にする期間によって、ウォーターサーバーの取り扱い方法は異なります。数日や数週間留守にする場合は、ウォーターサーバーはそのままの状態で問題ありません。留守にする期間中は、ウォーターサーバーの電源はオフにせず、温水スイッチも入れた状態にしておきましょう。

 

1か月~2か月程度自宅を留守にする場合は、ウォーターサーバーの水をすべて使用し、空の水のボトルはセットしたまま電源を入れておきます。ウォーターサーバーを再度使用する際は、新しい水のボトルに交換し、冷水と温水をコップ3杯分捨てたあとに使用します。最初にコップ3杯分の水を捨てると注水部分に溜まっている水を処理できるため、清潔な水を汲み出せます。

 

長期間留守にする場合、ウォーターサーバー本体の電源を入れた状態でも、温水スイッチはオフにしてよいと考える方も多いのではないでしょうか。しかし温水スイッチは、ウォーターサーバーの衛生状態を維持するうえで重要な部分です。温水スイッチをオフにすると、温水タンクの水が常温に戻り、雑菌が繁殖するリスクがあります。

 

また温水スイッチをオンにしておくと、空焚きになるのではと不安を覚える方もいるでしょう。メーカーによるものの、多くのウォーターサーバーは温水タンク内部に水が残る造りになっており、空焚きは起こりません。留守にする期間が1か月以上になるときでも、温水スイッチは入れておきましょう。

 

参照元:長期不在時もウォーターサーバーの電源は切らない?留守中の取扱い方法を紹介|天然水ウォーターサーバーはプレミアムウォーター (premium-water.net)

 

ウォーターサーバーが故障した場合はどうすればいい?

 

ウォーターサーバーが故障した場合、修理の費用がかからないことが一般的です。ウォーターサーバーは買い取りタイプとレンタルタイプの2種類がありますが、故障時はいずれも無料で交換できます。ただし取扱説明書に従ってウォーターサーバーを使用しているなかで、故障や破損をした場合に限ります。

 

故意に故障や破損をさせた際や、取扱説明書どおりに使用しておらず修理が必要な状態になった場合は、サーバーの交換や修理にかかる費用は自己負担です。定期的なメンテナンスが無料のメーカーも多いため、ウォーターサーバーの導入を検討している方は、故障や破損の際の対応とメンテナンスサービスについて確認しましょう。

 

参照元:ウォーターサーバーが故障!修理費はどのくらいかかるの? | ウォーターサーバー比較Plus (waternet-inc.com)

 

 

まとめ

 

出典:photoAC

 

ウォーターサーバーは、おいしい安全な水を気軽に飲めることが魅力です。ボトルタイプは定期的に自宅に届けられるため、ペットボトルを買いに行く手間がかかりません。またペットボトルの水と比較すると、ゴミの量を削減できます。

 

さらにウォーターサーバーは冷水のみではなく、90度程度のお湯を使用できることも特徴です。ほかにもウォーターサーバーのボトルの水は、災害時の備蓄水としても役立ちます。一人暮らしの方は、ウォーターサーバーのデザインやサイズ、ボトルタイプなどを比較し、水の使用量やスペースに適したものを導入しましょう。

 

※本記事の情報は2023年2月時点のものです。

※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。

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