「玉蜀黍」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (94)
出典:筆者作成
夏の風物詩のひとつといえば夏祭りですね。夏祭りには、屋台をお目当てに行く人もいるのではないでしょうか。その屋台の中でも楽しみなのが「玉蜀黍」です。
表面にしょうゆを塗り、焦げ目がつくぐらいに焼いた玉蜀黍は食欲を湧かせます。ゆでると、黄色の実がより鮮やかになりますが、よく「蜀黍」って聞くこともあるけど、「玉」がつくと何と読むでしょう。
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難読漢字クイズ「玉蜀黍」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、玉蜀黍(とうもろこし)でした。
玉蜀黍の漢字の由来も気になりますよね。お年寄りの方の中には、とうもろこしのことを「もろこし」という方もいますが、中国から渡来した植物の名前が「もろこし」なんです。その響きとよく似ていたことから、区別させた漢字です。
中国は唐として日本では知られていますから「唐のもろこし」という当て字により「とうもろこし(玉蜀黍)」と呼ばれるようになったようです。ちなみに、もろこしは「蜀黍」と書きます。とうもろこしに玉をつけたのは、トウモロコシの別名として「玉黍」があったからです。とうもろこしって、黄金色の実がついているからそれに由来しているらしいですよ。