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「六花」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (69)

出典:筆者作成


吐く息も白くなるほどの凍える冬の日。どんよりとしたグレーの空が低く広がり、静まり返った空間にフワリと舞い落ちる雪を見つけた時の高揚感は、冬ならではの楽しみでもあります。


雪の結晶はその美しさから花(華)に例えられることがしばしばですが、雪の別称として知られる「六花」はどう読むのかご存じでしょうか?ちなみに、大片のふっくらとした雪は「花弁雪(はなびら雪)」、青空にチラチラと舞い落ちる雪粒は「風花(かざはな)」と呼ばれます。

 

 

難読漢字クイズ「六花」の答えはこちら。読めましたか?

 

 

正解は、六花(むつのはな)でした。


「りっか」や「ろっか」と呼ばれることもありますが、正式には「むつのはな」と読みます。雪の結晶のほとんどが六角形をしていることから付けられた別称です。


みぞれやヒョウなどを含めた結晶の形状は121種類もあり、中央から6方向に枝が伸びたような最も典型的な雪の結晶は「樹枝六花(じゅしろっか)」と呼ばれます。この冬は、繊細な美しさを秘めた自然の宝石「六花」にぜひ注目してみませんか?

 

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