「竜胆」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (64)
出典:筆者作成
子供の頃には、水田周辺の草地やため池の堤防などにたくさん自生していた記憶がありますが、最近ではあまり見かける機会も少なくなりました。
しかし、山々を歩く趣味をお持ちの場合、この綺麗な青紫色の花々に出会うという方もいるのではないでしょうか。
この秋に咲く青紫の花「竜胆」はキキョウとともによく知られた花ですが、何と読むかお分かりでしょうか?
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難読漢字クイズ「竜胆」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、竜胆(りんどう)でした。
りんどうの全草は苦く、特に根は大変苦くて薬用になるとされ、地方による別名は、イヤミグサ、ケロリグサなどがあり、イヤミグサは「胃病み草」の意味であるとされています。
根には配糖体であるゲンチオピクリン、アルカロイドの1種ゲンチアニン、三糖体のゲンチアノースなどを含んでおり、根は生薬のリュウタン(竜胆/龍胆)の原料のひとつとして用いられる事からも、薬としての効能に関して出来た名前と言って良いでしょう。