まめ得のタネ

気持ちが落ち込みがちな春。「プチ鬱」診断と予防のためにできること

出典:photoAC


ストレスや不安の多い現代社会。「鬱病」に悩む人が増えていますが、鬱とまではいかずとも、気分が落ち込んだり、仕事や家事などの意欲がわかないという「プチ鬱」状態に陥る方もいるのではないでしょうか。今回はこのような「プチ鬱」を予防するためにできることをお届けします。

 

 

鬱へと進む前に予防を!

 

気候の変化や職場環境の変化が激しい春は心身の不調が出やすい季節。「もしかして今の自分は鬱っぽい?」と不安に思ったことがある女性は、まず予防に取り組んでみてください。

 

 

以下に当てはまる症状がある方は「プチ鬱」に要注意

 

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最近気分が優れないという方は以下の点を確認してください。いくつか当てはまるようなら「プチ鬱」かもしれません。

 

・なんとなく毎日気分が落ち込む

・友人や知人に会うのが億劫

・仕事や家事の集中力が落ちた

・自分に自信が持てない

・夜中に目が覚めたり、ぐっすり眠れない

・食欲がなく体重が減った

 

 

「プチ鬱」を予防・緩和させる生活習慣

 

「プチ鬱」に陥りそうになったときや陥ってしまったときに、自らメンテナンスする方法を知っておくと予防に役立ちます。そこで、プチ鬱を予防・緩和させる生活習慣などをご紹介します。

 

・朝は日光を浴び、朝食をしっかり食べる

 

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セルフメンテナンスの基本となるのは規則正しい生活です。リモートワークなどで生活のリズムも変わりつつありますが、やはり朝型生活は健やかな生活への第一歩。起床時にカーテンを開けて朝の光を浴びることは大切です。

 

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また、毎日朝食を食べることも心身のリズムを作る意味でも重要。朝食には牛乳・ヨーグルトなどの乳製品やバナナがぴったり。バナナには炭水化物やビタミンB6、アミノ酸の一種「トリプトファン」が含まれています。これらは「セロトニン」の材料となる栄養素。セロトニンは自律神経の調整に関わっている脳内ホルモンの一種なので、集中力の低下や不眠に悩んでいる方は積極的にバナナを摂りセロトニンを増やすと良いでしょう。

 

・頑張り過ぎない

 

真面目な方ほど「鬱病」になりやすいとも言われています。自分が頑張り過ぎていないか客観的になってみることも忘れずに。今日やらなくていい家事や仕事は翌日にまわして大丈夫。心身が疲れている時は周囲に甘えても構わないのです。

 

・夕飯に好きなものを食べましょう

 

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夕食も魚や肉、大豆など「トリプトファン」を多く含んだ物をメインに、好きなものをおいしく食べましょう。病院などにかかっていないのであれば、過度なダイエットや無理に好きな物をガマンする必要はありません。栄養バランスを気にし過ぎるより、自分が好きなものを食べた方が元気が出るはず。

 

・休日は「自分時間」を大切に

 

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人と交流することも大切ですが、どうしても人に会いたくない日や外出したくない気分の日もありますよね。そんなときは無理せずに「自分時間」を充実させましょう。

 

平日は忙しくゆっくり入浴できない方は、時間をかけて半身浴などをして楽しんだり、好きな映画を鑑賞したり。「自分時間」を持つことは、心の疲れを取るためにも有効です。

 

 

症状がひどいときには病院へ

 

『プチ鬱っぽい』という症状を自覚していてセルフメンテナンスでも緩和が見られないようなら、一人で悩みを抱えず病院で医師に相談しましょう。

 

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