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花粉症の初期療法。今年は早めに手を打って花粉症を乗り切ろう!

出典:photoAC


そろそろ悩み始めている方もいる花粉症。春の飛散ピークは花粉の種類や地域によって差はありますが3月頃といわれています。ピークを迎える前に初期療法を行っておけば症状を軽くできますので、毎年症状が出る方は、ぜひ今年は初期療法を検討してみてはいかがでしょうか?

 

花粉症のピークは関東では3月

 

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花粉症の原因となる花粉は1年中飛散しています。春先にピークがくるスギやヒノキ科の植物だけではなく、秋にはブタクサ属などの花粉も飛散します。花粉症にはさまざまな対策がありますが、近年注目されているのが“初期療法”です。

 

 

花粉症の初期療法とは?

 

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花粉症の初期療法とは薬を用いた予防治療のことです。通常の病気は、症状が出てから治療をしますが、花粉症は症状が出る前から治療が認められているのです。症状が出ないようにするのではなく、軽くする、期間を短くする、といった効果が期待できます。初期療法は、花粉が飛ぶ少し前(2週間程度前)から薬による治療を始めるものです。花粉の飛散開始日はその年や地域でも異なるので、こまめに花粉情報をチェックして早めに対応しましょう。

 

初期療法に主に使われる薬は「抗アレルギー薬」です。くしゃみや鼻のムズムズ、目の痒みといった花粉症の症状の多くは、ヒスタミンという体内物質によって引き起こされるもの。そこで、ヒスタミンの働きを早い段階からおさえこむのが初期療法の大きな目的です。

 

ヒスタミンを抑制するには、ヒスタミン受容体をブロックして分泌をおさえる方法と、細胞からヒスタミンが放出されるのを防ぐ方法があります。初期療法で用いられる抗アレルギー薬には数種類の薬がありますので、体質との相性なども考慮し医師とよく相談しましょう。さらに、花粉症にはくしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状がありますが、どの症状が酷いかは人それぞれ。自分の症状に合った抗アレルギー薬を処方してもらわなければ、せっかくの薬も効果半減。クリニック受診時には、自分の症状の特徴を正確に伝えるようにしましょう。

 

薬について注意点

 

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抗アレルギー薬には以前ほどではありませんが、やはり副作用があります。眠気や倦怠感など感じ方には個人差がありますが、思わぬ判断力の低下からトラブルを起こしかねません。最初に薬を飲んだ日は車の運転などをせず、室内でゆっくり過ごしましょう。

 

 

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