マスクによる肌荒れを防ぐ、着用中や前後のケア方法
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昨年からマスクの着用時間が増えたことにより「肌が荒れるようになった」「吹き出ものができやすくなった」といった悩みが増えていませんか? マスク内の高温多湿な環境は、肌にとっては最悪です。マスクによる肌荒れを防ぐため、着用中や前後のお手入れ方法をご紹介しましょう。
マスクによる肌トラブルの原因はマスク内の環境にあった!
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長い時間マスクを着用すると、マスク内は高温多湿状態に陥ります。すると皮膚からは普段以上に汗や皮脂が分泌され、吹き出物などができやすくなります。マスクによる摩擦で肌荒れもしやすい状態に。
また、マスク着用時に呼吸をすることで水蒸気が発生します。この水蒸気が蒸発する際に肌の水分も一緒に奪ってしまうため、肌も乾燥しやすくなります。さらにマスク内の状態は雑菌が繁殖しやすい状態でもあり、菌のせいで肌や唇が荒れるということも考えられます。
肌荒れを防ぐための方法
少しでも肌ダメージを軽減するためにできることを、マスクの着用前や着用時、外した後といったタイミング別にご紹介します。肌荒れに悩む方はぜひ実践してみてください。
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■着用前
肌に直接触れるものなので、形や触れ心地、ゴムの強さなど自分に合うものを選びましょう。不織布マスクの場合、ガーゼを1枚内側に入れておくと肌あたりも優しくなり、ムレも軽減できますよ。また、着用前に保湿効果のあるクリームや化粧下地を塗ったり、唇に保湿タイプのリップクリームを塗っておくのもおすすめ。マスクで顔が隠れるからノーメイクでも大丈夫と思いがちですが、何も塗っていない肌は摩擦や紫外線などの刺激にとても弱いのです。メイクをしないとしても、下地や保湿クリーム、日焼け止めクリームなどは塗るようにしましょう。
■着用中
マスクを着用して外出した際は途中でマスクを外してお肌のケアを。マスクが触れる部分に保湿クリームを塗ったり、手軽に使える保湿スプレーを顔全体に吹きかけましょう。何度かマスクを外す時間を設けるのもおすすめです。飲食時はマスクを外すことができるので、休憩がてらカフェなどに入り肌を外気に触れさせてください。
■着用後
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マスクの着用に関わらず年齢的に保湿ケアは欠かせないものですが、マスク生活の中ではさらにしっかりと保湿を行いたいものです。いつものお手入れに加えて、週に何度かシートマスクをプラスしたり、まだ使っていないオイルやナイトクリームといったアイテムを投入するのもおすすめ。また、肌荒れが長引いたり、化粧水などがヒリヒリする方はマスク生活の時期だけ敏感肌用のスキンケアに変えてみるとよいでしょう。