爪は意外と見られています! お手入れを怠らず「若見え爪」を目指そう
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爪に凹凸やささくれなどがあると手もとの老い感がUPしてしまいます。 指先や足先など末端が美しい人は若々しく見えるものです。服装や髪型などの身だしなみには気を遣っているのに、爪は手抜きをしがちな方も多いですよね。レジで支払いをするときや、人に何かを渡すときなど、意外と爪は見られています。しっかりお手入れをして若見え爪を目指しましょう。
自分でできる爪のケア方法
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爪の表面の凹凸やささくれなどを“年齢のせいだから”と放置している方は意外と多いのでは? でも、専用アイテムで整えたり、うるおいケアをすることで若々しい爪を保つことができます。自分でできる爪のケア方法をご紹介しますので、ぜひ試してみましょう。
◆凹凸はバッファーで整える
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ちょっとした凹凸は爪の表面をバッファーでわずかに削ることで整えられます。バッファーとは、上の写真のようなスポンジ状のヤスリです。グリッドと呼ばれる数字が大きくなるほどヤスリの目が細かくなります。爪の表面を整えるときは220~280グリッドくらいのものを使用するとよいでしょう。過度に削ると爪を傷めたり、薄くなったりするので気をつけてください。バッファーはバラエティショップや100円ショップなどで手軽に安価で手に入りますよ。
◆ささくれは無理に剥がさない
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ささくれは無理に剥がしたりするのは厳禁です。手を清潔な状態にしてから、爪切りやハサミで切りましょう。入浴後などは皮膚が柔らかくなっているので切りやすいです。うっかり引きちぎろうとして傷を作ってしまったら、傷口から細菌が入って膿むこともあるのですぐに皮膚科を受診してください。ささくれを切った後は、ハンドクリームを爪も含めて十分に塗り保湿を忘れずに。あかぎれなどを併発している場合は、ビタミンE配合のクリームを使えば血行促進効果も期待できます。
「肥厚爪(ひこうつめ)」の放置は要注意
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肥厚爪(ひこうつめ)とは爪が分厚くなる症状をいいます。症状には2種類あり、爪そのものが厚くなる場合と、爪の下に角質が溜まって厚くなる場合があります。爪がパキッと割れやすくなったり、爪の中に空洞ができたり、剥がれやすくなります。見た目の不快さだけでなく、自分で爪切りができなくなったり、靴に当たって痛いなど日常生活に支障が出てきます。長期間に爪に何らかの圧力が加わったりすることで起きる症状で、手より足の爪で多く見られる症状です。
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原因はいくつかあります。たとえば、自分の足の形に合っていない、あるいはサイズの合わない靴を履き続けていること。女性の場合は、ハイヒールなど窮屈な靴を長期間履いていることも要因のひとつです。また、年齢を重ねるとともに人の爪は水分を失い乾燥し、弾力性を失い、厚く固くなります。そのため、肥厚爪は高齢者に多いのが特徴です。また、入浴時によく洗わなかったり、爪切りの回数が少ないと、爪と皮膚の間に老廃物が溜まりやすくなり水虫などが発生し、詰まって厚くなることもあります。
肥厚爪の対処法
肥厚爪への対処法は、実は意外に簡単で「削る」ということです。ただし、初期の段階で削らないと、自宅の爪切りやヤスリでは対処できなくなってしまいます。すると、厚くなった爪を放置し、ますます爪が厚くなり変色するという悪循環に陥ってしまいます。自宅でのケアが困難になったら、足や爪の専門家にお任せしましょう。