室内のジメジメ。かんたん湿気取りで快適な暮らし
出典:photoAC
春から秋にかけて、雨の日は湿度が上がり、ジメジメと蒸し暑く過ごしづらい時も。
そんな雨の日は、室内に洗濯物を干すため、室内は湿気がこもりがちになります。しかし、その湿気を放置したままにしていると、人体に悪影響が及ぶだけでなく、室内では「カビが生えていた!」なんてこともあるかと思います。
今回は、今すぐできる「まめ得」な湿気対策で、快適な暮らしを目指せる方法をご紹介します。
湿気のこもる場所はカビの温床に
出典:筆者にて撮影(湿度計)
快適な暮らしに適している湿度は、40~60%といわれており、家庭に湿度を測る時計や湿度計があれば、ぜひチェックしてみてください。
家の中とはいえ、案外、湿気がこもりやすい場所がたくさんあります。例えば、浴室などの水回りや、普段開け閉めしない押入れ、日当たりの悪い北側の部屋などが該当します。
特に油断しがちな押入れなどの収納スペースでは、布団や鞄、衣服にカビが生えていたなんて経験をしている方もいると思います。このようなカビの温床になりやすい場所では、湿気対策がとても重要です。
すぐできる!かんたん湿気取り
①扇風機(サーキュレーター)
出典:筆者にて撮影(扇風機による換気)
湿気をこもらせないためにも、部屋の中の空気を循環させる「換気」が大事です。そこで使うのが扇風機。押し入れに向けて風を送ったり、窓側に置き、外の空気を取り込んで空気の循環を促します。強い雨でない限りは少し窓を開けて、少しの時間だけでも空気を取り入れてみましょう。
②乾燥剤
出典:筆者にて撮影(乾燥剤による革製品のカビ予防)
お菓子や海苔などに入っている乾燥剤(シリカゲル)が湿気取りに役に立ちます。普段なら捨ててしまう乾燥剤ですが、靴や鞄などの湿気取りにとても重宝します。保存袋に集めておけば、湿気の気になる時に必要な場所へ入れるだけ。乾燥剤の色が変わっていれば、すぐに交換しましょう。
③重曹
出典:筆者にて撮影(重曹による靴箱の除湿)
掃除などに使用する方が多い重曹ですが、実は湿気取りにも効果があります。重曹を大きな口の容器に入れ、空気を通しやすいガーゼなどで蓋をして、気になる場所へ置いておくだけ。交換の目安は粉が固まってきたら。固まった重曹は掃除に使えば、ムダもありません。
まとめ
筆者は、山と川が近くにある湿気の多い環境に住んでおり、梅雨時期になると湿度計は60%超えが多々あります。以前、カビが生えて革製品をダメにしてしまった経験があります。
それ以来、湿気対策を心がけるようになり、一年を通してカビの温床を作らない快適な暮らしを目指しています。今すぐできる湿気取りばかりなので、湿気が気になる時はお試しください。