孫にあげたいおすすめ絵本!年齢別にまとめました【3~6歳児】
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※0~2歳児のおすすめ絵本は、「孫にあげたいおすすめ絵本!年齢別にまとめました【0~2歳児】」をご覧ください。
絵本は、子どもと読み手のコミュニケーションを深めてくれる素敵なアイテムです。
また絵本を読むことで、子どもは想像力や語彙力を伸ばしていきます。
けれど、絵本をお孫さんにプレゼントしようと本屋さんに行ったとき、ズラーッと並んだ大量の絵本を前に、「孫にピッタリの絵本はどれなんだろう?」と迷ってしまったことはありませんか。
絵本を選ぶコツ。それは、お孫さんの年齢ごとの成長や発達段階に合わせることです。
そこで今回は、3~6歳児向けのおすすめ絵本の特徴や、プレゼントで喜ばれる絵本の参考例について、保育士資格をもつ筆者が紹介します。
子どもが喜ぶ絵本の特徴【年齢別】
この年代の子どもは脳をはじめとする神経系がどんどん発達していくので、年齢ごとにおすすめの絵本も変化していきます。
具体的な特徴は、以下の通りになります。
年 齢 |
子どもが喜ぶ絵本の特徴 |
3歳 |
・少しだけストーリーがある ・物語に繰り返しがある |
4歳 |
・子どもが自分と登場人物を重ねられる ・面白い、ちょっと怖い、など想像力を膨らませながら読める |
5~6歳 |
・少し長めのストーリー ・謎解きや冒険ものなど、想像力をかきたてるもの |
この特徴をふまえて絵本を選んでみてください。
お孫さんはきっと絵本に夢中になってくれます。
読み聞かせをしてあげると、更に効果的ですよ!
プレゼントの参考例
では、具体的にはどのような絵本があるのでしょう。参考までに何冊か紹介しますね。
①3歳
てぶくろ(エウゲーニー・M・ラチョフ作 福音館書店)
出典:てぶくろ|福音館書店
おじいさんが落とした手袋に、様々な動物が住みついていきます。
そのうちどんどん大きな動物が集まってきて……!というストーリーです。
「ぼくもいれて」「どうぞ」という繰り返される動物たちのやりとりに、子どもは安心して物語に没頭していきます。
②4歳
こんとあき(林明子作 福音館書店)
出典:こんとあき|福音館書店
「あき」の誕生と成長を見守るために、おばあちゃんが作ってくれたぬいぐるみの「こん」。
こんのうでがほつれてしまったために、「あき」と「こん」は遠く離れたおばあちゃんのお家まで直してもらいに行くという物語です。
絵本を読んでいる自分より、ちょっとだけお姉さんの「あき」が「こん」と二人で旅する姿に、子どもたちが夢中になります。
③5~6歳
りんごかもしれない(ヨシタケシンスケ作 ブロンズ新社)
テーブルの上のおいてあるりんご。でもこれはもしかしたらりんごではないかもしれない…というところからお話が始まります。
りんご1つから奇想天外な発想が次々飛び出てきて、想像することがどんどん楽しくなっていく絵本です。
まとめ
絵本は子どもの様々な能力を伸ばすとともに、読み聞かせてくれる人と子どもの気持ちを近づけてくれる素敵なアイテムです。
この記事を参考にしていただき、ぜひ、お孫さんに絵本をプレゼントしてあげてくださいね。
そして、もうひとつ大切なことは、楽しく読んであげること。ぜひ、読み聞かせもしてあげてください。