お買物探偵団

今治市優樹の里TORO TORO温州蜜柑ジュース。有機栽培みかんの美味しさがとろり|からだに美味しいお取り寄せ(48)

出典:優樹の里

 

薬膳においてみかんはストレスの改善におすすめ。その香りが気の巡りをスムーズにして、リラックスさせてくれる働きがあるのです。胃の不調に役立つ効能もあります。胃の消化吸収能力を高めて食欲を増進し、胃の張りや腹部膨満感を改善します。また、風邪の予防や咳止めにもよいので、これからの時期、積極的に取り入れたいフルーツなのです。

 

今回は、驚くほどの「トロトロ感」が魅力の、絶品みかんジュースをご紹介します。

 

食の安全を大切に。有機栽培へのチャレンジ

 

出典:筆者にて作成

 

全国トップクラスのみかん生産量を誇る愛媛県。「しまなみ海道」の四国の玄関口でもある今治市も、温暖な気候と水はけがよい土壌に恵まれ、みかん栽培が盛んです。日照時間が長く、瀬戸内からの潮風が育んだミネラル豊富な土が作り出すみかんは、濃く、ジューシーな味わいに仕上がります。

 

この地で、県外でも高い評価を誇るオーガニックみかんを育てているのが「優樹の里」。大西町山之内地区でみかんをはじめとするかんきつ類などを栽培する生産者グループです。

 

出典:映像⽂化⾰新機構(優樹の里は、海を見下ろす今治市大西町山之内地区にある)

 

「後継者のいない園地や放棄された農地を借り受け、再生しながら、農薬を使わず自然にやさしい環境保全型に取り組んでいます」と語るのは代表であり、自身でも有機JAS認定を取得した「井上果樹園」を運営する井上守さん。

 

出典:優樹の里(井上守さん。有機栽培技術の継承と普及に努める)

 

井上さんはそもそも、サラリーマンでした。みかん栽培を行っていた義父が亡くなり、後継者がいなかったことをきっかけに、2010年、それまでまったく無縁だった農業の世界に飛び込んだのです。不安はなかったのでしょうか?

 

「もともと、わたしは食の安全性に関心がありました。義父は有機栽培に熱心に取り組んでいたので、これは絶やしてはいけないと思ったんです」と井上さん。「有機栽培でなかったら継いでいなかったかもしれません」。

 

とはいえ「最初は大変でした」と井上さん。農業は素人。ましてや有機栽培。しかも教えてくれる義父は、もういない。「まったくの独学で、手探りで栽培をスタートしました」と振り返ります。失敗の連続で経営が安定しないため、当初は兼業農家だったものの、トライ&エラーを重ねて、5年目から専業に。安定した収量を生産できるようになったそうです。

 

有機栽培でみかんを育てるのは大変なこと。無農薬のため、「365日、草との戦い」。「除草剤を使わないので、ひたすら草刈りです」と苦笑する井上さん。

 

出典:映像文化革新機構(除草前の畑。このとおり、ぼうぼうに生えた草を刈り取らなければならない)

 

虫との戦いもあります。病害虫対策は、畑でとれたヨモギやスギナなどを発酵させて土着菌類を活用した「青草エキス」を樹々に散布して予防しています。

 

出典:映像文化革新機構(かんきつの木に鳥の巣がかかっているのは、安心安全な畑の証)

 

病気に負けない健康なみかんを作るためには、肥料も大切。もちろん化学肥料は使いません。米ぬか、油かす、魚粉、骨粉、海水を混ぜ、自家製の大豆由来の乳酸菌を加えて発酵させた、「ぼかし肥料」とよばれる肥料を使用。

 

「なるだけ自然に近い状態で育てたい。何もしなくて育つならば、手を入れずにそのままにしておきたいくらいですが、自然のままでは美味しくならないのでね(笑)」と井上さんは語ります。手間はかかりますが、いっさい妥協はなし。「自然にも人にもやさしく安心できる農業」の理念はゆるぎません。

 

出典:優樹の里(収穫の時を迎え、たわわに実る、健やかに育った有機栽培のみかん)

 

どこか「なつかしい味わい」の絶品みかん

 

就農した当初は販路もあまりなかったという井上さんですが、手塩にかけて育てたみかんの味わいは県外のオーガニック専門店を中心に、高い評価を得るようになりました。「みかん本来の味がして美味しい」「なつかしいみかんの味がする」というファンが多いのだそう。

 

出典:映像文化革新機構(全国に多くのファンをもつ、井上さんのみかん)

 

「とくにみかんをふだん食べない、という方が美味しいと言ってくださるのがうれしいですね」と井上さん。「あまりくだものを食べない子どもが、食べてくれるそうです。『食べだすととまらないから隠したの』とおっしゃるお客様がいらっしゃいました」と笑顔で語ります。

 

ちいさな太陽のようなみかんを食べてみました。たしかに、どこか「なつかしいみかん」の味。

 

出典:優樹の里(ジューシーでコクがあり、やさしい味わいのみかん)

 

やさしくて、まあるくて、みずみずしくかどのないナチュラルな甘み。そのあとにふわっとした酸味。子どものころ、こたつで食べたみかんを思い出します。なんだか、食べるごとにニコッと笑顔になってしまうみかん。「日本人の幸せ」のような味わいです。

 

チームで後継者不足を解決。今治のかんきつ生産を広げたい

 

果樹園を軌道に乗せた井上さんにとって、気がかりなことがありました。「後継者不足」です。

 

「いまこのあたりで農業を営むメインの世代は、7080代です」と井上さん。後継者がいないため、近年どんどん耕作放棄地が増え、環境が荒れていく危機感を募らせていました。

 

後継者不足を解決し、今治のかんきつ生産を拡張していきたい。一緒に活動するネットワークが構築できたら……。井上さんは立ち上がりました。

 

想いに共感してくれた県内外の支援者たちとともに、後継者不在の園地や、放棄された農地を借り受け、かんきつ類を協働で育てるグループ「優樹の里」を2016年に発足したのです。優樹の里という名前には、「自然にも人にも優しい有機農業に勇気をもってチャレンジする」という井上さんの想いがこめられています。

 

当初は農作業自体は井上さんのみでスタート、現在は独立就農を目指す4名のメンバーが参加して農作業を実施。
園地を増やし続けています。

 

出典:映像文化革新機構(優樹の里では、現在6ヘクタールほどの農地でかんきつ類栽培を行う)

 

「農薬を使わない有機栽培は技術の継承が難しい。後継者の育成にも努めています。メンバーには新規就農した若手もいます。次世代までこの自然を守る取り組みをつないでいきたいですね」と井上さんは語ります。

 

出典:映像文化革新機構(優樹の里では、定植体験などのツアーも受け入れている)

 

規格外のみかんを、「とろとろ」の美味しいジュースに

 

優樹の里では、現在約50種類のかんきつを作っていますが、井上さんが頭を悩ませていたことがあります。それは「商品にならない、みかん」。

 

「有機栽培の場合、3割以上が商品にならないんです」。

 

無農薬の有機栽培では、どうしても病害虫の影響を受けやすく「傷ひとつないぴかぴかのみかん」を作るのはとても難しいのです。

 

味にはまったく問題がないのに見た目が悪いだけで商品価値がなくなり、廃棄されるしかないみかん。その量はひどいときには全収量の半数にも及ぶのだそうです。

 

「心を込めて作ったみかんをムダにしたくはありませんでした」と井上さん。

 

なんとかしたいと加工場を建て、ジュースの製造をスタート。「大地の贈り物 TORO TORO温州蜜柑ジュース」が完成しました。

 

出典:優樹の里(規格外の温州みかんで作られた、大地の贈り物 TORO TORO温州蜜柑ジュース)

 

ジュース加工にも徹底的にこだわりました。ていねいに温州みかんの実を洗って皮をむき、適切なサイズにカットしてから、独自の搾汁方法でジュースにします。

 

出典:優樹の里(機械導入直後の試験搾汁を行う、優樹の里のメンバー)

 

果肉成分が多く、ジュースが入ったボトルの底にたっぷりと沈殿するほど。商品名のとおり「とろとろ」。なめらかなとろみがあるのが特徴です。

 

出典:優樹の里(独自の製法で、果肉がたっぷりのジュースが仕上がる)

 

飲んでみると、たしかにとろとろ。テクスチャーとしては「とろっとした、トマトジュース」に近い感じです。

 

出典:筆者にて撮影(グラスに入れると、とろっと感が際立つTORO TORO温州蜜柑ジュース)

 

たっぷりの果肉をふくんだなめらかな果汁は、ひたすらにまろやか。1ミリも角がない。でももったりした感じではなくコクはあるのに、後味はスッキリ。

 

美味しいみかんジュースはいろいろありますが、そのどれとも違う感じ。「濃厚」「甘みが豊か」。そういう形容詞では語れない、ナチュラルな「スムーズ」感。

 

細胞になじんで、するするとからだにやさしく吸い込まれる。からだへのアタックがまったくない感じです。飲み終わるとほっとする。健やかに育ったみかんのパワーがからだにみなぎる感じがします。

 

こだわりのジュースは、飲んだ人が美味しさに驚くそう。そして味わいの感想は「なつかしいみかんの味がする」。果実そのものと同じ言葉を多く聞くことが多いというのは、「まるごとの美味しさが」ギュッとつまっている証のようです。

 

このとろっと感はお料理に使ってもよさそう……。TORO TORO温州蜜柑ジュースで薬膳メニューを作ってみました。

 

まず、「ホタテのみかんゼリードレッシングカルパッチョ」。ストレス解消に役立つホタテと組み合わせたレシピです。

 

出典:筆者にて撮影(ホタテのみかんゼリードレッシングカルパッチョ。白ワインのおともにもぴったり)

 

TORO TORO温州蜜柑ジュースをゼラチンで固めてゼリーに。もちろん、これだけで果肉たっぷりのザクザクした食感が楽しい、美味しいみかんゼリーができあがりますが、今回はドレッシングに。

 

オリーブオイル、白ワインビネガー、塩を混ぜて作ったドレッシングに、みかんゼリーを崩し入れて、器にスライスして並べたホタテの上にかけます。

 

ねっとり柔らかなホタテの味わいを、果汁みっしり、とろっとしたジュレ状のみかんが華やかに引き立てます。

 

もう一品は、「チキンのみかんハーブ煮」。気を補う鶏肉、みかん同様ストレス解消によいハーブを使った、リラックスによい薬膳レシピです。

 

作り方はカンタン。鶏手羽元をこんがり焼いてたまねぎも合わせて炒め、チキンコンソメ、ローズマリーを加えたみかんジュースでことこと煮込みます。

 

やわらかく、みかんのジューシーさが加わった鶏肉はさわやかな味わい。みかんとハーブの香りで、食べているうちにストレスが吹き飛ぶような美味しさです。

 

出典:筆者にて撮影(チキンのみかんハーブ煮。TORO TORO温州蜜柑ジュースを使うと、煮汁がとろっとチキンにからむのも魅力)

 

魅惑の「とろとろ」みかんジュースで、健やかなみかんの恵みを味わってみてください。

 

 

■大地の贈り物 TORO TORO温州蜜柑ジュースは、優樹の里オンラインショップでお買い求めください。

優樹の里の公式サイトにもお立ち寄りください。

 

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