お肉をこねた後に油は、「○○」を手にまぶすとヌメリがとれる
出典:photoAC
料理中にお肉を触った後、手についた脂がなかなか落ちないことはありませんか?とくにハンバーグをつくった後は、ヌメリやべたつきがなかなかとれないですよね。お肉の頑固な脂は、あるものを使う簡単に落とすことができますよ。
手についた脂は「砂糖」で落ちる!
出典:筆者にて撮影(挽肉料理をすると手が脂まみれ)
洗剤をつけて何度もこすっても、手についてしまった脂が落ちない…。そんなときは、だまされたと思って「砂糖」を手につけてすり合わせてみてください。砂糖をこすっているうちに、あれだけ頑固だった脂をキレイさっぱり落とすことができます
洗剤でもない、調味料の「砂糖」で脂がすっきりと落とせるのはなぜでしょうか?
砂糖そのものには、洗剤のような洗浄力はありません。脂を落とせるのは、砂糖の吸着力によるものです。砂糖は脂を吸収しやすい性質があるため、手についた脂を簡単に落とすことができるのです。
砂糖で手についた脂を落とす手順
出典:筆者にて撮影(予め準備しておいた砂糖)
ではさっそく、砂糖を使って脂を落とす方法をご紹介しましょう。
①調理前に砂糖を小皿などに用意しておく
②脂で汚れた手に砂糖を小さじ1程度載せる
③手全体に砂糖をまんべんなくすり合わせる
④砂糖ごとしっかりお湯で洗い流す
⑤少量の洗剤や石鹸で手をさっと洗う
これだけで、今まで苦労していた脂が簡単に落とせます。でも、手が脂で汚れてから、砂糖を取りだすのは大変ですよね。
このテクニックを使うときは、あらかじめ小皿などに砂糖を入れて、準備しておくと便利です。砂糖の量は小さじ1が目安ではありますが、足りない場合もあるので、少し多めに用意しておくことをおすすめします。ちなみに砂糖の種類は問いません。白砂糖や三温糖など、普段調理に使っているもので十分です。
一回でヌメリがなくならない場合は、もう一度同じ手順で手を洗ってみてください。
まとめ
筆者も以前、脂汚れを落とすために大量の洗剤や石鹸を使っていました。砂糖で落とせることを知ってからは、お肉料理を作る前に必ず、砂糖を準備するようになりました。
砂糖を使えば少しの洗剤や石鹸で落とせるうえに、手荒れもしにくくなって、保湿クリームの利用量も減って、ちょっとお得な気分になりました。
手が脂まみれになる料理も、砂糖を使えばストレスなく作れるようになる、まめ得なテクニックでした。