炊飯器でトロ旨チャーシュー作り方・レシピ
出典:筆者にて撮影(炊飯器で本格的なチャーシューが作れます)
炊飯器でチャーシューが作れるって知っていました?
ラーメンやチャーハンには必ずといっていいほど入っているチャーシュー。
脇役にも関わらず、主役を飲み込んでしまうほどの美味しさは、老若男女を問わず多くの人に愛されています。
例えば、普通のラーメンに加え、チャーシュー麺というメニューがあるところからも、その人気が窺えます。実際、肉の旨みが染み込んだチャーシューは、高級な牛肉のステーキに勝るとも劣らず美味しいですもんね。
そんなチャーシューですが、意外にも外食以外では食べる機会が少ない食べ物ですよね。
家でチャーハンを作るときも、市販のチャーシューを買って入れる人が圧倒的に多いかと思います。しかし、パサパサなものが多く、お店で食べるジューシーなチャーシューはなかなか味わえません。だったら身近にある炊飯器を使って、自分で作ってしまおうというのが今回のテーマ。
炊飯器を使えば、簡単に本格的なチャーシューを手作りすることができますよ。
もくじ
炊飯器で手作りチャーシューのレシピ
使用する調味料は、どこの家庭にもある一般的なものばかり。食材は、豚肉、長ネギ、ニンニク、生姜とたったこれだけ。
あとは炊飯器があれば、約2時間で本格的な美味しいチャーシューを作ることができます。
<炊飯器で手作りチャーシュー材料>
・豚肩ロース肉 400~500gのかたまり(多くのスーパーで糸を巻いているものが売られているため、それを選んでください。ない場合は、タコ糸で縛ってください)
・長ネギ2本分 青い部分を切り取る
・ニンニク 1~2かけ(すりおろしも可)
・生姜 1~2かけ(すりおろしも可)
・酒 100cc
・醤油 50cc
・みりん 50cc
・水 100cc
・三温糖 50g(人工甘味料や上白糖も可)
出典:筆者にて撮影(炊飯器で手作りチャーシューを作る時の材料はたったこれだけ)
炊飯器を使った手作りチャーシュー作り方
① 豚肉の表面にフォークを刺す(炊飯器でトロ旨チャーシュー)
最初に、豚肉の表面にフォークを刺して、10箇所ほど穴を開けておきます。
② 焦げ目が付くくらい焼く(炊飯器でトロ旨チャーシュー)
次に、油をひいたフライパンに豚肩ロース肉を入れ、外側に焦げ目がつくくらい焼きます。タコ糸が巻いてあっても問題ないので、外さずそのまま焼いてください。
出典:筆者にて撮影(全体的に焼き目をつけてください)
③ 炊飯器に入れる(炊飯器でトロ旨チャーシュー)
全ての調味料を加えて、よく混ぜ合わせます。その後、表面に焼き目がついた肉を炊飯器の中に入れます。
出典:筆者にて撮影(青ネギは肉の臭みを取ってくれます)
④ 炊飯器のスイッチをON!(炊飯器でトロ旨チャーシュー)
炊飯器のスイッチをオンにします。このとき、調理モードがあればそちらを、ない場合は通常のご飯を炊くモードにしておいてください。
※炊飯器によってはご飯を炊く以外の用途で使用することを推奨していないものもありますので、事前にご確認ください。
⑤ 保温モードで蒸らす(炊飯器でトロ旨チャーシュー)
炊き上がったら、蓋を開け、肉を裏返して蓋をします。そのまま保温モードの状態で1時間ほど蒸らしてください。
出典:筆者にて撮影(青ネギはトロトロに、ニンニク、生姜は原型を留めてなく、タレに染み込んでいます)
⑥ 冷まして完成(炊飯器でトロ旨チャーシュー)
肉を取り出して、冷ませば脂身がトロトロの本格チャーシューの完成です。お好みの大きさにスライスしてお召し上がりください。
出典:筆者にて撮影(中までタレが染み込んで、お店のような味わいが楽しめます)
筆者は過去に何度も炊飯器チャーシューを作ってみましたが、上記の基本レシピで使用した食材や調味料の他にさまざまなものを使って作りました。
中でも、オイスターソースやハチミツを加えるとコクが増すことを発見。入れすぎは注意ですが、より濃厚な味わいを求める人にはオススメです。
また、シナモンをひとかけ入れることによって、さらに香りが強くなるので、肉の臭みが苦手な人はぜひ加えてみてください。
なお今回撮影用に作ったチャーシューを使って、チャーハンを作ってみました。普段ですと、チャーシューが数えるほどしか入っていないチャーハンも一気に贅沢な味に。自分で作るとチャーシュー無制限食べができますので、ぜひ至福のひとときを味わってみてください。
出典:筆者にて撮影(チャーハンの隠し味に煮汁を入れたら、あまりの美味しさに感動)
炊飯器を使った手作りチャーシューの作り方のまとめ
通常チャーシューを作る場合は、火加減、茹で加減を常に見ながら調理をしますが、炊飯器があればラクラク調理をすることができます。
ぜひ一度試していただき、贅沢なチャーシュー入りのラーメンやチャーハンをご自宅で味わってみてくださいね。